フワァァァァ…スタッ
麟「到着っと…」
影狼を倒して次の階へとやってきた俺。
…特に部屋の雰囲気も変わりはしないので楽しくもないな。
麟「次の"犠牲者"は…っと…お?」
奥に誰か居るようだ…。
?「影狼の奴がやられたか…まったく不甲斐ないな」
俺が身に付けているABCマントの用な身体と口元を隠せる赤いマントを身に付けて、赤いショートヘアで青いリボンを身に付けた女性が部屋の奥で待ち構えていた。…チルノみたいな容姿だな?
麟「赤…かぁ…そういや捜索願いの手紙に"赤蛮奇"って名前が書いてあったけど…。あんたが赤蛮奇で間違いないな?」
俺は女性に問いかけた。
赤「私の名前を知ってるとは光栄だ。いかにも私の名前は
麟「はぇー妖怪なんだ…」
正直に言ってしまうと、あの見た目では人間と偽られても気づける自信が無いな。まぁ、あいつの放ってるオーラでバレバレだからそんな事もないかな?
麟「はてさて…お前も下克上とかいうふざけたお遊びに参加してるのか?」
赤「…遊びだと?私達は至って真面目に下克上を成そうとしている。お前みたいな崇高な志すら持たない人間には到底理解出来まい?」
麟「…」
赤「…」
麟「…え?」
赤「え?」
麟「ごめん…チョットナニイッテルカワカンナイ」
赤「なんで分かんないんだよ!?」
麟(これも影狼と同じ洗脳に近い事されてるのかなぁ…?なんか自分の意思で答えてそうで判断しずらいわ…)
ちょっと挑発程度に質問したのに至って真面目な回答を返されてしまったものだから、実はこいつらは自分の意思で鬼人正邪に従ってんじゃね…?と思ってしまった。
赤「…と、とにかく!私達は遊びでやっているんじゃない、本気でこの幻想郷をひっくり返しやろうと思っているんだ!」 ギャウゥゥゥッ!!
・パワー解放
麟「…!こいつは…」
影狼の時にも似たようなオーラを感じた…。やっぱりさっきの考えは撤回しておこう、こいつらは自分の意思で鬼人正邪に従っているんじゃない…鬼人正邪にナニか洗脳の術をかけられたんだ!
赤「我が頭よ、行けっ!」
ヒュンッ! ヒュンッ!
麟「…おお!?」
奇の背後から何か飛んできたと思ったら…まさかの首が飛んできたぞ!?しかもあれって奇の首そのものだよね!?
赤「やれぇ!」
首『しねー!』 パカッ ズドアッ!!!
・開口からの弾幕展開
麟「…す、すげぇ!俺のファンネルみたいだ!」
キィィィィィィンッ…ドガァァァァァァンッ!!!
麟は奇が放った首達を見るのに気が取られ、弾幕が直撃してしまった。
赤「…え、あいつバカなのか?」
首『ばーかばーか!』
あまりにもあっさり弾幕が直撃してしまったので、呆気に取られている赤蛮奇。そりゃそうだ…
ブワッ!!
麟「(ジュウゥゥゥゥゥ…)俺とお前、なんか通じるモノがあるな」
赤「なっ…!?直撃したはずなのにどうしてケロッとしてられる!?」
ビリッ…!!
麟「あちゃー…ABCマントがそろそろもたないかな…」
影狼との戦闘でも、マントの性能を確かめる為にわざと弾幕を食らってたのが仇になっちまったか…。
赤「…まぁいい、もう一度やれ!」
首『今度こそしねー!』 ズドドドドドドッ!!
キィィィィィィンッ…
麟「…これ食らって、ABCマントを無くしますか」
カッ!!ドガァァァァァァンッ!!!
グゴゴゴゴゴゴゴ…!!!
赤「流石にこれでは奴も…あ!?」
ブワッ…!!
ヒラヒラ
・ABCマントの切れ端が落ちる
麟「よし、そろそろ俺も行動開始しますか!」
首『しつこい人間だー!?』
ABCマント恐るべし…奇の攻撃を見事に防ぎきり、その役目を終えた。
奇(あの妙なマントが私の首達の攻撃を防ぎきったというわけだな…?だけど、もうあのマントは無い…次からの攻撃は奴に直接ダメージが与えられるわけだ!)
奇はマントを使い切った麟にはダメージが与えられると踏み、勝機を見いだしていた。
麟「こいつは礼儀を持って相手しなきゃな!」
「「ミラージュ・ワゾー!!」」
カッ…!! ブワァァァァァァァァッ!!!!
バサァッ…!!
奇「な、なんだその姿は!?」
首『翼が生えたー!?』
麟「さぁ…かかってこい、赤蛮奇!!」
赤「非力な人間の癖に…頭を見る度うなされよ!」
ドウッ!! ギャウゥゥゥッ!!
麟「でやぁぁぁぁっ!!」
赤「はぁぁぁぁぁっ!!」
ドガァァァァァァンッ!!!
ろくろ首と人間の戦いが始まる…!!