あれから数週間…急患7人達は着々と回復をしていったので全員無事に退院をした。麟と正邪はというと、2人は博麗神社へと戻ったのだが…
~博麗神社~
あ「…」
針「…わお」
お燐「…にゃ?」
霊「はぁ…」
正「…(汗)」
麟「…えっと、針妙丸を除いた3人はどうかしたの…?」
霊
「「どうしたもこうしたもあるかぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」」 グオォォォォォォォォォッ!!!
麟「アギャーッス!?」
針妙丸が博麗神社で保護する事になっただけでは飽き足らず、異変の元凶でもある鬼人正邪まで博麗神社で保護する羽目になってしまったからさあ大変。…しかも1か月も…そりゃ怒るわ。
霊「なんでこいつまで保護する事になってんのよ!?」
麟「あ~…賢者達と色々"お話"をした結果こうなりまして…」
霊「色々って何よ色々って!?」
麟「えっとぉ…それは色々だよぉ…」
霊「濁すな!」
麟「デスヨネー」
霊夢が素直に受け入れてくれるわけもないよね~…でもこうしないと正邪は始末される運命だからこうせざるを得なかったというか…。
霊「とにかく、私はお断りだからね!?誰がこいつなんかも保護しますかってのよ!」
正「っ…」
麟「んじゃ仕方ない…地底に行けば勇儀とかいるだろうし…地底に行きますか」
霊「…え?」
お燐「ほんとぉ!?」 キラキラ☆
なんでお燐は嬉しそうなんでしょうか?
麟「まぁ…勇儀と色々相談しながらだけどね?てことで正邪、地底にいこっか?」
正「お、おう…」
霊夢にこれ以上頼み込んだところで受け入れてもらえないだろうなと思ったので2人で地底に行こうとした時…
霊「…あぁもう!分かったわよ!正邪も博麗神社で1か月間保護すればいいんでしょ!?」
麟「いいの?色々と騒がしくなるかもしれないけど」
霊「博麗神社ではそれが日常茶飯事、今更どうという事は無いわよ!」
…さっきまで全力で正邪を保護するのを拒んでたくせに。
お燐「え~…」 シュン…
お燐の耳が垂れちゃった。
麟「…正邪、やっぱり博麗神社でもいいか?」
正「どうせ1か月間、お前と一緒なんだ…私はどこでも構わねえよ…」
麟「すまんなぁ…1か月間我慢してくれ?」
正「おう…」
なんかこの前と比べて、随分大人しくなったな?何かしらの心境変化が早速現れたか?
針「はいはい質問!」
麟「何でしょうか針妙丸君」
針「正邪は1か月間博麗神社で過ごすのは分かったけど、その後はどこで生活するの?」
麟「ああ~…それねぇ…」
実際の所、俺もそこまでは深く考えていなかった…。でも、今更思い返してみれば正邪達の住処でもあった輝針城は、俺の手によって木っ端微塵…。よくよく考えてみると、正邪の家が無いんだよな…?
麟「とりあえずは地上と地底、両方の物件を探してみますかね?」
正「な、何もそこまでしなくてもいいっての…!」
麟「いや、そうもいかないだろ?1ヵ月後、お前は野宿生活をしなくちゃならないなんて嫌だろ?」
正「そ、それは確かにそうだけどよ…」
麟「じゃあせめて雨風の凌げる建屋は探さないとな?出来れば人里に近い方がいいよな…」
霊「それもどうかしらね…紫達がそれを許すと思う?」
麟「それまでに、ある程度の改心はさせてみるつもりだよ」
正「…」
麟「正邪…これからも生きたければなるべく改心をしてくれ。どれだけ時間がかかってもいい、せめて下剋上なんてものを企まない程度には改心して欲しいんだ」
正「けっ…努力はしてやるよ…」
麟「そいつはありがたい♪」
少しでも努力してくれるなら
お燐(本当に1か月で改心なんてするのかなぁ…?)
あ(あんまり改心しないと思いますけどねぇ…)
お燐とあうんは、正邪が改心するなんて事はありえないのでは?と心配していた。