華月麟の幻想記   作:華月麟

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ハンバァァァグッ!!

神霊廟メンバーの為に買ってきたスイーツも堪能してまあまあ時間も過ぎたし、そろそろ本題と行こうじゃありませんか?

 

麟「よし。布都、台所へ案内してくれ」

 

布「ヨシキタ!!我についてこいなのじゃ!」

 

耳「おや?2人共台所で何か作るんですか?」

 

麟「ええ、ちょいと…」

 

布「麟殿に今日の晩御飯を作ってもらうのですじゃ!」

 

耳「そうですかそうですか…ん?麟さんに晩御飯を作ってもらう…?」

 

蘇「…あ?!ちょっと待て!なんで麟が今日の晩御飯を作るんだよ!?」

 

布「ふっふっふっ…こやつが作る飯は美味すぎる…!屠自古!今日はお主に麟殿手料理を食べてもらうぞ!」

 

蘇「はぁ!?」

 

…何故、布都が誇らしげに話すのかがよく分からんが…褒められているっぽいから、まぁいいか?

 

麟「ほれ布都、台所へ案内してくれ」

 

布「では行くのじゃ!」 スタスタスタ

 

麟「んじゃ、楽しみにしててくれ」 スタスタスタ

 

麟と布都は台所へと消えていった。

 

 

シーンッ…

 

 

青「あらあら♪彼は料理が出来るんですね?」

 

芳「あいつは凄い奴なんだなー!」

 

秦「凄い奴なんだなー」

・猿の仮面

 

蘇「太子…どうする?」

 

耳「あはは…心配でしたら様子見にでも行きますか…」

 

男性が料理をするというだけで、神子と屠自古の間では不安がよぎっていた。

 

 

 

~台所~

 

トントントントントンッ

 

麟「…」

・真面目な顔で玉ねぎをみじん切り

 

布「ほぉ…屠自古と同じくらいに見事な手際じゃのう…」

 

麟「一応、博麗神社でも料理はしてるからな」

 

布「確かにあれは熟練された味であったな…」

 

熟練された味ってなんだ…?

 

麟「…よし、みじん切りが終わったから次は炒めよう」

 

ジュワワァァァァッ…!

・玉ねぎを狐色になるまで炒める

 

布「何故炒めるんじゃ?」

 

麟「肉と混ぜて焼くときに玉ねぎの水分が邪魔なんだ」

 

布「なるほどぉ…。何か手伝える事はあるか?」

 

麟「それじゃあ…卵2個・牛乳100㎖・パン粉80gを用意してくれ」

 

布「パン粉と牛乳は混ぜるんだったかのぉ?」

 

麟「正解♪」

 

 

<ワイワイ キャッキャッ♪

 

 

耳・蘇(ソローリー…)

 

台所から楽しそうな笑い声が聞こえてきたので、心配になった神子と屠自古が様子を見に来た。

 

ペチペチペチ

 

布「(ペチペチ ベチャッ)おわわぁ!?ど、どうやってそんな上手に成形出来るんじゃ…!?」

 

麟「落ち着いてゆっくり(ペチペチペチ)こうだ」

 

布「ぐ、ぐぬぬ…!(ペチペチペチ)こ、こうか!?」

 

麟「そうそう、上手じゃん♪」

 

布「そ、そうかのぉ…///」 テレテレ

 

 

耳・蘇(ジーッ…)

 

耳(なんだか楽しそうですね、あの2人)

 

蘇(果たしてどんな料理が出来ることやら…)

 

まだまだ不安は払拭出来そうには無さそうだ…。

 

蘇(それにしても…)

 

 

麟「よし、ある程度は出来たな…」

 

布「そろそろ揚げるのじゃろう?」

 

麟「今回は"焼"きます!」

 

布「や、焼くぅ!?」

 

 

蘇(かっこいい…///)

 

耳(屠自古さん!?)

 

屠自古もナズーリンと同じ状況になっていた…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~完成~

 

 

<ハンバァァァァァァァァァァグッ!!

 

麟「てことで完成しました。ハンバーグでございます」

 

 

ドンッ!!

 

 

秦「おおー」

・金ぴか仮面

 

芳「でっかい肉の塊だー!」

 

青「…これは想定外のお料理ですわ」

 

耳「(ゴクリ…)私の時代ではこんな料理は見た事が無い…」

 

蘇「麟の手料理…」

 

布「麟殿、これはメンチカツに近いものなのじゃ?」

 

麟「簡単に言えばメンチカツからキャベツと衣を剥ぎ取ったっていうイメージでいいかな?」

 

布「ではメンチカツはハンバーグとやらに衣をくっつけたようなものなのかのぉ?」

 

麟「流石にそこまでは知らないけど…とりあえず…!」

 

 

 

 

「「おあがりよ!」」

 

 

 

皆『いただきま〜す!!』

 

パクッ

 

耳「ん…!?」

 

蘇「こ、これは…!」

 

青「まぁ…♪」

 

布「う!」

 

芳「ま!」

 

秦「い!」 ニコッ!!

・満面の笑みと仮面

 

 

3人『美味い!!』

 

 

メンチカツに続いて美味い!いただきましたー!

 

耳「本当に美味しい…フワッフワな肉の中から溢れる肉汁がまた…」

 

青「しかもただの肉汁ではなく、旨味を含んだ肉汁ですわね…!」

 

蘇「ほわぁ…このハンバーグにかかっているソースもまた…美味い…」

 

麟「にっしっし♪ハンバーグを焼いたフライパンに赤ワインか色々煮詰めて作ったソースだからな!」

 

蘇「…マジか?」

 

耳「焼いた時に出てくる肉汁をソースに利用…凄い技術ですね」

 

布「麟殿、毎日食べたいから神霊廟に住んでほしいのじゃが…」

 

麟「やだよ!?」

 

布「むむぅ…我は悪くないと思うのじゃが」

 

耳「あはは…流石にそれはわがままが過ぎますよ布都」

 

布「はーい…」

 

だから何回も言うけど子供かよって。

 

秦・芳「「ま、満腹…」」 ゲフー

 

麟「はやっ!?」

 

白米と付け合せの野菜をいつの間にかペロリですか!?

 

蘇「2人共もう少しゆっくり味わえよ…(パクッ)う、美味い…」

 

布「屠自古にはこんな美味いものは作れないじゃろう♪」

 

蘇「ちゃんとレシピを学べば作れるかもだが…麟が出す味は私には作れないかもな…」

 

耳「何事も努力ですよ屠自古」

 

蘇「わかってらァ」

 

青「お、お腹が…く、苦しいっ…!」

 

ハンバーグ…大きめに作り過ぎたかな?

 

 

~完食!~

 

 

皆『ごちそうさまでした!』

 

麟「お粗末様!!」

 

耳「ゲフゥ…!!とても美味しかったですが…ボリュームが凄いですね…」

 

蘇「肉を食ってますって感じだったな…苦しい」

 

青「でもそこまでしつこい味ではありませんでしたわ♪」

 

布「メンチカツより苦しいのじゃ!」

 

芳「メンチカツってなんだー?」

 

秦「世は満足じゃ」

・狐の仮面

 

どうやら全員満腹過ぎるらしい。女性には大きく作りすぎたのかもしれないな…。霊夢や魔理沙が如何に大食らいなのかってのがよく分かったわ。…でも、いっぱい食べる君が好き!ってやつだ。

 

麟「後は皿とかを洗えば片付けは終わりだな。フライパンとかはハンバーグを焼いている最中に片付けたし」

 

耳「料理をしながら器具の片付けまで…!?」

 

蘇「見習わないとな…」

 

 

いやぁ…褒めんな褒めんな♪

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