ドガン…!!ドガン…!!ドガァァァァァンッ…!!
諏「なんだなんだ?湖の方が騒がしいね」
神「しかも、麟の激オーラと知らない者にオーラが激しくぶつかり合っている…」
諏「見に行ってみる?」
神「ああ…最悪は我々で止めなくてはならない事態になりかねんからな」
諏「よっしゃぁ!善は急げってね!」
ダッ!!
神「ちょっと諏訪子!?待ちなさい!」 ダッ!!
守矢神社の御柱2人も湖の異変を感じ取り、現場へ急行。
~天狗の里~
<ドガァァァァァンッ…
は「…え、何よこの音」
文「なんだか守矢神社の方が騒がしいわね…。椛」
椛「はい!なんでしょうか文さん」
文「今朝、月の賢者の1人を守矢神社へ案内したと言っていたけど、何か心当たりは?」
椛「心当たり…?ああ!麟さんと依姫さんがお互いに小手調べをしてるとか?」
は「にしては…」
<ドガァァァァァン…!!!
文「…少し激しすぎるわね」
ダッダッダッ!!
龍「文、はたて、椛!」
文・は・椛「「「飯綱丸様?」」」
龍「至急、守矢神社へ向かうぞ!」
文「へ!?今からですか!?」
は「一体、何事ですか!?」
龍「現在進行形で、麟君が侵入者と戦っているという情報が入った!」
文「侵入者…!?ちょっと椛、どういう事かしら!?」
椛「し、知りません知りません!(ブンブン)私は依姫さんしか守矢神社へ案内していないですよ!?」
は「ということは…その隙を狙われた!?」
龍「話は後だ!今は現場へ急行するのが最優先だ!」
文・は・椛「「「はい!」」」
まさかの天狗の者達まで出動してしまう始末…。2人の戦いはとんでもない事態にまで発展してしまったようだ。
~湖~
ガキンッ!! ガキンッ!! ガキンッ!! ガキンッ!!
ズザザザァァァァッ…!!
麟「ちっ…!」
サ「くっ…!!」
戦いは熾烈を極めていた。
スタッ
依「サグメ様、師匠!!」
早「麟さん!今すぐ戦いをやめてください!」
2人も遅れて到着し、戦いを繰り広げる2人を静止したが
サ「依姫様!こいつを始末し、地上の生命を全て浄化したら貴女の目も覚めるはずです!」 ドウッ!!
麟「止めるな早苗!こいつはこのまま野放しには出来ない!!」 ドウッ!!
サ「華月ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」 ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!
麟「サグメぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」 ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!
バチィィィンッ!! ドガガガガガガガガガッ!!!
2人の静止は虚しくも届かず、戦いは更に激しさを増すばかり…。
ギュァァーン…スタッ…
諏「(スタスタ)早苗!これはどういう状況か説明してもらおうか!?」
早「諏訪子様…!」
ギュァァーン…スタッ
神「な、なんだあの激しい鍔迫り合いは…!?」
早「神奈子様も…!」
2人の御柱も現場へ到着。
諏「早苗、一体全体何が起こってるの!?」
神「それに…早苗の隣に居るのは月の者か…?まさか貴様が仕向けたのか…!」
早「ち、違います!依姫さんはただ麟さんに会いに来ただけです!」
神「では…今、麟と戦っているのは何者だ!これはどう説明するつもりか!?」
早「そ、それは…」
依「今、師匠と戦っている人は…私の知合いです…」
早「依姫さん…!?」
諏「やっぱりあんたが仕向けたのか!?」
依「ち、違います…!全ては…私が未熟だった故に…うっ…うっ…」 ポタポタ
依姫は止めようがないこの現状と自身の弱さに絶望し、泣き出してしまった。
依「私があの時、周りの意見も聞かずに事を進めてしまったのが悪いんです…!どれだけ民達の意識を変えても、必ず従来の思想を持った者達は少なからず残っている…。そんな分かり切った事を…私は分かっていなかった…!」
依姫は、全て自分のせいだと非難した。
神・諏「「う、う~ん…」」
まさか泣き出すとは思ってもおらず、2人は困惑してしまった。
早「よ、依姫さん…!」 ガシッ…!!
依「さ、早苗…?」
早「大丈夫です…!麟さんとの出会いが間違いではなかったと、麟さんを師匠にして間違いなかったと…この戦いが示してくれるはずです!」
早苗は依姫を鼓舞した。
依「早苗…ありがとう…!」
ギュァァーン…スタッ…
龍「八坂様、洩矢様、ご無事で!?」
更に遅れて飯綱丸が現場に到着。
神「おや…お前は確か…」
龍「大天狗の飯綱丸龍でございます。守矢神社に侵入者が現れたとの情報を聞き、ここまでやってまいりました」
諏「天狗も律儀だねぇ」
スタッ スタッ スタッ
文「ふぅ…到着到着」
は「うっわ…!何よあの激しい戦いの渦は…」
椛「下手に介入すれば私達が先にやられそうですね…」
更にその部下が3人到着。
バチィィィンッ!! バチィィィンッ!! バチィィィンッ!!
ドガガガガガガガガガッ!!
サ「はぁぁぁぁぁぁっ!!」 グオォォォォォォォォォッ!!
麟「だぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」 ガオォォォォォォォォォッ!!
ドガァァァァァンッ!!!
龍「今…彼と戦っているのが例の侵入者ですね…?」
神「そうだ…だが手出しは無用!これは麟と月の民だけの問題だ。我々のような第三者が口を挟んでいい事ではない」
龍「はっ!分かりました」
諏「しかし…随分とお互いに拮抗しているね?これじゃあ決着がつかないんじゃない?」
神「はははははっ!心配は無用だろう諏訪子?我々は一度、彼に負けているのだから、彼の強さは十分に分かっているだろう」
諏「それもそっか!」
早(呑気だなぁお2人は…)
依「師匠…サグメ様…」
文「とりあえずスクープだから撮っときましょ」 パシャパシャ
は「私も撮ろっと」 カシャッ
椛「はぁ…やれやれ…」
ズザザザァァァァッ…!!
麟「くっ…!」
戦況は徐々にサグメの方へ傾きつつあった…。
サ「ふふふ…お前だって徐々に押されているのは分かっているだろう?潔くここで死ね!」
麟「…(ニィッ)…ふっふっふっふっふっ…はっはっはっはっはっ!!」
サ「…!?な、何がそんなにおかしい!?」
麟「バカが…この程度が俺の全力だと思っているのか?」
サ「な、何っ…!?」
麟「俺は最初から本気なんて出していない。お前がどれほどの実力を兼ね備えているか見極める為に手を抜いていただけだ」
サ「で、では…あの苦しそうな表情は…!?」
麟「全て、お前を騙す為の演技だ」
サ「なっ…!?」
麟「そうやってお前達月の民は地上の人間を見下し続けるから…相手が持つ、真の実力を見極める事が出来ないんだよ。全てはその傲慢な思想故にな!!」
サ「だ、黙れ!そんなに死にたいのなら、今すぐ殺してやるぞ!」
麟「くたばるのは…てめぇだぁっ!!!」
ブアッ!!!
サ「っ…!?」
麟の一言で、この場の空気が一瞬で張りつめた…。
麟「見せてやる…進化した蜃気楼の鳥をな!!」
サ「進化した蜃気楼の鳥…!?」
麟「はぁっ!!」
SET TURBO ON!!
麟「はぁぁぁぁぁぁぁぁっ…!!」 ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!
グゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ…!!!
グラグラグラグラ!!
迸る力は、もはや地震のような揺れを発生させていた。
文「あやややややややや!?」
椛「うわわわわっ!?」
は「(ステーンッ!!)いったぁ!?」
龍「な、なんて凄まじいパワーなんだ!?」
早「し、しかもまだまだパワーが…!?」
依「じょ、上昇している…!?」
神「あの力…決戦の時以上のものを感じる…」
諏「あ、明らかにパワーがあの時よりも格段に上がってるよね!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!
サ「ち、地上の人間が何故これほどの力を有しているのだ…!?」
麟(キッ…!!)
サ「っ…!?」
「「紅に燃えろ…闘志の焔よ!!」」
麟「だぁっ!!」 ドガァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!
サ「うわっ…!?」
ジュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ…!!
その熱さは湖の水を一気に沸騰させ、蒸発をさせてしまう程の熱量だった…。
BOOST MARK Ⅲ
サ「な、なんだお前のその姿は…!?」
麟「これが進化した…」
「「ファータモガーナ・フォーゲルだ!!」」
READY? FIGHT!
FIRE!
バオォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!
進化したと言っても、見た目の変化は特にありません
訳:新しい立ち絵を作るの面倒