華月麟の幻想記   作:華月麟

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大気圏突破

人は1度だけ 全て捨て去って

 

 

賭けてみたくなるのさ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!!

 

 

麟『もうすぐ…大気圏だ!』

 

ついに大気圏へ突入しようとしていた。

 

大気圏の温度は、1000℃を超えるほどの熱圏世界…果たして彼はどうやって突破する気なのか?

 

 

麟『ファンネル・バリア展開!!』 バ・バ・バ・バ・バッ!

 

 

 

ビッ!

 

 

 

 

 

 

 

ビッ!

 

 

 

 

 

 

 

ビッ!

 

 

 

 

 

 

 

ビシュィィンッ!! 

 

麟はファンネル・バリアを展開、これで大気圏を突破しようというのだ。

 

ガギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!

 

麟『はぁぁぁぁぁぁっ!!』

・大気圏突入

 

 

バチィィィィィィィィィィィィィィィィィィィンッ!!!

・何かに衝突

 

 

麟『ぐぅぅぅっ…!?』

 

大気という物は、上へ昇れば昇るほどに気圧は低下するものなのだが…麟は突破に苦戦していた。

 

麟『こ、これは大気圏の圧だけじゃない…幻想郷を守る為に張っている結界の圧も加わっているのか…!?』

 

そう…ロケットと違い、生身の身体で大気圏を突破するにはこの結界も突破しなければならないのだ。しかも、その重圧は彼の身体に重くのしかかる。

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

麟(く、くそっ…!このままじゃ押し負ける…!)

 

 

ギュゥゥゥゥゥンッ…

 

 

次第に麟が減速し出していた…どうやら身体がこの重圧に耐えられなくなってきているのだ。

 

 

麟『こうなりゃ一か八かの賭けでやってやる!』

 

 

 

 

『『レイズナー、パワー全開!!』』 カッ!!

 

 

 

 

キュイィィィィィィィィィィィィンッ…!!

・身体が更に強く発光

 

己の身を滅ぼす覚悟で、レイズナーのパワーを全開に解放したのだ。

 

 

 

クアァァァァァァァァァァッ!!!

 

 

 

ギュィィィィィィィンッ…!!

 

大気圏突破のエネルギーが徐々に蓄積されていく…

 

 

カッ!!

 

 

ついにエネルギーがチャージされた。

 

 

 

麟『(キッ…!!)レディ!!』

 

 

 

キィィィィィィィンッ…ガギュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!!!

 

 

 

麟『だあぁぁぁぁぁっ!!!』

 

 

フルパワーで大気圏突破を目指そうとする麟は、そのパワーを利用して結界を無理矢理突破しようとしていた。

 

 

グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

 

麟『行けぇぇぇぇぇぇっ!!!』

 

 

ガギュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

 

ブァッ…

 

 

…そしてついに、彼は前代未聞の〖ロケットを使わずに大気圏突破〗という偉業を成し遂げたのだ。

 

 

麟『はぁ…はぁ…はぁ…後は、月へ向かうだ…け…だ…』 カッ…!!

 

 

力を使い果たし、人間姿に戻ってしまった麟は…

 

 

麟「…」 グッタリ…

 

 

気絶してしまい、そのまま宇宙(そら)を彷徨いだしてしまった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飛び出して行け 宇宙の彼方

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