ガギュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!
麟「隠岐奈ぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ブアッ!!
麟「摩多羅隠岐奈ぁっ!どこだっ!出て来やがれぇぇぇっ!!」
「「俺は貴様が許せねえぇぇぇぇぇぇっ!!」」 グオォォォォォォォォォォッ!!!
ヒュゥゥゥゥ…
麟「(バッ‼)来たかっ!」
俺の頭上から、ターゲットがゆっくりと降下してきた。
隠「最大限までに強化した、あの4人をものの十数分で倒したのか…!?」
あの程度で最大限の強化か…
麟「ふっ…口だけは達者なトーシロばかりをよくかき集めたもんだな?まったくお笑いだ…。レミリアやフラン、それに霊夢達も見たらあいつらもさぞ大いに笑うだろう」
隠「(ピクッ…)…華咲よ、彼女達は私の忠実な部下だ」
麟「あんなのはただのKA☆KA☆SIでしかない。俺なら貴様が瞬きをしている間に皆殺しに出来る。それを覚えておくといい」
隠「ふっ…あいつらを倒したことは褒めてやる。…だが、この秘神・摩多羅隠岐奈を本気で倒せると思っているのか?」
麟「貴様が神だろうと、俺がやる事は1つだ。…貴様を仕留める!」
隠「そうか…。おっと忘れていた、貴様が負ける前にもう1つショックな事を話しておこう」
麟「ショックな話だと?」
隠「貴様はもう…人間ではない…」
麟「(ピクッ…)何…?どういう意味だ」
俺が人間ではないだと…?一体、何を言っている?
隠「ミラージュ・ワゾー…あの形態は神の気を纏って戦う姿…。貴様があの形態に変身すればするほどに、貴様の身体は人間から、妖怪や妖精…まして神ですらない異形の種族へなり替わろうとしている、私の部下になればその進行を止める事が出来るのだ」
人間でも、妖怪でも、妖精でも神でもない異形の存在…か。
麟「ふっ…だったらどうだと言うんだ?」
隠「…!?き、貴様…自分が異形の存在になりかけている事が怖くないのか!?」
麟「そんな事はとっくになんとなく分かっていた。吸血鬼を負かし、鬼すらを退け、挙句の果てには神すらも超越するこの力…うすうすは勘づいていたさ…」
隠「では私の部下となれ、さすればその進行を止めてや…」
麟「断る!」
隠「…何っ!?い、今なんと…!?」
麟「断ると言った!」 ズバッ
隠「き、貴様…人の話を聞いていたのか!?貴様は異形の存在へとなり替わりつつある、下手をすれば貴様も退治の対象になりかねんのだぞ!?」
麟「だったらどうした!貴様が何と言おうと俺は人間だ!今も、あの時も、そして…これからもな!俺が化け物になるか否かは俺自身の意思で決める事だ。貴様がどうこう言おうが俺には関係の無い事だ!」
隠「わ、私は異形の存在になる前に最後の忠告をしているのだぞ!?貴様が痛い目をも無いように私の部下になれば貴様は博麗の巫女から退治されることはないというのにどうし…」
麟「隙ありぃっ!!!」 グァッ!!!
ドグァッ!!!
隠「ごあっ!?(ドサッ…ズザザザァァァァッ…!)ぐあぁぁぁぁぁっ…!」
ねちねちとくだらない話を口うるさくと繰り返すので、話の途中で摩多羅隠岐奈を思い切りぶん殴ってやった。
麟「ふんっ…すまねぇな?"ガラ空き"だったもんでよ。さぁ…かかって来いよ摩多羅隠岐奈…(クイクイ)貴様の理屈や話はもう聞き飽きた!さっさと俺を捻り潰してみろよ!」
隠「(ムクリ…)き、貴様ぁ…!?秘神たるこの摩多羅隠岐奈を2度も殴るとは…!しかも神のありがたい言葉の最中だとのに…!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
麟「はぁ…こいつもあの時の神奈子さんみたいな事を…」
どうして神というものはどいつもこいつも最初は上から目線から物を言うのかねぇ…?神だから?それともこの世界を生み出した存在だから?いずれにせよ、奴がそのどちらかに該当しようが、こんなくだらない異変を起こして良い理由にはならない。
隠「秘神たるこの私に傷を負わせるなど…不遜!無知!傲慢!たかが人間如きがぁぁぁぁっ!!」 ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!
ビュゥゥゥゥッ…!!
麟「…少しは本気を出してきたってわけか」
摩多羅隠岐奈は自身に傷を2度も負わせた俺に対しての激しい憎悪と怒りを爆発させたことによって凄まじいオーラを放っていた。
麟(こいつはちょっとばかしヤバいか…?)
隠「(ゴゴゴゴゴゴゴゴ…)もう貴様の懺悔は聞かんぞ…華咲歌音!」
麟「…言ったはずだ!俺は…俺は華月麟だっ!!はぁっ!!!」 ギャウゥゥゥゥッ!!!
・力を開放
SET!!
麟「はぁぁぁぁぁぁっ…!!!」 グゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!
隠「ほう?なかなかのパワーだ…」
麟「(キッ…!)はぁっ!!!」 ドガァァァァァンッ!!!
グオォォォォォォォォォォッ!!!!!
BOOST MARK Ⅲ
「「ファータモガーナ・フォーゲル!!」 バオォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!
READY? FIGHT!
隠「それがファータモガーナ・フォーゲルか…。なかなかに素晴らしいパワーではあるが…そんな力でこの私に勝てると思うのか?ミラージュ・ワゾーに変身すれば、多少なりとも私に勝てる可能性があるのだぞ?」
麟「言ったはずだ…俺は人間だとな。それに、ミラージュ・ワゾーが神の力だと言うのなら…俺は、人間の力であるこのファータモガーナ・フォーゲルで貴様を倒す!」
隠「ふっ…」 キッ…!
・鋭い眼光
麟「…!?」 ビクッ
隠(バッ!!!)
・両腕を大きく広げ
「「見よ!聞け!語れ!秘神の真なる魔力が貴様の障碍となり、貴様を滅ぼすだろう!!」」
麟「(グググッ…)隠岐奈ぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 ガギュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!
隠「華咲ぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!」 ガギュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!
ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!!
麟・隠
「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」」
カッ…!!! ドガァァァァァァァァァァァンッ!!!!
彼のこれからを左右する運命の決戦の火蓋が、今ここに切って落とされた…!