華月麟の幻想記   作:華月麟

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華月麟VSフランドール・スカーレット(改)

「「お兄様ともう一度戦いたい!!!」」

 

 

麟「…え?」

 

フ「だーかーらー!私はもう一度お兄様と戦いたいのー!!」

 

麟「えぇぇぇぇっ!?」

 

フランに依姫と戦ってお前が勝ったからなんかお願いを聞いたげると言ったところ、フランから『お前と戦わせろ!』というお願い事をされてしまった…どうしよう?

 

麟「えっとレミィ…許可は…下りますかね?」

 

レミィ「良いんじゃない?私は別に構わないわ。今、パチェがバリアの具合を調べている最中だから待ってて頂戴」

 

 

 

 

 

パチェ「う~ん…」

・バリアを点検

 

咲「パチュリー様、どうでしょうかバリアの具合は」

 

パチェ「まあ…壊れてはいないけど、もう1回戦うとなると強度に不安があるわね…」

 

咲「麟にお願いして、またパワーを借りますか?」

 

パチェ「そうさせてもらおうかしらね?」

 

 

スタスタ

 

 

こあ「あ、帰って来ましたよ」

 

レミィ「パチェ、バリアはどんな具合かしら?」

 

パチェ「もう1回戦うんだっけ?そうだとすると、バリアの強度に若干の不安があるってところよ」

 

麟「つまり、バリアを張り直さないといけないわけか」

 

パチェ「てことでもう1回私にパワーを分けて♡」

 

麟「…はいはい」 パァァァァァァァァァ…

 

フ「パワーをパチェに与えるのは良いけど…私と戦う時のパワーが無くならない?」

 

麟「大丈夫だよ、フランの体力が完全回復するまで俺ものんびりするから。はい、終わったよパチェ」

 

パチェ「じゃ、張り直すわね」 パチンッ☆

 

 

ビシュインッ!!

 

 

パチュリーは一瞬でバリアを新しく張り直した。一瞬で大きなバリアを張れるなんて…やはり麟の力はそれほど凄いのだろうか?

 

 

 

~休憩完了!~

 

 

麟「(ノビー)う~ん…よく寝たな」

 

体力を回復するために、俺は25分程度の仮眠を取っていた。なんでも、仮眠をとる場合は25分程度寝るのが一番効果的なんだとか?

 

咲「貴方は本当によく寝るわね?」

 

麟「俺にとっての休憩方法は寝るか瞑想かの二択だからな」

 

レミィ「寝るか瞑想のどちらかが休憩方法って…その内、命蓮寺から勧誘が来るんじゃない?」

 

麟「…もし来たとしても、母のジャッジが入ると思われまして」

 

こあ「麟さんの母って誰でしたっけ?」

 

咲「ほら、この前麟を誘拐して大騒ぎになった仙霊よ」

 

こあ「…あ~」

 

美「あはは…麟さんって本当に色んな人から好かれていますよね?」

 

依「それには私も同感するわ。師匠は本当に様々な種族から好かれている…復讐にしか能がなかったあの仙霊が、今では師匠の言う事だけならなんでも聞くようになっているし…」

 

パチェ「ふふっ、なんだか麟って調教師みたいね?」

 

麟「調教師…なんかいやらしく聞こえるなぁそれ。俺が色んな女性を調教して従わせてるみたいじゃないか」

 

フ「実際に何人かそうじゃない?紫だったり…勇儀だったり…後は摩多羅隠岐奈だったっけ…?」

 

麟「なんだろう、そう言われると調教師感が否めなくなってきた…が、俺は調教師という言葉を否定させてもらう!」

 

あのアホ共は最終手段を使わないと反省しないからそうしているだけだからな!と俺は心の中でそう思うのだった。

 

 

 

 

~さぁ…始めようか~

 

 

フ「ふふふっ♪お兄様と戦うのなんていつぶりかなぁ♪」

 

麟「悪いけど、俺は手を出さないよ?攻撃を弾くだけにさせてもらう」

 

フ「えー!?なんでよぉ!!」

 

麟「愛おしい義妹に傷なんてつけられないからな。その代わり、俺の新しい力を見せてやるからそれで勘弁」

 

フ「新しい力!?なにそれなにそれ!!」 キラキラ

 

『新しい力』というワードにフランは強く食いついた、これなら俺は攻撃をしなくてもよくなりそうだ。

 

 

依「師匠は…あの妹君に勝てるのだろうか…」

 

パチェ「大丈夫でしょ、だって一度は勝ってるし」

 

依「あ、そうなのですか?!」

 

パチェ「私も麟と戦った事は一度だけあるけど…あの頃から既に化け物だったわね」

 

こあ「パチュリー様のロイヤルフレアを蹴飛ばしたり掴んで投げ飛ばしたり…」

 

咲「挙句の果てには時止めすら効かなかったわね…」

 

3人『そう考えると…今は敵同士じゃなくてよかったぁ…』

 

レミィ「な、何があったのよあの時…」

 

美「さ、さあ?私もあの時は咲夜さんと一緒に巻き込まれて気絶してましたからね…よくは覚えてませんが」

 

依「…その頃から規格外の力を有しているというのね…」

 

2人の戦いを鑑賞する者達は改めて〖昔から麟はヤバかったな…〗と心の底から実感していた。

 

 

 

 

 

フ「ねえねえお兄様!早く新しい力を見せてよ!」

 

麟「良いけど…1つだけ約束をしてくれ」

 

フ「約束?」

 

麟「…」

 

 

 

 

「その姿を目にして…俺を恐れないでくれ…」

 

 

 

 

フ「…?よく分かんないけど、分かった!」

 

麟「ふっ…ありがとう」

 

なら…遠慮なくいくか…。

 

 

 

 

麟「…」 ギロッ…!!

 

 

 

 

フ「っ!?」

 

 

オォォォォォォォォォォォォッ…!

 

 

 

 

皆『!?』 ゾクッ…!

 

 

 

一瞬にして…この場の空気と雰囲気が凍るような悪寒を全員は感じていた。

 

 

 

 

 

麟「…はぁっ!!」 ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

 

 

 

 

 

麟は、憎悪に等しい力を解放し出した。

 

 

 

 

 

 

フ「っ…!」 ゾクゾク…

 

 

 

 

 

 

 

パチェ「な、何よこの震えが止まらなくなるようなオーラは…!?」

 

レミィ「ま、まるで昔のフランのようなオーラ…!?」

 

美「し、しかもこのオーラを放っているのは…麟さん…!?」

 

咲「待って…今まで彼からこんなオーラは感じた事も無いわよ…!?」

 

こあ「でも、今の彼はそのオーラを放っている…!」

 

依「し、師匠…!」

 

 

 

 

 

 

麟「依姫ぇっ!!」

 

依「…!?は、はいっ!!」

 

麟「よく見ておけ!お前の師匠が、闇を纏う姿を!!」

 

依「師匠が…闇を纏う姿…!?」

 

 

 

 

ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

 

麟「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ…!!」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

 

 

フ「す、すごい…力を制御出来なかった時の、あの時の私みたいなオーラを感じる…!?」

 

 

 

 

 

麟(ニィッ…)

 

 

 

 

 

 

NEMESIS…!!

 

 

 

 

 

 

 

SET…BLACK OUT!!

 

 

 

 

 

 

 

麟「ふはははははははははははっ!!よく見ておけフラン!これが俺の新たなる力だ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「「闇を纏え…Game On!!」」

 

 

 

 

 

 

カッ!!! キュイィィィィィィィィィィィィィンッ!!!

 

 

 

ブワァァァァァァァァァァァァァァッ…!!!

・黒煙が放たれる

 

 

 

フ「うわっ…!?」

 

 

 

パチェ「ま、眩しい…っ!」

 

レミィ「し、しかもこの煙は何…!?」

 

依「こ、この感じは…」

 

美「その様子だと、依姫さんも分かったようですね?この煙の正体…」

 

依「ええ…この煙は」

 

 

依・美「「師匠(麟さん)の殺意そのもの!!」」

 

 

こあ「さ、殺意…!?じゃあ麟さんは…」

 

咲「い、妹様を…自分の義妹を殺す気だというの!?」

 

依「そ、それは…」

 

美「この戦いを見ていれば分かるはずです…!」

 

 

 

 

 

 

オォォォォォォォォォォォォッ…

・徐々に光が落ち着いていく

 

 

 

 

 

フ「も、もう見れるかな…?(チラッ)…お、お兄様…何…その姿…!?」

 

 

 

 

 

 

DARKNESS BOOST

 

 

 

 

 

破壊…破滅…絶望…滅亡せよ…!

 

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

 

麟「ふはははははははははははっ!!これが闇を纏いし…人間の姿だ!!」

 

 

 

 

 

NEMESIS!!

 

 

 

 

 

バオォォォォォォォォォォォォォォッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

フ「す、すごい…」

 

 

 

 

 

 

 

READY…? FIGHT…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

CONCLUSION・ONE

 

 

 

 

 

 

 

 

麟「さぁ…かかってこい!!!」

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