華月麟の幻想記   作:華月麟

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宴会準備

~異変解決から3日後~

 

麟「スヤスヤ…」

 

霊「フガー…」

 

ズシィッ…

 

麟「んん…?」

 

腹辺りが凄く重い…誰かが俺の腹で寝ているのか?思いつく奴と言ったら…

 

麟「…あうん?」

 

あ「アウンッ!!おはようございます!」 尻尾パタパタ

 

麟「…おはようあうん。なんで俺の腹上に座ってんの?」

 

あ「揺さぶっても起きなかったので最終手段を!」

 

可愛い最終手段だが…

 

麟「…霊夢にはやってやるなよ?あいつにやるとブチキレるから」

 

あ「あ、はい」

 

今、俺は普通にあうんを腹上に乗せてやっているが…これがまぁ重い…。別に太っているとかではなく、石像からの生まれ変わりだから重いというのが正解だろうか?さすがに朝っぱらからこんな事をされてしまっては、あの霊夢でも怒り狂うだろう。…いやそんな事無いかも?まあ、どっちでもいいか。

 

麟「(ムクリ)さぁて…そろそろ宴会の準備をしましょうかね?」

 

あ「はい!…でも何から手を付けます?」

 

麟「会場の準備は後でにして、まずは宴会料理の材料から集めよう。一緒に来るか?」

 

あ「是非とも!」

 

麟「よし決まりだ、早速行こうか?あ、その前に霊夢への伝言を書いてから行こうか」

 

あ「は~い!」

 

さすがに何も言わずに出かけるのもあれなので、霊夢への伝言だけは一応書き留めてから買い物に行く事にした。

 

カキカキ

 

 

 

~材料調達出発!~

 

あ「えっと…大体こんなものですか?」

 

麟「う~む…こんなものかと言われても…」

 

そもそも論、宴会料理なんて用意した事が無いのでさっぱり分からん…。

 

麟「とりあえずは俺が作れる料理とかで良いかなって?」

 

あ「宴会に参加する人達が喜んでくれるならそれでいいですもんね!」

 

まさしくその通り、分かってんなぁ。

 

<お~い!

 

麟・あ「「うん?」

 

遠くから俺達を呼ぶ声が聞こえて来た。

 

ズサーッ!!!

 

魔「よう!麟にあうん!宴会の準備か?」

 

あ「魔理沙さん!」

 

声の正体は魔理沙だった。こいつは何用で人里をぶらついてんだか?

 

麟「そうだけど…宴会料理って何が良いとか分かんなくてな…。現在進行形で四苦八苦してるところだよ…」

 

魔「それなら、私が魔法の森に生えてるキノコでなんかしら作ってやるよ!」

 

麟・あ「「え…」」

 

魔「なんだよその反応はぁ…?キノコは嫌いか?」

 

あ「い、いえ…そうではなくて…」

 

麟「ただ…」

 

魔「ただ?なんだよ」

 

麟・あ

「「(チラッ コクリ)毒キノコが混じってそうで怖いんだよ(です)」」

 

魔「失礼だな!?私だって毒か否かの判別くらいは出来るっつーの!」

 

麟「まぁ…普段からキノコを食ってるお前なら安心出来る…かな?」

 

魔「なんで断言してくれねーんだ!!」

 

だって興味半分でやらかしそうだし…?というコメントは言わないでおく事にした。

 

麟「じゃあ…お願い出来るか?」

 

魔「ああ!この霧雨魔理沙さんに任せておけ!」 バビュゥン!!

 

相変わらず行動と判断が早い…!

 

ポツーン

 

取り残された俺とあうん…

 

あ「行っちゃいましたね…」

 

麟「まぁ、よほどの事が無い限り大丈夫だろ」

 

あ「そう願います…クワバラクワバラ…」 ナムナム

 

こらあうん、不吉な事をするんじゃねぇ…!

 

 

 

~数分後~

 

ズッシィ…

 

麟「…とりあえずはこのくらいか?」

 

あ「これだけあれば十分ですかね?」

 

だいぶ大量に買ったが…俺達だけで作れるかな…。

 

ザッザッ…

 

妖「あ、麟さんと…そちらはどちら様ですか…?」

 

麟「妖夢…!」 パァァァッ!!

 

キャ━━━━( ゚∀゜)━━━━!!

困った時の最終兵器、"魂魄妖夢"!こいつはありがたい!

 

麟「妖夢!」 ガシッ!!

 

妖「わひゃぁっ!?///なななななな、なんですかいきなり!?///」

 

麟「今の俺にはお前が必要だ!お前が欲しい!!!」

 

妖「ふえぇぇぇぇぇぇっ!?///そ、そんないきなり…まだ心の準備が!?///」

 

あ「麟さん!大事な部分が欠落してます!!」

 

妖「大事な部分!?///」

(つまりそれは…あれですか!?あの言葉ですか!?)

 

 

麟「あ、そうだったな。宴会料理を作る手助けをしてくれ!」

 

 

妖「…え?」

 

麟「え?」

 

あ「アウン?」

 

ヒュゥゥゥゥ…

 

妖「…あははははは…そうですよね…そんなわけないですよね…麟さんには霊夢がいますもんね…はぁ…」 ズーン

 

麟「え?妖夢?」

 

なんかいきなり元気が無くなった!?

 

あ「麟さんが10割悪いです」

 

麟「俺が!?」

 

妖「気にしないでくださぁい…勘違いした自分が未熟だっただけなのでぇ…」

 

妖夢がへにゃへにゃだ!?

 

麟「じょ、冗談抜きで妖夢の力を借りたいんだよ!頼む!」

 

妖「はっ…!(ブンブン!!)私で良ければ、また力を貸させてください!」

 

麟「やったぁ!それじゃ、この前の炊き出しと同じ、博麗神社に集合で!」

 

妖「分かりました!」

 

これで宴会料理の準備の心配事は多少は減ったな。

 

麟「あとは…山菜だ!」

 

あ「山菜?」

 

 

目的の食材を手に入れる為に、俺とあうんはとある聖域へ向かった。

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