華月麟の幻想記   作:華月麟

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ロケット完成を祝って

~紅魔館~

 

 

ワイワイ♪

 

紅魔館では、ついにロケットが完成したのでそのお祝いパーティーが開かれていた。

 

レミィ「これがこうでありまして…我々はついに月へ信仰するのです!」

 

皆『おーっ!!』 パチパチ

 

 

魔「…しっかしまあ、随分とお客を大勢呼んだもので」

 

咲「こういうイベントは、大勢の方が盛り上がるでしょう?」

 

魔「一理あるな」

 

霊「そんな事より気になる事があるのよねぇ…」

 

咲「あら、何かしら?」

 

霊「レミリアのロケットが完成したのは妖夢がヒントをくれたからでしょう?」

 

魔「ま、まあ…そうだけど」

 

妖「みょん?」

 

霊「…妖夢がそんな事を思い付くとはあまり思わないし、てっきりあんたが妖夢にその事を吹き込んだんだと思ったんだけど?幽々子」

 

幽「え?私が妖夢に航海の神様の事を?ふふっ、とんでもない♪どうして私がそんなめんどくさい事をしなくちゃいけないのかしら?」 ニコニコ

・悪意の無い笑顔

 

4人『…(汗)』

 

幽「それそうと、麟はこのパーティーに来てないの…?」

 

霊「ああ…あいつは…」

 

魔「今頃、命蓮寺に居ると思うぜ?」

 

咲「どうして命蓮寺に…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~命蓮寺~

 

 

麟「…」

・座禅して精神統一

 

命蓮寺では、麟が聖にお願いをして座禅の精神統一をしている最中であった。

 

星「まったく…彼が突然命蓮寺にやってきて『精神統一の修行をつけて欲しい』なんて言い出すから、正直私は驚きを隠せませんでしたよ聖」

 

聖「私もです星…。ですが…彼の座禅は素晴らしいです。とても初心者とは思えないブレの無さ、彼が許可をくれるのであれば座禅の見本として教官になっていただきたいくらいです」

 

星「初めて座禅をするというのに、1度も聖の忠告を貰っていませんよね…。彼には素晴らしい才能がありますよ」

 

聖「ええ。麟さん、そろそろ楽にしていいですよ」

 

麟「…ふぅ」

・脱力

 

ナ「(トテトテ)お疲れ様!♡」 ムギューッ♡

 

麟「よしよし」 ナデナデ

 

星「グッフゥ…!!」 ドサッ…

 

星があまりのショックに南無三!

 

聖「実に素晴らしい集中力です!初めて座禅をするというのに2時間もブレずにいられた人は貴方が初めてですよ!」

 

麟「普段は騒がしい日常を送ってきたから、逆に静かな空間で座禅が出来たのが功を奏したのかもね」 ナズさんナデナデ

 

ナ「ん~♡」 スリスリ

 

星「ゴハァッ…!!」

 

星さんKOです!

 

聖「しかしまぁ…針妙丸さんを膝で寝かせながら精神統一は見た事無いですね」

 

麟「ごめんなさい、わがまま聞いてもらって」

 

針「すう…すう…」

 

…まさかの膝枕しながら座禅、これは例外すぎる。

 

聖「膝枕している状態なのに座禅のブレなさ、素晴らしすぎます。…しかし何故針妙丸さんとあうんさんも連れて来たんですか?」

 

麟「…あうんが一緒にいるとはいえ、2人だけで神社にってのもあれかなと思ってね」

 

聖「なんだかお父さんみたいですね♪」

 

一方もう1人のあうんさんはというと?

 

 

 

~命蓮寺門前~

 

 

あ「あおーんっ!!!」

 

響「ぎゃーてー!!!」

 

響子と楽しく遠吠えをしていた。

 

 

 

 

 

 

麟「…元気だなぁ」

 

ナ「ねー」 スリスリ

 

聖「…ナズーリン、貴女は近すぎます。そろそろ離れなさい」

 

ナ「だが断る」

 

聖「はぁ…」

 

麟「…あはは」

 

針「すう…すう…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~紅魔館に戻って~

 

 

霊「(ストンッ)はぁ…立ち飲みってのは意外に疲れるわね…」

 

魔「(ストンッ)やっぱり宴会は座りながら酒を楽しむ!これに限るな」

 

妖「ちょっと霊夢と魔理沙、人前で座りながら飲むのはどうかと…」

 

幽「私も立ちながらは疲れたわ」 ストンッ

 

妖「幽々子様まで…」

 

もはや3人にマナーというものは存在しない。

 

 

スタスタ

 

 

永「あらあら…そこ重力だけ強くなって、立っているのが疲れてしまったのかしら?」

 

霊「あんたも来てたんだ?」

 

永「地上は、月の6倍も身体が重いのよねぇ」

 

霊「…人の話を聞きなさいよ」

 

永「あ、ごめんなさい」

 

魔「なあ永琳、今度私達はお前の故郷に行くわけだが…なんかお土産欲しいか?」

 

永「お土産ね…特に要らないわよ?私の故郷は"ここ"だもの」 ニコッ

 

魔「そっかそっか」

 

 

 

 

レミィ「…そこでこの会場に集まっている皆に、このロケットの愛称を募集したいのだけどー!」

 

 

 

 

魔「ロケットの愛称募集?」

 

霊「そんなにあの和風的な名前が気に入らないのかしら?」

 

永「…あのロケットには住吉三神の加護があるというのに名称をね…。変な名称にしてしまえば月まで行けなくなるかもだというのに…」

 

霊「…なんであんたが住吉三神を知ってんの?」

 

永「ん!?そ、そうねぇ…(ソワソワ)貴女達じはお酒に夢中だったのかもしれないけど、あの吸血鬼は細かく説明してたわよ?」

 

魔「マジか?よく覚えてんなぁ」

 

幽「…」 ゴクゴク

(本当はこの屋敷に侵入して、ロケットを下見したんでしょうに…白々しいわね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、吸血鬼の月侵攻計画は最終段階というラインまで進み始めていた。

 

 

 

 

ちなみに、あの三段ロケットの愛称は

 

上から

 

・ミンタカ

 

・アルニタク

 

・アルニラム

 

という愛称に決まった。

 

これはオリオン座中央部を構成する三つの二等星

 

δ(ミンタカ)

 

ε(アルニラム)

 

ζ(アルニタク)

 

を指すらしい。(永琳曰く)




色々と細かく書くとほぼ丸パクリみたいになるので、所々書いていません。

詳しく元ネタを知りたい人は 東方儚月抄 を購入する事をお勧めします。
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