華月麟の幻想記   作:華月麟

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四季の力を纏いし者

ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!

 

隠「貴様ぁっ!」 グアッ!!!

 

 

麟「ふっ…」

 

 

ドウゥゥゥンッ…!!!

 

 

隠「ぐあぁぁぁっ!?」 ヒュゥゥゥゥン…

 

 

ザザザァッ…!!

 

 

麟は摩多羅隠岐奈に一切の攻撃をしていないのに攻撃をしようとしていた彼女が、何故か吹き飛ばされていく。

 

魔「な、なぁ…今、麟は隠岐奈に何をしたんだ?」

 

文「い、いえ…彼は摩多羅隠岐奈に対して何もしていませんよ…?」

 

咲「じゃあ…どうしてあっちが吹き飛ばされてるのかしら…?」

 

霊「…」 ジーッ…

 

第三者目線からも全く理解出来ていない様子。

 

隠「がふ…っ!?お、おのれ…人間の分際で…(ツーッ…)なっ…は、鼻血だと…!?」

 

体制を立て直した摩多羅隠岐奈の鼻から、何故が鮮血が…

 

麟「ふっ…俺のパンチを4発も食らっておきながら鼻血だけか、大したものだな」

 

隠「パンチ4発…!?何の事を言っている!?」

 

 

魔・咲・文

『???』

 

衝撃の発言に理解が出来ていない4人と

 

霊「パンチ4発…そういうこと…!?」 ボソッ…

 

彼の発言が理解出来た者が1人。

 

 

麟「今度は貴様にも見えるよう、ゆっくりやってやるよ」 クイクイ

 

隠「ほ、ほさげぇぇぇぇぇぇっ!」 ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!!

 

 

 

ドガガガガガッ!!!

・目では追えない数発のパンチ

 

 

 

隠「ごはぁっ…!?」

 

麟「そらよっ!!」 バギィッ!!!

 

隠「ぐおぁぁぁっ…!!」 ヒュゥゥゥゥン

・蹴り上げられる

 

 

 

麟は一切その場を動いていなかった。だが…確実に何かしらの方法で摩多羅隠岐奈への攻撃は与えていた。しかしその方法は、ただ見ているだけでは理解が出来ない。しかし…

 

霊「やっぱりね…」

 

どうやら霊夢は尻尾を掴んだようだ。

 

魔「やっぱりって、霊夢は今の光景が理解出来たのか?」

 

霊「ええ。恐らくだけど、麟は私達の目では追えないほどの速度で隠岐奈に攻撃を与えたのよ」

 

咲「私達の目では追えないって…」

 

文「つまりは音速以上のスピードで動いて攻撃した…という事ですか!?」

 

霊「そうよ…だから隠岐奈は自分が何をされたのか理解出来ていないし、いつの間にかダメージを自身の身体に受けている…。これが見えない攻撃の正体よ」

 

 

麟「ふん…流石は霊夢、俺のトリックに気が付いたか。100点中、100点をお前に贈呈してやるよ」

 

 

霊「いえ結構です!」

 

麟「なんだよつれねぇなぁ!?」

 

 

<ワーギャー!!

 

 

隠「き、貴様らぁっ…!神であるこの私の前で、この私をコケにするか!?(バッ!)裏春〖エイプリルウィザード〗!!」 ズガガガガッ!!

 

魔「ぎゃーっ!?物凄い量の弾幕が来るぞ!?」

 

麟「ふん!それがどうした!」 バッ‼

 

 

SPRING ON BIGBANG!!

 

 

麟「黄泉桜〖花吹雪〗!」 ズバァァァァァァァッ!!

・桜の花びらのような弾幕

 

 

ドガァァァァァァァァァァァァンッ!!

・お互いの弾幕が衝突、相殺

 

 

咲「今の技は…!」

 

 

 

 

 

~白玉楼~

 

 

幽「…!(ピクッ)あらあら…♪」 ウキウキ♪

 

妖「(スタスタ)幽々子様?どうかされましたか?」

 

幽「あら妖夢♪」

 

妖「何やら嬉しそうですが…、いい事でも?」

 

幽「ええ♪ちょっとね♪」

 

妖「…?」

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

麟「今のが…春の力か…」

 

隠「い、今のは西行寺の技…なのか…!?おのれ…!裏夏〖スコーチ・バイ・ホットサマー〗!」 キィィィィィィィン…ズドァッ!!!

 

麟「それだったら、次はこいつだ!」 バッ‼ 

 

 

キィィィィィィィン…

 

SUMMER ON BIGBANG!!

 

 

麟「八咫烏〖ニュークリア・フュージョンカノン〗!」 ズドアッ!! ウオッ!!

・こちらも同じように閃光を放つ

 

 

グゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!! 

 

ドガァァァァァァァァァンッ!!!

 

 

霊「今の技は…お空の…!」

 

 

 

 

 

~地霊殿~

 

 

お空「(ピクッ)うにゅ…!♪」 パタパタ

 

お燐「ん?どうかしたのかい?お空」

 

お空「えへへ♪ちょっとねぇ♪」

 

お燐「にゃ???」

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

麟「今度は夏の力か…?こいつは凄いな…」

 

隠「こ、今度は八咫烏だと!?」

 

麟「お次はこいつだ!」 バッ!!!

 

 

SUMMER ON BIGBANG!!

 

 

麟「不死鳥龍〖ドラゴフェニックス〗!!」 ガギュウゥゥゥゥゥゥゥン!!

・不死鳥と龍を掛け合わせた一撃

 

 

 

グワァォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

 

隠「今度は不死鳥の力だと!?」

 

 

カッ…ドガァァァァァァァァァァァァンッ!!!

 

 

隠「ぐぉあぁぁぁぁぁっ…!!?」

 

 

 

 

 

 

 

~迷いの竹林~

 

 

サァァァァァァァァァァッ…

 

妹「…!(ピクッ)ふふふ、麟の奴め…♪」

 

 

 

 

 

 

 

隠「(ズザザザァァァァッ…)ぐぅっ…!…はっ!?」

 

麟「くらえ!炎符〖ボルケニックナックル〗!」 バオォォォォォォォォォォォッ!!!

・右腕に炎を纏わせ

 

 

ズドンッ!!!

 

 

隠「ごはぁっ…!?」

 

 

アチャー!!

 

 

麟「だぁっ!!!」 グッ…!!

 

バコォンッ!!!

 

隠「がぁぁぁっ!?」 ザザザァッ…

 

圧縮された夏のエネルギーを一気に叩きこまれた為に、さすがの摩多羅隠岐奈でさえも耐えられなかったようだ。

 

文「さっきのはお空さんに妹紅さんの技…」

 

 

隠「がふっ…!な、なんだ今の馬鹿げたパワーは…!?おのれっ…ならば、これはどうだ!?裏秋〖ダイ・オブ・ファミン〗!」 ブワァァァァァァッ!!!

 

麟「ならばこいつで!」 バッ!!!

 

 

AUTUMN ON BIGBANG!!

 

 

麟「風神〖この葉隠れ〗!!」 ブワァァァァァァァァァァァァッ!!!

・文のスペルで対抗

 

隠「な、なにっ!?」

 

 

ドガァァァァァァァァァァァァンッ!!!

 

 

文「あややぁっ!?それは私の技じゃないですか!?」

 

 

ビュゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ…!!!

 

 

麟「ふん…」

 

隠「ま、まさかあの人間…四季の力を使いこなしているのか…!?」

 

麟「これが秋の力か…春と夏に比べると力不足からしれないが、それでもなかなか良いじゃないか♪」

 

 

 

霊「もしかして、四季の力を吸収した今の麟は…春夏秋冬それぞれの技を使えるのかしら…?」

 

文「な、なるほど!だから私のスペルも…」

 

魔「幽々子のスペル、お空に妹紅も使えるのか…!、」

 

咲「そして、彼はその力を自分なりのアレンジを加えて応用しているわけね…」

 

 

隠「く、くそっ!?ならば、裏冬〖ブラックスノーマン〗!」 ビュゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

 

麟「ならば…こいつがうってつけ!」 グワッ…!!!

 

 

WINTER ON BIGBANG!!

 

 

麟「絶対零度〖パーフェクトフリーズ〗!」 ビュゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

・全てを凍らせる吹雪

 

 

ドガァァァァァァァァァァァァンッ!!!

 

 

魔「今度はチルノか…!?」

 

 

 

 

~霧の湖~

 

 

チ「ん!(ピクッ)ふふふふふ…♪」

 

大「チ、チルノちゃん…?どうかしたの?」

 

チ「なんでもないよ!ほら、あっちで遊ぼうよ!」

 

大「うん!」

 

 

 

 

 

オォォォォォォォォォォォォッ…

 

 

麟「これが冬…!」

 

隠「くっ…!たかが猿如きに私が押されているだと…!?」

 

麟「(ドウッ!)くらえ!氷拳〖グレイシャルナックル〗!!」 グアッ…!!

 

ダァァァァンッ!!

 

隠「ごあ…っ!?」

 

 

麟「フリージング!」

 

 

隠「ぐっ…![カチカチカチ…]なに!?ま、まさ…か…」 

 

 

カチーンッ!!

 

 

冷気を纏わせた拳をぶつけた事で摩多羅隠岐奈が氷漬けになってしまった。

 

 

カチカチカチカチカチーンッ!!

 

 

麟「だぁっ!!」

 

バコォンッ!!!

 

隠「がはぁっ…!!!」 

 

バリィィィィィンッ…!

 

今度は圧縮した冷気のエネルギーを一気に放出、凍り付いた摩多羅隠岐奈を吹き飛ばした。

 

麟「どうした!?神の力ってのはこれっぽっちか!!」

 

隠「図に…乗るなぁっ!!!」 ズバババババババババババッ‼

 

麟「うおっ!?」

 

 

ドガァァァァァァァァァァァァンッ!!!

・摩多羅隠岐奈の弾幕を思い切り食らう

 

 

霊・魔・咲・文

『麟(さん)!?』

 

 

隠「ふふふ…さすがの貴様でもこいつは耐えられまい…」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

麟「くっ…!」

 

彼は少し辛そうな顔をしていた。

 

隠「ふははははははっ!ちょっとパワーが上がったからといって思い上がるからだ!」

 

 

 

麟「き…効いたぁっ!!!」

 

 

 

隠「は…?」

 

霊「はい?」

 

魔「あ?」

 

文「え?」

 

咲「ん?」

 

 

 

麟「(ゴキッゴキッ…)効いた効いた!すげぇ良く効いたぜ!」

 

隠「は…?き、貴様…!?」

 

どうやら全くもってノーダメージのようだ。それどころか摩多羅隠岐奈の攻撃はマッサージ程度の感覚でしかなかったようだ。

 

麟「なぁ摩多羅隠岐奈、次はここら辺にもうちっと強めに頼むぜ。な~んかここ最近肩こりが酷くてな」 ニッ

 

隠「き、貴様ァ…っ!(ブチッ…)ふざけているのかぁ!!」 ギャウゥゥッ!!!

・憤慨して突貫

 

麟(ニヤニヤ)

 

隠「華咲ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」  

 

麟「バカが…!」 グォッ!!

 

 

ドゴォッ…!!

 

 

隠「ぐおぉぉぉ…っ!?」

・腹部に重い一撃が入る

 

麟「はぁ…(バッ!!)でやぁっ!!!」 バギィッ!!!

・飛び上がり、回し蹴り

 

隠「ぐぁぁぁぁっ…!!」 ズザザザァァァァッ…

 

 

 

 

麟「さぁ、ここからが本当の戦いだ」 バオォォォォォォォォォォォッ!!!

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