華月麟の幻想記   作:華月麟

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強襲、スカルハート!

ギュアァーン…!!

 

麟「…」 ギュゥゥゥゥンッ…!!

 

霊「…」 ギュゥゥゥゥンッ…!!

 

魔「…」 ビュゥゥゥンッ…!!

 

俺達は鬼人正邪を叩き潰すべく、輝針城へと全速力で向かっていた。

 

魔「あともう少しすれば輝針城に辿り着くはずだ!」

 

麟「博麗神社から随分と移動してきたな?意外に距離があるもんだ」

 

霊「あの手紙を送り付けた奴は、よくもまぁあそこまで手紙を持ってきたものね」

 

…それは確かに言えている気がする。博麗神社から輝針城まで、なかなかに距離があるというのにどうやって手紙を持ってきたんだ?

 

麟「…また紫さんが関わってるとか無いよな?」

 

霊「もし関係があったとしたらぶっ潰すから安心して」

 

わぁ、頼もしいお返事だ。

 

 

~輝針城~

 

 

ブアッ!!

 

魔「到着したけど…」

 

霊「何よ…あの城…!?」

 

麟「どうやったらこんな事が出来る…?」

 

輝針城に到着した…しかし自分の目を疑いたくなるような光景が目の前に広がっていた。

 

 

霊・魔・麟「「「逆さまの城!?」」」

 

 

上空に、上下反対に浮かんでいる城がそこにいたのだ。これか輝針城か…!なんだろう…こう…?

 

麟「ワクワクするな!」

 

霊・魔「「ぶーっ!?」」

 

麟「え?」

 

霊「麟…よくその言葉が出て来たわね?」

 

麟「はにゃ?」

 

魔「はにゃじゃねーぜ!?あんな不気味な城を見てワクワクなんか普通はしねーって!」

 

麟「そんなものなのかなぁ…?」

 

別に地底と違って地面が溶岩まみれです!とかじゃないから比較的、優しめなダンジョンみたいな感覚でいるんだが…なんか2人との感覚?感性ら辺がズレてんのかな?

 

麟「男たるもの…こういうのには弱いんだよ」

 

魔「まぁ…確かにワクワクは少しするかな」

 

霊「は?なんでよ」

 

魔「お宝ないかなって!」 キランッ!

 

霊「なーに言ってんのよあんたは」

 

麟「お宝ねぇ…」

 

さすがにお宝は無いでしょうよ…。

 

麟「さーて、輝針城に着いたのはいいけど…上から入るのか?それとも下から?」

 

魔「確かに…城が上下反転してるからどっちから入るべきだ?」

 

上下反転ということは入口が上なのか下なのか、イマイチ分かんねえなこれ。

 

麟「仕方ない…とりあえずノックしますかね」

 

霊・魔「「ノック?」」

 

麟「…よし」

 

フル装備といきますかね…

 

 

カチャッ…

・バルカン装着

 

【挿絵表示】

 

 

バサァッ…!!

・ABCマント装備

 

【挿絵表示】

 

 

カポッ…

・仮面装着

 

【挿絵表示】

 

 

ジャキンッ!!

・クジャク(スマッシャーモード)装備

 

【挿絵表示】

 

 

麟「…」

・フル装備

 

魔「おぉ…まさに〖攻撃は力なり〗を体現した姿だぜ!」

 

霊「…ゴテゴテ付けすぎじゃない?ていうか、さっさとノックしに行きなさいよ」

 

 

麟「…あぁ、分かってるさ。スカルハート…出るぞ!」 ギャウゥゥゥッ!! ドウッ!!

 

 

準備を終えた俺は輝針城のてっぺんまで移動を開始した。…といっても上下反転してるから城の土台方向に行こうとしてるんだけどね。




・輝針城
鬼人正邪の能力で上下反転させられた城。
見た目はその名の通り城と土台部分が空の方向に向いていて、屋根は地面の方向に向いている。
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