スタッ
麟「ここが5階だが…」
キョロキョロ…
麟「敵影無し」
ドカンッドカンッドガァァァァァァンッ…!!
輝針城頂上では、霊夢と魔理沙による激しい戦闘が繰り広げられているようだ。…しかし珍しいな?2人は相当の実力者だから、俺が各階層の相手をしている間に終わっていると思っていたのに…鬼人正邪はそれだけ手を煩わせる程に強い妖怪って事なのか?
麟「…それなら、早く頂上に向かわないとな」 スタスタ…
俺がこの階を後にして上る為に穴の位置まで移動した次の瞬間…
「「正邪の所には行かせないよ!!」」
麟「…!?(クルッ)誰だ!?」
後ろから大きな声が聞こえて来たのだが…
シーンッ…
後ろに振り向いても、声の正体は見えなかった…。
シュタタタタタタタタタタタタタッ…!!
麟「(ピクッ)足音…?」
何者かの足音だけは聞こえる…でも相手の姿は見えない。…どういうことだ?相手は身体を透明に出来る能力とでもいうのか?
?「小弾〖"小人"の茨道〗!」 ズバァァァァァァッ!!!
麟「いいっ…!?」
攻撃をしてくる相手は見えないのに、相手の弾幕は飛んでくるだと…!?
ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ…!!
麟「ちぃっ…!」 ガガガガガガガッ!!!
・90mmバルカン連射
ドガガガガァァァァァァァンッ!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
咄嗟の事だったのでほんの少しあっけに取られそうだったが…なんとか体制を立て直し、迫り来る弾幕を冷静にバルカン連射で捌いた。
?「へぇ?どこから攻撃しているか見えてないのに、冷静に弾幕を捌くなんてすごいじゃない!」
麟「そいつはどうも…!」
どこだ…!?どこから攻撃を…どこから俺を見ている…!?
?「今度は直撃させてみせる…!」
シュタタタタタタタタタタタタタ!!!
麟「またか…!」
くそっ…!相手の姿をまだ視認出来てないっていうのに…ちょこまかと移動されると困るな…!
?「くらえ!〖ウォールオブ"イッスン"〗!!」 ズドドドドドドドドド!!
麟「一寸…!?」 サッ!
・冷静にその場回避
今、相手はスペルを発動した時…確かに"一寸"と言った…!しかもその前は…確か"小人"と言っていたな…。…まさか!?
麟「そういう事か…!解けたぜ…このトリック!」
麟は相手のスペル名から、どんな相手が攻撃してきているのかを理解したようだ。
?「今更分かったところで遅いよ!妖剣〖輝針剣〗!」 ドウッ!!
今度は剣で攻撃と来たか…だが相手の姿は見えない…それならば…!
麟「…ふぅ」 パチ…
俺は相手の動きを追う為に目を瞑った…。
オォォォォォォォォォォォォッ…
麟「…」
(どこだ…どこにいる…)
ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ…!!
麟「…(ピキ~ンッ!!)そこか」
…ギュルンッ!!
?「…何ッ!?」
相手の気を察知した俺は、自分自身の身体を180°右に急反転。
グオォォォォォォォォォッ…
ガシィッ!!!
?「ぐおっ…!?」
そして、俺はついに姿の見えなかった相手を右腕で掴んだ…。
その正体は…
麟「…やっぱりな」
?「くっ…離せっ…!」 ジタバタ
・右手の中でジタバタ
小さな小人だった…。