華月麟の幻想記   作:華月麟

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紅魔館で修行

~紅魔館~

 

 

麟「てことで紅魔館到着」

 

依「す、すごい…地上にこんなにも大きな屋敷が建っているなんて…」

 

麟「やっぱりそう思うよね、俺もそう思ったし」

 

記念すべき最初の修行場所は紅魔館!何故かって?修行する相手にはぴったりの相手が紅魔館には居るからだ。

 

スタスタ

 

麟「うん?…はぁ、またか」

 

依「どうかしたのですか?師匠」

 

麟「あれ…見てみろ」

 

依「あれ…?」 チラッ

 

麟が指を指した方向には

 

美「クカー…」

 

絶賛居眠り中の美鈴さんが居た。

 

麟「はぁ…」

 

依「えっとぉ…この方はもしかしなくても門番ですか?」

 

麟「正解…」

 

依「…いいのかこんなにぐっすりで…?」

 

そりゃごもっともな意見です依姫君。

 

麟「じゃあ、この門番を起こすからちょいと待ってくれ。(グッ!!)はぁぁぁぁぁぁ…!」 オォォォォォォォォォォォォッ…!!

・右拳に力を込める

 

依「お、おお…!?右拳に凄まじい力を感じます…!」

 

美「くかー…」

 

麟(キッ!!)

 

ドウッ!!

 

最大限の力を込めた麟は思い切り飛び上がり

 

 

グオォォォォォォォォォッ…!!

 

 

「「起きろ!デトロイト市警だ!!!」」

 

 

バギィッ…!!!!

 

 

美「ぎゃあぁぁぁああぁぁあぁぁあぁっ!!!!!」

 

 

その右拳を美鈴の脳天へと叩き込んだ。

 

 

 

 

 

 

麟「はぁ…目は覚めたかね?美鈴」

 

シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…

 

美「は、はい…おかげさまで…(泣)」 ヒリヒリ

 

依「…(汗)」

 

麟「さて、依姫に紹介しよう。こちらは紅魔館の門番、紅美鈴だ。美鈴、こちらは俺の弟子であり、月の賢者でもある綿月依姫だ」

 

美「紅美鈴と言います。貴女が噂に聞いていた依姫さんですね?お会いできて光栄です!あ、私の事は気軽に美鈴と呼んでください」

 

依「わ、綿月依姫よ。…よろしく」

 

美「はい!よろしくお願いします!で…本日はお2人共、何故紅魔館へ?」

 

依「師匠が言うには『紅魔館にはとっておきの修行相手が居る』とかなんとかと言っていたからついて来たのだけれど…」

 

美「紅魔館にそんな人物…いましたっけ?」

 

麟「はぁ…紅魔館には常に住んでいるだろ?俺の愛おしい奴がさ」

 

美「麟さんの愛おしい方?(ウーン…)…え、マジで言ってるんですか?」

 

美鈴は『とっておきの修行相手』が誰なのかが分かったようだ。

 

麟「きっとあいつなら、今回の大役を引き受けてくれるはずさ!」

 

美「…その前に死人が出そうな気もしますが…?」

 

麟「何言ってんだ!あいつは俺達と関わるようになってから、自分の力をほぼ完璧に使いこなせるまでに成長したんだぞ?」

 

美「そ、そうでしょうけど…。それでもあの方の能力は危険そのものなんですよ…?」

 

麟「ふっ…今のあいつなら大丈夫だよ。だって俺の愛おしい義妹なんだから!」

 

美「り、麟さんがそこまで言うなら、その言葉を信用するほかありませんね…」

 

麟「じゃあ、中に入っても構わないかな?」

 

美「はい!あ…咲夜さんには居眠りの事を内密にしてくださいね…?」 ヒソヒソ

 

麟「はいはい」

 

 

ガチャ…ギィィィィィィィィ…

 

 

スタスタ

 

麟「それじゃあ美鈴、また後で~!」

 

美「はい~!」

 

スタスタ

 

依「…」

(師匠が愛おしい義妹と嘆いている御方…。まさか吸血鬼…!?)

 

 

スタスタ

 

 

依姫は、これから自分が誰と戦いを繰り広げるのかを、若干ではあるが勘付いたようだ。

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