麟「それじゃあフラン、また今度な?」 ナデナデ
フ「うん♪依姫もじゃあね?」
依「次に会う時は、絶対に勝ってみせるわ」
フ「何度挑んだって、返り討ちにしてあげる♪」
なんて怖くも愛おしい妹なんでしょ?俺でなければ理性を保てないね。
スタスタ…
紅魔館での修行は無事に終える事ができ、俺はフランとも仲直りをする事が出来たので、俺達は次なる修行場所へ。
あ、依姫は依姫でパチュリーから、月で図書館を作るにあたって必要な物や大切な心掛け等もちゃんと聞いたらしいよ?
依「師匠、お次はどこへ向かっているのですか?それに…なんだか薄暗くて何も無いようにしか思えませんが…」
麟「ふふん♪お次の目的地は…」
ザッ…!!
「「旧都と地霊殿だ!」」
~旧都~
ザワザワ…
依「す、凄い…地上の地下にはこんなにも広い都市があるのですか…!?」
麟「そうさ。ここは旧都、別名『地上から忘れ去られた都市』とでも言っておこうかな?」
依「地上から忘れ去られた都市…?何故そのような名前で呼ばれているのですか?」
麟「ここはな、地上から居場所を追いやられた妖怪達が住む世界なんだ。ほんと…俺が初めてここに来た時なんか、地上の者ってだけで凄い目で見られたもんだよ」
依「ほんの少し前の地上と月の関係と似たようなものですか?」
麟「というか同じようなものよ。でも、俺がここに来てからというものの…旧都も変わったよ、今では立派な観光地みたいな扱いをされている。なんたって…ここの温泉は最高だからな!」
依「なるほど…今度、お姉様も連れて来てもよろしいですかね?」
麟「良いんじゃない?ここの温泉は、きっと豊姫さんも気に入るよ」
そんな何気ない会話を依姫と交わしていた時だった
『おい麟!隣に居る美しい女性は誰だ?この前の青髪の女の事は別れたのかい?』
旧都に住む妖怪から『また新しい女を連れてるのか?』という感じのニュアンスで茶化された。
依「う、美しい女性だなんて…そんな…///」 テレテレ
麟「あぁっ!?何言ってんだあんた!?そもそも俺は天子と別に付き合ってないし、こいつは俺の弟子だっつーの!」
『その子がお前さんの弟子!?随分と美しい華を持ちやがって…羨ましいぞ!』
麟「羨ましがってる暇があるなら、いい女でも探せ!w」
『そういう事を言うんじゃねえ!w』
俺は怯まずに茶化し返してやった。
スタスタ
依「き、旧都の妖怪達ははユーモアに溢れている方々ばかりなんですね…?///」
麟「ここは毎日がどんちゃん騒ぎの場所だからな。昔は皆の当たりも強かったけど、今じゃ近所のおじさんおばさん感覚で気軽に話しかけられるよ」
依「それは良いですね!」
麟「たま~にイラッとくるけどね」 ヒソヒソ
依「あはは…」
旧都の妖怪達と戯れながら、俺と依姫は目的地へと向かった。
~地霊殿~
麟「よ~し、到着だ」
依「こ、ここが師匠の言っていた目的地…地霊殿!まさか地下にもこんなに大きな屋敷があるとは…まるで紅魔館にそっくりだ…」
依姫は初めて地霊殿に訪れた時の俺と同じ反応をしている…。やっぱり紅魔館を見た後に地霊殿を見るとその反応をするのかな?
麟「よし、中へ入るぞ」 スタスタ
依「はぁ~…」 ジーッ…
麟「…依姫!」
依「あ!?は、はい!ただいま!」 ダッ!!