~霧の湖~
俺はレミリアの許可も得たので、霧の湖でフランと依姫を戦わせる事にした。もちろん、魔法の森、紅魔館に被害が出ないであろう距離を取って。
麟「よし、この広さ、この距離なら大丈夫だろ?」
レミィ「そうね、でも少し心配ね…?」
麟「本当にこれだけの距離を取っても無事か否かって事だろ?」
レミィ「フランとよっちゃんが戦うから…やっぱりバリアは必要じゃないかしら?」
パチェ「ええ…?結局私がバリアを張らなくちゃいけない流れじゃない?」
咲「まあまあ…パチュリー様もなんとなく予想はしていたでしょう?」
パチェ「別に良いけれど…この広さを囲うには相当の魔力が必要ね…。私の魔力で足りるかしら?」
麟「心配なら俺のパワーを少し貸すよ」 パァァァァァァァァァ…
パチェ「あ、ありがとう…」
麟はパチュリーに自身のパワーを少しだけ与えた。
フゥゥゥ…
麟「このくらいか?」
パチェ「…はぁ!?本当に言っているの!?」
パチュリーは何かに驚いている。
麟「え…足りなかったか?」
こあ「どんだけ麟さんからパワーを貰う気ですか?」
パチェ「違うわよ!その逆よ!!」
美「その逆?」
パチェ「麟!今どれくらいの魔力を私にくれたの!?」
麟「え、本当に少しだよ?10%も満たないくらいかな…?」
パチェ「じゅ、10%未満でこれなの…!?その言葉が信じられないくらいに魔力が溢れ出るわ!!」 ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!
こ「わぁ!?普段のパチュリー様とは思えないほどの凄まじいパワーを感じます…!!」
咲「す、凄い…!本当にこれで10%未満のパワーを与えたの…!?」
美「明らかに半分くらいのパワーをあげたくらいの昂り方ですよ…!」
どうやら麟が譲渡した一部のパワーが、パチュリーの戦闘力やその他諸々を極限まで高めてくれたようだ。
麟「パチュリー、気分はどう?」
パチェ「これならこの区間のバリアを張るなんて造作もない事よ!!」 パチンッ!!
ビシュインッ!!!
なんと一瞬で紅魔館と魔法の森を離隔するバリアを展開した。
レミィ「す、すごい…一瞬でバリアを張れるなんて…」
パチェ「しかもバリアの硬度は相当な物!これなら2人が思う存分に戦っても大丈夫よ!」
麟「準備は完了だな?2人共!位置につけ!!」
スタッ
フ「うふふ♪お兄様の弟子がどれくらい強いか楽しみだなぁ♪」 オォォォォォォォォォォォォッ…
依(師匠の義妹…レミリアよりも強いというのは彼女から溢れ出るオーラを見ればすぐにわかる…!私に…勝てるのかしら…)
麟「フラン!依姫を絶対に殺すなよ?」
フ「もちろん!あの人はお兄様の大切な弟子だから壊したりなんてしないわ!でも、本気は出してもいいんでしょ?」
麟「ああ。でも…消し炭にならない程度には手加減してくれよ?」
フ「は~い♪」
麟「依姫!なるべくレミリア達に放ったような太陽系の神は使うな!」
依「心得ています!しかし…万が一の時は、使わせてもらいます!」
麟「お前ら2人は、俺の大切な弟子と義妹だ!絶対に殺し合いだけはしないように!!」
フ・依「「はい!!」」
麟「それでは…READY…!」
フ「ふふふ…」 ザッ…
依「…」 ザッ…
「「FIGHT!!!」」
フ・依「「(キッ!!)勝負!!」」 ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!
依「はぁぁぁぁぁぁっ!!」
フ「あはははははははははははははは!!」
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!
依姫とフランの激しい戦いが開始された…!