華月麟の幻想記   作:華月麟

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番外編・宗教勧誘
宗教戦争


~人里~

 

 

正邪との同棲生活が終わって大体2週間程が過ぎようとしていた。何故かは不明だが、正邪の奴はちょくちょく博麗神社に来ては俺と会話したり、針妙丸と出かけたり、あうんと遊んだり、霊夢と喧嘩する、というのが日課になりかけていた。

 

ちなみに…霊夢と喧嘩するようになった理由としては、正邪は下剋上を成し遂げる為に、まず俺を手に入れようと躍起になっているらしく、霊夢に向かって

 

正『麟はいつか私の物にしてみせる。だからお前はあいつの事を諦めるんだな!』

 

なんて宣戦布告するもんだから霊夢がブチギレて正邪と喧嘩するようになったのだ。しかも…毎回正邪が博麗神社に来る度に…。でも、喧嘩している時の2人はどこか楽しそうにわちゃわちゃしているものだからそこまで心配はしていない。

 

 

俺はというと

 

ザッザッザッ…

 

麟「う~ん…やはり暦の上では秋になっているから、八百屋とかで売っている食材達が皆、秋を代表するものばかりだな」

 

現在進行形で人里へ来ていた。何故かって?たまには1人でブラブラするのも楽しいでしょうが。

 

麟「最近の博麗神社は騒がしいからなぁ…(ノビーッ…)たまにはこうやって1人の時間を作ってじっくりと味わおうじゃないか…」

 

 

 

ザッザッザッ…

 

麟「うん…?」

 

そうして人里をブラブラと歩いていると、見覚えのある背中が3人も見えてきた。

 

神「ここ最近かなり肌寒くなってきたから、何かしらの防寒装備を買おうかしらね?」

 

諏「そうだね…まだ秋だってのにかなり寒い日がたまにあるもんね…」

 

早「ならのお店で探してみます?」

 

神「いいわね」

 

あれは、守矢神社の面子だな?やはり神社が山頂にあるだけあって、朝一番の寒さが相当キツいのかな?

 

麟(ザッザッザッ)

・3人の後ろを通る

 

 

 

神・諏・早(チラッ…)

・麟の背中を見つめる

 

 

 

ザッザッザッ…

 

麟「うん?今度は…」

 

また人里を歩いていると、見覚えのある背中が3人…それと、あのド派手な服装女性と和装の女性誰だ?あの2人は知らないな…

 

聖「今日の晩御飯は秋刀魚にしましょうか♪」

 

星「いいですね、まさに秋の味覚!」

 

ナ「安直な考えだけど…秋刀魚は私も大好きだから文句は言えないな」

 

?「はぁ…なんで私がこんな奴らと買い物なんかしなくちゃいけないんだか…」

 

?「(スー…ポワ…)お主が悪行を繰り返すからじゃろ?」

 

…なんだかオッケーバブリー時代からタイムスリップしてきたような見た目の恰好をしているな、命蓮寺の新たな弟子なんだろうか?それにあの煙管(きせる)を吹かしている女性もなのかな?…いや、どちらかというとあの人も教えを説く側の人に見えるな。

 

麟(ザッザッザッ)

・さっきと同じように5人の後ろを通過

 

 

 

聖・星(チラッ…)

・こちらも同じように見つめる

 

ナ「…あ!♡」 尻尾フリフリ♡

 

?「…あんたら、なんであの男の事をそんなに見つめてんの?」

 

?「…そうか、彼が例の人間なのか」

 

 

 

 

なんだろう…この胸騒ぎは?

 

麟「守矢神社に命蓮寺…となると後は…。…あ」

 

俺はまたまた見覚えのある3人に気付いてしまった…

 

耳「(キョロキョロ)布都、彼がこの前に買ってくれたスイーツのお店はどこですか?」

 

布「確かあっちだったような気がするんですが…それともこっちだったかのぉ…?」

 

蘇「なんでちゃんと覚えてないんだかなぁ…」

 

あっちもあっちで何か探し物か、頑張れ布都!

 

麟(ザッザッザッ)

 

 

 

耳・布(チラッ…)

 

蘇「あ…麟だ…♡」

 

 

 

 

 

ザッザッザッ…ピタッ

 

麟「…嫌な予感」

 

さっきから、後ろからとてつもない数の視線を感じる。しかもその全ての視線が俺に注がれてやがる…何かしでかしったっけかな?

 

ザッ…!!

 

神「麟!」

 

聖「麟さん!」

 

耳「麟君!」

 

ナ・蘇「「麟!♡」」

 

麟「あ~あ…予感的中だな…(クルッ)…なんでしょうか皆さん」

 

呼び止められたので振り向くと…

 

 

皆(ジーッ…!!)

 

 

凄まじい量の熱い視線が俺に対して向けられていた。

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