華月麟の幻想記   作:華月麟

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決行

やっと仙界までの移動方法を確保した私達は、麟を取り戻す為の準備を行っている真っ最中だった。

 

霊「(ゴソゴソ)四季異変と同じくらいの量を持っていけば良いかしら…?」

 

魔「大量のミサイルに、整備は完璧の八卦炉…あとは…」

 

鈴「(ジャキンッ…)まさかこれを使う日が来るなんて…」

・ラッパと銃が融合した見た目の武器を用意

 

魔「お、なんだその面白そうなアイテムは?」

 

鈴「これはルナティックガン、私が月の兵士だった頃に使っていた武器よ。この武器から放たれた弾は私の意志で弾の形状等を任意で変更出来るの。しかも、単発モード、連射モード、狙撃モード、拡散モードといった様々なモードに変更も出来るわ」

 

魔「いいなぁ、私も霖之助に頼んで八卦炉を改造してもらおうかな?」

 

霊「もし鈴仙みたいな改造をしたら、二度と高火力弾幕が撃てなくなるんじゃない?」

 

魔「それもそうか、んじゃやめとこ」

 

鈴(改造をするか否かの基準って、高火力の弾幕が撃てるかどうかで決めるのね…。ふふ…魔理沙らしいわね)

 

 

 

一方、紫達はというと?

 

 

 

隠「よ~しよしよし」 ワシャワシャ

 

あ「わふ~♪」

 

紫「…」

 

隠岐奈は、呑気にあうんをモフりまくっていた。

 

隠「ここが良いのか~」 クシクシ

 

あ「わう~♪」

 

紫「…随分と余裕そうね、貴女」

 

隠「…そうでもないさ、正直言って怖いよ」

 

紫「あら…秘神たる貴女にも"恐怖"という感情があったのね?」

 

隠「だって久しぶりに麟君に会ったら…彼がどんな反応するか分からないし…」

 

紫「(ズコッ!!)そっちで心配してたの!?もっとこれからの事を心配しなさいよ!麟を無事に奪還出来るかとか、敵の実力はどれほどのものなのかとか!」

 

隠「と言われてもねぇ…会った事も無い相手の実力なんて物をどうやって想像しろと?」

 

紫「じゃあせめて、今回の奪還作戦が上手くいく事を祈りなさいよ…」

 

隠「はいはい分かりましたよ~だ。ほ~れあうんよしよし~♪」 ワシャワシャ

 

あ「あう~ん♪」

 

紫「はぁ…」

 

協力してくれるのは非常に助かるのだけど、この呑気な性格だけはいただけないわ…。

 

 

 

~数分後~

 

ザッ…!!

 

紫「貴女達、準備万端かしら?」

 

霊「準備万端よ!」

 

魔「八卦炉の出力は最大だぜ!」

 

鈴「ルナティックガンの整備も完璧です!」

 

3人はたった数分で装備等の準備を整えた。

 

隠「さ~て、仙界までの扉でも開きますかねぇ」 パキポキ

 

紫「真面目にやって頂戴よ?」

 

隠「こんな張り詰めた空気の中でふざけるほどバカではないよ。(ブ・ン)はい出来た」

 

魔「早いな!?」

 

 

隠岐奈はたった一瞬で仙界までの扉を開通させてしまった…伊達に幻想郷賢者をやっているだけはあるな。

 

隠「さて、これで仙界までの道のりは完成だが…全員覚悟は出来ているな?」

 

 

 

霊「ええ!」

 

魔「おう!」

 

鈴「はいっ!」

 

紫「いつでも良くてよ」

 

 

 

隠「では…行こうか…!」

 

ガチャッ ギィィィィ…

 

待ってて麟!必ず助けに行くから!!

 

ザッ…ザッ…ザッ…!!

 

 

 

 

 

~仙界~

 

麟「(ピクッ)まさか…!」

 

純「…ウジ虫どもめ、ここを嗅ぎ付けたか」

 

ヘ「弾幕戦争の始まりね!」

 

ピ「派手に行くぞ~!」

 

4人は、仙界に足を踏み入れた5人の気を感じ取っていた。

 

麟(チャンスは今しかない!)

「皆…!」 ガタッ…! ダッ!!!

 

麟は一瞬の隙を突いて、外へと走り出した。

 

 

純「息子よ!?どこへ行くの!!」

 

 

 

 

ダッダッダッダッ!!!

 

麟「皆…!」

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