華月麟の幻想記   作:華月麟

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紅魔館で修行・4

~霧の湖~

 

 

俺はレミリアの許可も得たので、霧の湖でフランと依姫を戦わせる事にした。もちろん、魔法の森、紅魔館に被害が出ないであろう距離を取って。

 

麟「よし、この広さ、この距離なら大丈夫だろ?」

 

レミィ「そうね、でも少し心配ね…?」

 

麟「本当にこれだけの距離を取っても無事か否かって事だろ?」

 

レミィ「フランとよっちゃんが戦うから…やっぱりバリアは必要じゃないかしら?」

 

パチェ「ええ…?結局私がバリアを張らなくちゃいけない流れじゃない?」

 

咲「まあまあ…パチュリー様もなんとなく予想はしていたでしょう?」

 

パチェ「別に良いけれど…この広さを囲うには相当の魔力が必要ね…。私の魔力で足りるかしら?」

 

麟「心配なら俺のパワーを少し貸すよ」 パァァァァァァァァァ…

 

パチェ「あ、ありがとう…」

 

麟はパチュリーに自身のパワーを少しだけ与えた。

 

フゥゥゥ…

 

麟「このくらいか?」

 

パチェ「…はぁ!?本当に言っているの!?」

 

パチュリーは何かに驚いている。

 

麟「え…足りなかったか?」

 

こあ「どんだけ麟さんからパワーを貰う気ですか?」

 

パチェ「違うわよ!その逆よ!!」

 

美「その逆?」

 

パチェ「麟!今どれくらいの魔力を私にくれたの!?」

 

麟「え、本当に少しだよ?10%も満たないくらいかな…?」

 

パチェ「じゅ、10%未満でこれなの…!?その言葉が信じられないくらいに魔力が溢れ出るわ!!」 ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

こ「わぁ!?普段のパチュリー様とは思えないほどの凄まじいパワーを感じます…!!」

 

咲「す、凄い…!本当にこれで10%未満のパワーを与えたの…!?」

 

美「明らかに半分くらいのパワーをあげたくらいの昂り方ですよ…!」

 

どうやら麟が譲渡した一部のパワーが、パチュリーの戦闘力やその他諸々を極限まで高めてくれたようだ。

 

麟「パチュリー、気分はどう?」

 

パチェ「これならこの区間のバリアを張るなんて造作もない事よ!!」 パチンッ!!

 

 

ビシュインッ!!!

 

 

なんと一瞬で紅魔館と魔法の森を離隔するバリアを展開した。

 

レミィ「す、すごい…一瞬でバリアを張れるなんて…」

 

パチェ「しかもバリアの硬度は相当な物!これなら2人が思う存分に戦っても大丈夫よ!」

 

麟「準備は完了だな?2人共!位置につけ!!」

 

 

スタッ

 

 

フ「うふふ♪お兄様の弟子がどれくらい強いか楽しみだなぁ♪」 オォォォォォォォォォォォォッ…

 

依(師匠の義妹…レミリアよりも強いというのは彼女から溢れ出るオーラを見ればすぐにわかる…!私に…勝てるのかしら…)

 

 

麟「フラン!依姫を絶対に殺すなよ?」

 

フ「もちろん!あの人はお兄様の大切な弟子だから壊したりなんてしないわ!でも、本気は出してもいいんでしょ?」

 

麟「ああ。でも…消し炭にならない程度には手加減してくれよ?」

 

フ「は~い♪」

 

麟「依姫!なるべくレミリア達に放ったような太陽系の神は使うな!」

 

依「心得ています!しかし…万が一の時は、使わせてもらいます!」

 

 

麟「お前ら2人は、俺の大切な弟子と義妹だ!絶対に殺し合いだけはしないように!!」

 

フ・依「「はい!!」」

 

麟「それでは…READY…!」

 

 

 

フ「ふふふ…」 ザッ…

 

依「…」 ザッ…

 

 

 

「「FIGHT!!!」」

 

 

 

フ・依「「(キッ!!)勝負!!」」 ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

 

 

 

依「はぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

フ「あはははははははははははははは!!」

 

 

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!

 

 

依姫とフランの激しい戦いが開始された…!

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