華月麟の幻想記   作:華月麟

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皆で海!

麟「うんみ()だぁぁぁぁぁぁっ!」 トテトテ!

 

 

ピョンッ!

 

ザブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンッ!!

 

 

翌日、朝食を食べ、水着にも着替えた皆は天界ビーチへとやって来ていた。そして麟は猛ダッシュで海へと飛び込んだ。

 

 

皆『可愛いなぁちくしょう!』

 

 

完璧で究極のショタにうっとりしている危険人物達。

 

 

麟「(ザバァッ)皆は遊ばないのかぁ!?」

 

依「今そちらに向かいます!!」 バビュゥンッ!!

 

レイ「依姫様!?」

 

ザブゥゥゥゥンッ!!

 

 

依「ししょ~!!」 バシャバシャバシャ!!

 

 

豊「はっやぁ!?」

 

わかさぎ姫もびっくりなスピードで師匠の元へ泳ぐ依姫。

 

魔「…依姫って生真面目なんだか馬鹿なんだか分かんねぇな」

 

霊「どっちもでしょ?」

 

 

 

依「(スイ~スイ~)師匠!ただいま参りました!」

 

麟「おうおう早いな?じゃあ依姫も来たことだし、簡易的な修行でもするか」

 

依「しゅ、修行!?しかしその御身体では…」

 

麟「体力作りとかの修行なら、この身体でも出来るでしょ?」

 

依「な、なるほど…具体的にはどんな修行をするおつもりで?」

 

麟「まずはこの海を泳ぎまくって体力作り、その次は灼熱の砂浜で精神統一!」

 

依「そ、それだけですか!?」

 

麟「今は出来る事が限られてるからね。でも、しっかりと修行すれば自ずと成果は出るんじゃないかな?」

 

依「分かりました!」

 

 

<待ってくださ~い…!

 

 

麟・依「「ん?」」

 

バシャバシャバシャ

 

早「はぁ…はぁ…はぁ…」 プカプカ

 

麟「早苗?」

 

サナーエがまあまあな勢いでこちらまで泳いできた。

 

依「師匠、こちらの女性は?」

 

麟「こちらは東風谷早苗。守矢神社の巫女で、現人神でもあるよ」

 

依「巫女であり、神!?」

 

早「東風谷早苗です!よろしくお願いします!」 ペコリ

 

まぁ、霊夢はただの巫女だったから巫女であり現人神でもある早苗には驚くよね。

 

早「色々とお話は聞いてます!なんでも麟さんの弟子だとか?」

 

依「ええ、師匠の神力には多くの事を学べると思ったの。だから無理を言って弟子にしてもらったのよ」

 

早「確かに麟さんが纏っている神力は、私や神奈子様達とは比べ物にならないくらいに凄まじいんですよね」

 

依「師匠に勝てないのもあの時、納得したわ…」

 

依姫と早苗はちょっとした世間話を交わしていた。

 

麟「はいはい、お話はそこまで!早く修行を始めましょう。まずは20分ほど海を泳ぎまくります、一番体力を使うバタフライで!」

 

依・早「「はい!」」

 

 

麟達は体力作りの修行を開始した。

 

 

 

スイ~スイ~スイ~

・バタフライで泳ぐ3人

 

 

3人の修行を眺めながら

 

神「ふっ、早苗の奴は麟達と楽しそうに海を泳いでいるな」 プカプカ

 

諏「しっかし…相手は麟の弟子なんだろう?これはなかなかの強敵だ…」 プカプカ

 

神奈子と諏訪子は浮き輪に座りながら海を堪能していた。

 

 

スイ~スイ~

 

早「あ~…!この泳ぎ方、物凄く疲れます~…!」

 

依「あははは♪この程度で弱音を上げていては強くなれないわよ!」

 

麟「頑張れ早苗!」

 

早「は、はいぃぃぃっ…!」

 

 

 

豊「依姫、随分と嬉しそうな顔をするわね♪」

 

デェェェェェェェェェンッ!!

 

豊姫は物凄く精妙な砂の城を完成させていた。

 

レイ「ブフッ!?こ、この砂で出来たお城…豊姫様が作られたのですか!?」

 

豊「そうよ!」 フフンッ

 

レイ「本気出し過ぎでは…?」

 

豊「久しぶりに熱が入ったわ!」

 

霊「魔理沙もあんな感じの作れないの?」

 

魔「キノコなら作れるぜ?」

 

デェェェェェェェェェンッ!!

 

気持ち悪いくらいに忠実再現された砂のキノコが完成していた。

 

霊「ある意味凄いわ…」

 

魔「だろ~!?」

 

 

ポーン

 

 

大「ルーミアちゃん、そっちにボール行ったよ!」

 

ルーミア「任せろなのだ~!そりゃ!」 バシンッ

 

リグル「うわぁ!?いきなり私の方に飛ばす…な!」 バシンッ!!

 

チルノ「あたいさいきょー!」 バシンッ!!

 

ミスチー「大ちゃん、ボール返すよ!」 バシンッ!!

 

大「わとと…えい!」 バシンッ

 

 

大妖精達はビーチバレーを堪能。

 

 

勇「萃香!酒が入った状態でどちらが最強なのかそろそろはっきりさせようか!?」

 

萃「腕相撲で!」

 

勇「おう!」

 

萃「上等!」

 

 

ガシィッ!!

 

 

パル「レディ…FIGHT!」

 

 

勇・萃「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」」 ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

 

 

グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

ヤマメ「相変わらず、姐さん達の腕相撲は凄まじいね」

 

キスメ「…なんで天界に来てまで腕相撲?」

 

勇儀達はまさかの腕相撲勝負をしていた。

 

 

紫「それにしても…相変わらず天界は暑いわね~」

 

隠「このテンションで地上に戻ったら風邪をひきそうだ」

 

賢者2人はパラソルの下で優雅に海を眺めていた。

 

藍「紫様、水分補給はしっかりとしてくださいよ?」

 

橙「皆のジュース持ってきました~♪」

 

舞「お師匠様も水分補給はしてくださいよ?」

 

里「熱中症になったら大変ですからね!」

 

紫「は~い♪」 ゴクゴク

 

隠「私の心配はいいから、お前達も遊んできなさい」 ゴクゴク

 

舞・里「「は~い!」」

 

…なんだかママ友会議みたい。

 

 

フラン「(パシャパシャ)えい♪」

 

こいし「やったなぁ!?♪そりゃあ!」 バシャァッ

 

フ「わーっ!?♪」

 

さとり「ひんやりしてて気持ちいわね、海って♪」

 

メディ「そりゃ!」 バシャァッ!!

 

さ「わぁっ!?やったわね!?♪」

 

 

義妹達は楽しく水遊び♪

 

 

レミィ「ほんと、楽しそうねあの子達♪」

 

咲「ふふっ♪本当ですね?」

 

美「で、出来た…!」

 

デェェェェェェェェェンッ!!

 

美鈴は美鈴で紅魔館を砂で精妙に作り上げていた。

 

パチェ「すごっ!?」

 

こあ「美鈴さんってそういう所は器用ですよね」

 

 

ザザァァァァァァァッ…

 

お燐「うにゃぁ…あたいはどうしても海は好きになれないんだよねぇ…」

 

お空「どうして?」

 

お燐「水が苦手なんだよ…」

 

お空「おりゃあ!」 バシャァッ!!

 

お燐「ギニャー!?」

 

お空「あ、ほんとだ」

 

水嫌いだと言っているのに水をかける、まさに外道。

 

 

幽々「幽香が持ってきてくれたこのスイカ、美味しいわぁ♪」 モグモグ

 

アリス「(シャリッ)凄く甘いわね!?」

 

にとり「幽香の作ったきゅうり(パキッ カリカリ)これも絶品!」

 

幽香「まだまだ持ってきてるから遠慮せずに食べてね♪もちろん貴女もね、正邪」

 

正「え、私も良いのか…?」

 

幽香「ええ♪」

 

正「ありがと…(シャリッ)うまっ!?」

 

 

幽々子達はピクニックかな?

 

 

ジリジリ…

 

文「地上は冬なのに…」

 

はたて「天界は夏…」

 

椛「体感が狂いそう」

 

 

スイスイ

 

 

海上で船を漕ぐ小町。

 

小「映姫様、あたいの腕はいかがですか?」

 

映「ええ、相変わらずいい腕をしています。その調子でもう少し漕いではもらえますか?」

 

小「映姫様のご要望とあれば♪」

 

 

どうやら船漕ぎのテスト(?)的な事をしているらしい。いや…むしろデートか?

 

 

妹「なあ慧音、さっき幽香からスイカを貰ったんだけどさ、慧音の頭突きで割れないか?」

 

慧「私の頭はそういう為にあるんじゃないぞ!?」

 

永「はいはい、そのすいかは私が切るから貸してちょうだい」

 

輝「天界に来てまで修行とは…依姫は生真面目ねぇ」

 

鈴「ま、まぁ依姫様はストイックな方ですからね…」

 

てゐ「しかも守矢神社の巫女まで一緒だよ」

 

永「(ザクッ!)はい、スイカが切れたわよ貴女達」

 

5人『いただきま~す!』

 

 

永遠亭メンバー達は幽香からのおすそ分けスイカを味わう。

 

 

 

スイ~スイ~

 

 

麟「そろそろ一旦休憩にしよう!」

 

依「分かりました!」

 

早「わ、分かりましたぁぁぁぁぁ…」

 

 

20分もバタフライで泳いでいた3人、早苗は体力の限界が訪れていた。

 

 

ザバァッ

 

 

麟「(ノビ~ッ)いやぁ…バタフライはキッツいなぁ」

 

依「でも、いい修行にはなりました!」

 

早「これ…温泉でしっかり疲れを取らないと筋肉痛になりそうね…」

 

 

ザッザッ

 

 

幽々「あらお帰りなさい3人共♪」

 

妖「ずいぶんと精が出ていたご様子で」

 

早「ええ…如何に自分が身体を動かしていないかを痛感させられました…」

 

依「かなり充実した20分でしたよ!」

 

 

 

麟「幽香さん、頼みがあります!」

 

幽香「あら、何かしら?」

 

麟「また幽香さんの紅茶が呑みたい!」 ニパッ!

 

幽香「…今すぐ作るから待ってなさい」

 

麟「は~い♪」

 

幽香は冷静を装っているのだが

 

幽香「…」

(何よあの反則的に可愛い笑顔は!?惚れちゃうぞ!?あんなものを見せられてしまったら惚れちゃうわよ!?)

 

 

内心は情緒不安定、心臓はバックバクのご様子だ。

 

 

ア「…」

(幽香…分かるわよ貴女の気持ち。あんな可愛い笑顔を見せられたら心が爆発するわよね…感情が滅茶苦茶になりそうよね…?)

 

 

アリスは幽香の異変にどうやら気付いていた様子だ。

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