華月麟の幻想記   作:華月麟

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妬ましいわ!

皆(ジトーッ…)

 

 

正「ほれ、あ~ん♡」

 

麟「あ~…ん?」

 

正邪が食べさせようとしてくれたすき焼きの肉を食べようとした時だった、俺はある事にふと気づいたのだ。

 

 

…かなりの人数がこの部屋に居るはずなのに、なんか静かじゃね?

 

 

と…。

 

麟「(チラッ)…うおっ!?」

 

正「ん?どした」

 

麟「…周りを見てみろ」

 

正「周り?(チラッ)うお…!?」

 

俺と正邪はおそるおそる周りに視線を向けると…

 

 

地上の皆様

『パルパルパルパルパル…』 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

 

何故か水橋パルスィが大量に量産されていた。

 

麟「…えっとパルスィさん?」

 

パル「何かしら?」

 

麟「…能力は使って「…ないわよ?」さいですか…」

 

え、パルスィの能力なしでこの光景はマズいのでは?

 

地上の皆様

『パルパルパルパルパル…』

 

レイ「な、なんか物凄い殺意みたいなものを感じますけど…!?」

 

豊「しかもそれら全てが麟ともう1人に向けられている…怖いわぁ」

 

依「師匠…周りの皆さんはどうしたんですか…?先ほどから呪文みたいなものを唱えていますが…」

 

麟「依姫も覚えときな、地上の皆は何かに嫉妬すると〖パルパル〗ってブツブツ唱え始めるって」

 

依「わ、分かりました…」

 

この子、何でもかんでも素直に受け入れちゃうから悪い人に騙されそうなんだよなぁ…。(地上では)

 

月ではしっかり者って感じなのに…。まさに世間知らず…いや、地上知らずだな。

 

地上の皆様

『パルパルパルパルパル…』

 

正「…パルパルうるせぇな」

 

霊「正邪…あんたはいつから麟とそんな関係になったのかしら?」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

正「あ?んだよ博麗の巫女様よぉ、嫉妬してんのか?」 麟ナデナデ

・挑発のナデナデ

 

麟「お~?」

 

なんでこいつは火に油を注ぐ行為をするのだろうか?

 

紫「その手で麟に触らないでくれるかしら?」

 

正「お?その様子だと幻想郷賢者様も嫉妬してんな?」

 

紫「いいえ、お前を危険視しているだけよ…鬼人正邪」

 

正「なら…もっと面白いのを見せてやるよ。おい麟」

 

麟「ん~?」 モッチャモッチャ

・周りを無視して食ってた

 

正「受け取れ」

 

 

chu♡

 

 

地上の皆様

『あーっ!?やりやがったなぁ!!』

 

麟「またですかい…」

 

正邪が皆を煽るために俺の頬にkiss…俺を巻き込むな!?

 

正「にししっ♡」

 

麟「ふふっ、どうなっても知らないよ?」

 

正「上等!」

 

肝だけはいっちょ前に座ってらぁ…。

 

 

魔「(バンッ!!)もう我慢ならん!正邪、お前をぶん殴る!」

 

正「へっ!やってみやがれ、麟の為の宴会を滅茶苦茶に出来る覚悟があるならなぁ!」

 

魔「うぐっ…こいつぅ…!」

 

まさに外道。

この宴と俺を盾に取りやがった。

 

隠「(パンパンッ)はいはい、そこまでだ!明日は天界ビーチで遊ぶのだから、喧嘩はその時にすればいいじゃないか」

 

隠岐奈がナイスタイミングで横やりを入れてくれた。たまには役に立つね?

 

麟「隠岐奈、ありがとさん」

 

隠「ふっ…秘神にとってこの程度は他愛のない事よ…」 キリッ

 

ちょっと偉そうにしてんのが鼻に着くけど。

 

霊「まぁ…明日は覚悟しときなさいよ?」

 

正「へんっ、また私の能力で翻弄させてやるよ」

 

麟「はいはい、そこまでにしてくれ」

 

正「は~い」

 

麟「!?」

 

霊夢と話してる時と俺と話してる時、態度が違い過ぎないか!?なんなんだこいつ…。

 

依「し、師匠…」

 

麟「ん?どした依姫」

 

依「あ、あ~ん…///」

 

麟「!?」

 

依姫までやりだした!?」

 

豊「クスクス…♪」 ニヤニヤ

 

おい、この子を止めてくれよお姉さん。

 

麟「よ、依姫…なんでお前もあ~んをしようとしてんだ…?」

 

依「わ、私は貴方の弟子なので…一応した方が良いかと思いまして…///」

 

麟「チョットナニイテルカワカンナイ。別に弟子だからそういうのもしなきゃいけないルールとかは無いぞ…?」

 

依「そ、そうなんですか?///」

 

麟「お前…永琳さんにあ~んした事あるのかよ…?」

 

依「い、いえ…。しかし八意様は女性、貴方は男性ですよね?」

 

麟「それが何か?」

 

依「あ~んしてもらいたいとか…思った事はありませんか?」

 

麟「ねぇよ!w 俺を何だと思ってんだ!?」

 

依「あ、そうなんですか?男性とはそういう種族なのかと思ってました…」

 

こいつの師匠、やめようかしら?

 

麟「とりあえず…(パクッ)貰いはするよ」 モグモグ

 

依「…!」 パァァァッ…!

 

なんでこんなに嬉しそうなんだぁ?

 

 

 

<キャッキャッ♪

 

 

 

豊「…依姫にも春が来たわね」

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