華月麟の幻想記   作:華月麟

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豚汁大好きだなぁ自分


依姫と豚汁

ジリジリジリジリ…

 

麟・依・早「「「…」」」

・瞑想中

 

 

ザワザワ…

 

 

フ「あれ何?」

 

レミィ「私達には理解出来ない世界よ」

 

霊「このクソ暑い砂浜で瞑想…」

 

魔「よくもまぁ真面目に出来るなぁあいつら…」

 

このクソ暑い砂浜で、瞑想をしている3人に周りは驚きとドン引きの声が大量に上がっていた。

 

 

麟「…よし、瞑想終了!楽にしていいよ」

 

依「ふぅ…」

 

早「20分もこの砂浜で瞑想…も、もう限界です…」 グデー…

 

なんと…照りつける太陽の下で、3人は20分も瞑想していた。麟と依姫はそこまでダメージは受けていないが、こういった事に全く慣れていない早苗は熱中症寸前の状態だった。

 

麟「おりゃ!」 ザバーッ!!

 

早「わひゃーっ!♪」

 

麟は早苗の為にキンキンの冷水をかけた。

 

麟「ほれ2人共、スポーツドリンクだ。塩分補給も出来るぞ」

 

依「(ゴクゴクッ)ふぅ…さすがに炎天下の瞑想は効きますね…」

 

早「ふわぁぁ…まだクラクラしますね…」

 

麟「(キョロキョロ)おっ!休憩するにはピッタリの場所を見つけたよ」

 

早「ふぇ…?」

 

麟「ほれ、さっさと行くぞい!」 バビュンッ!!

 

依「し、師匠?!待ってくださいぃっ!」 ダッ!

 

早「ま、待ってぇぇ…」 フラフラ

 

麟が見つけた、日除けにピッタリの場所とは…?

 

 

 

~みすちーの屋台~

 

 

響「いらっしゃいませぇぇぇぇっ!!」 ギャーテー

 

ズザーッ!!

 

麟「到着!」

 

響「あ、麟さん!こんにちは〜っ!!」 ギャーテー

 

麟「こーんにーちはー!」 ギャーテー

 

山彦に対抗すな

 

響「山彦の私が山彦で負けたぁ!?」

 

麟「勝ったァ!!」

 

ミスチー「楽しそうねぇ♪」

 

いや…本当に楽しそうだなこいつら?

 

依「師匠、この屋台はなんですか?」

 

麟「俺のお気に入り屋台だよ」

 

依「師匠のお気に入りですか!」

 

ミスチー「麟さんのお気に入りなんて光栄ですねぇ♪」

 

早「あ!みすちーちゃんの出張屋台じゃないですか!」

 

依「あら、早苗もよくこの屋台に来るのですか?」

 

早「ええ♪神社の布教を終えた帰りによく見かけるので、贔屓にさせてもらってます♪」

 

ミスチー「今後ともごひいきにー♪」

 

響「ごひーきにー!」 ギャーテー

 

麟「さぁ、2人共席に着いて。お腹が空いたでしょうよ」

 

グゥゥゥゥゥ…

 

依・早「「…あ///」」

 

腹は正直な返答をしてくれた。もうお昼過ぎだもんなぁ♪

 

 

~さぁ、食うぞ!!~

 

 

コトコト

 

ミスチー「さて、何にしますか!?」

 

響「このお品書きから選んでくださいね!」

 

依「どれどれ(ペラッ)…全く想像がつかない料理ばかりだ」

 

早「え…!?月って味噌汁も無いんですか!?」

 

依「味噌汁…とは?」

 

ミスチー「へ!?味噌汁をご存知…無い!?」

 

麟「…そもそも月にはスープっていう文化も無いのよ。月は地上みたいな食事はそんなに無いのよ。ね、依姫」

 

依「は、はい…」

 

早「…それでそのナイスバディな身体付きは凄いですけどね」

 

依「そ、そうかしら?」 ボインッ☆

 

ミスチー「…ちょっと羨ましい」 パルパルパル…

 

麟「あはは…」

 

みすちーがパルスィに進化しちゃった…。

地上のような食事を取っていないのに胸があそこまで成長してるのは妬ましいと思うのは理解出来るけどね。

 

依「師匠…私にはよく分からないので、師匠のオススメお願いします」

 

早「確かに麟さんのオススメは私も気になりますね…。私も麟さんのオススメが良いです!」

 

麟「え、俺のオススメでいいの?」

 

依・早「「はい!」」

 

麟「マジかぁ…」

 

俺がみすちーの屋台で食う昼飯って決まってるんだよねぇ。

 

麟「みすちー」

 

ミスチー「はい!」

 

麟「豚汁とおにぎり、よろしく」

 

響「麟さんってそれしか食べないですよね」

 

麟「なんとなくみすちーの屋台で食べるお昼はこれがいいんだよねぇ…」

 

ミスチー「ふふふ…今回は自信作ですのでご期待を…!」

 

麟「自らハードルを上げていくスタイルすか」

 

では期待させてもらおうかしらねぇ…

 

 

 

~おあがりよ!~

 

 

ミスチー「お待たせしました〜♪」

 

響「豚汁とおにぎりでーす!」

 

コトッ

 

麟「おーキタキタ♪」

 

依「おお…!?なんですかこの具材が沢山入っている汁物は!?」

 

早「The・和食ですね♪」

 

ミスチー「ご賞味ください!」

 

麟・依・早「「「いただきまーす!」」」

 

麟「(パクッ モグモグ)ん〜…汗をかいた後に食べる塩握り飯、最高…」

 

早「ほわぁ…色んなお出汁が効いてる豚汁がたまらないですねぇ…」

 

依「(ズズッ…ゴクン)お、美味しい…!味の感想を言いたいところですが、食べた事が無いのでなんと言ったらよいのか…」

 

ミスチー「そのお気持ちだけで十分ですよ♪…で、麟さん」

 

麟「(モグモグ)ん?」

 

ミスチー「そのぉ…(モジモジ)豚汁のお味は…どうですか?」

 

麟「豚汁?(ズズッ…)…そうだなぁ」

 

ミスチー(ドキドキ)

 

麟「(ニパッ!!)最高だよ♪」

 

ミスチー「…!やったぁ!!」

 

響「やったねみすちー!」

 

ミスチー「やったよ響子ちゃん!」

 

<ワーイ!!

 

依「(モグモグ)このおにぎりも美味…」

 

早「えっとぉ…麟さん」

 

麟「はいはい?」

 

早「みすちーちゃんが豚汁の感想を聞いたのってどうしてですか?」

 

麟「この豚汁を教えたの、俺だもん」

 

早「…へ!?」

 

依「ぶーっ!!」

 

麟・ミスチー・響「「「どわーっ!?汚ねぇ!!」」」

 

依「ケホッケホッ…す、すみません…!あまりにも驚きが隠せなかったもので…」

 

麟「何に対して驚いた!?」

 

依「師匠が料理出来るって事ですかね…」

 

麟「失礼なやっちゃな!?俺だって料理はするわ!」

 

本当にこの世界の男共は料理しないんだな!?飲食店以外の人達はどんだけ亭主関白なんだよ!?

 

ミスチー「いやはや…麟さんにこの豚汁を認めてもらうまでが長く感じますねぇ…」

 

響「最初にこの豚汁を出したのって去年とかじゃなかったっけ」

 

麟「そう考えると本当に長いな?」

 

というか月日の流れが速く感じるわ。

 

依「し、師匠」

 

麟「ん?どした」

 

依「師匠の身体が元に戻ったら、師匠の手料理を食べてみたいのですが…よろしいですか?」

 

麟「そんなもん、いくらでも作ってあげるよ」

 

依「や、やった…!」

 

俺の手料理…月の民のお口に合うかしら?

 

 

ザッザッ…

 

 

神「おや、随分と食欲をそそられる香りがするな」

 

諏「(グゥゥゥゥゥ…)そういやお腹空いたね?」

 

早「あっ、神奈子様に諏訪子様。麟さんが考案した豚汁、飲んでいきます?」

 

神「麟がプロデュースした汁物か…興味深い!」

 

諏「是非とも食べてみようじゃないか!」

 

ザッザッ…

 

豊「あら依姫、随分と美味しそうな物を食べてるわね?」

 

レイ「それに…いい匂いがしますぅ…(グゥゥゥゥゥ…)あ…///」

 

依「あ、お姉様にレイセン。どうですかお姉様?師匠が携わった豚汁という汁物を食べてみませんか?」

 

豊「…あら気になるわね!」

 

レイ「私も食べたいです!」

 

ミスチー「皆さんの分もありますのでどんどん食べてくださいね!」

 

 

そして連鎖してゆくかの如くどんどん屋台に人が集まっていき

 

 

皆『いただきまーす!』

 

 

皆で豚汁とおにぎりを味わった。

 

隠「こ、これが麟君の豚汁…!?」

 

紫「相変わらず美味しい料理を作るわねぇ♪」

 

賢者達にも大好評!

 

正「この豚汁を麟が作った?冗談だと思いたいくらいに美味いぞ!?」

 

針「流石は麟!なんでも出来ちゃうイケメン!」

 

咲「うっ…なんだか彼に負けた感が否めない…」

 

美「なーんか麟さんって、よく咲夜さんの上を行きますよね」

 

他の皆からも大好評!

 

当の本人は

 

麟「別に豚汁って家庭料理だから誰でも作れるだろ?」

 

と、かなり鋭い一言を放ちつつも

 

麟「(ズズッ…)でも、やっぱり人の作った豚汁が1番美味いや♪」

 

みすちーが作った特製豚汁を嬉しそうに堪能していた。

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