華月麟の幻想記   作:華月麟

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麟のお悩み相談教室・5

~次の日~

 

 

麟「クカー…スピー」

 

ルーミア「スヤァ…」

 

チュンチュン…

 

麟「んん…(ムクリ)もう朝か…」

 

昨日はルーミアとがっつりステーキ丼を堪能して、時間も遅かったから博麗神社にルーミアを泊まらせたんだったっけな…?

 

ル「スヤァ…スヤァ…」

 

麟「…幸せそうだな」

 

ルーミアは俺のお腹上で幸せそうな寝顔を見せながら寝ている。撫でたら噛まれたりしないかな?

 

麟「…」 ナデナデ

 

ル「…んへへぇ…スヤァ」

 

とびきりの笑顔を見せながらぐっすりですわ。こんな顔を見せられると、本当にルーミアが妖怪とは思えなくなるよ。

 

…だが、そろそろ起きてもらわないとお悩み教師が開けないので…酷な選択だが、起きて貰いましょう。

 

麟「ルーミア、もう朝だから起きなさい」 ユサユサ

 

ル「んん…もう少し寝るのかぁ…」

 

そりゃ起きたくないよねぇ…気持ちは分かるけど…!

 

麟「…朝飯、食べれないよ?」

 

ル「…!(カッ!!)朝ごはん!!」 ムクリ

 

麟「うーん、現金なヤツ」

 

ル「朝ごはんを食べさせろなのかぁ!」

 

麟「へいへい、ちょいとお待ちあれでさぁ」

 

ルーミア様も起床されたので、朝飯にいたしましょう〜。

 

 

~朝ごはんごっそっさんした!~

 

 

ル「ごちそうさまなのかー♪」

 

麟「お粗末さまでした♪」

 

ル「(スタッ!)では、寺子屋に行ってきますなのかぁ!」

 

麟「おっ?もうそんな時間か、気をつけて行きなよ?」

 

ル「はーい!」

 

ルーミアも寺子屋に通う子だったんだな?慧音先生の授業は如何程のものか気になる所ではあるな…。

 

麟「…あ、ルーミアちょいと待った」

 

ル「ん〜?どうしたのかぁ」

 

麟「(ゴソゴソ スッ…)ほれ、昼飯のおにぎり3つだ。持ってけ持ってけ」

 

ル「お昼ご飯のお弁当もくれるのかぁ!?」

 

麟「だって、お昼無しは辛いだろ?」

 

ル「麟は本当に優しいのかぁ♪」 ギューッ♪

 

麟「おうおう、抱きついてる暇あったらはよ行け」

 

ル「ハッ…!?い、行ってきますなのかぁ!」 バビュンッ!!

 

麟「き、きーつけてなー!?」

 

なんて慌ただしいさよならなのかぁ!?

 

 

 

 

 

 

時間は過ぎて…大体10時過ぎくらいになったかな?はてさて…今日はどんな相談者がお越しになられることやら。

 

 

ザッザッザッ…

 

 

麟「…およ?」

 

誰かが博麗神社に来る足音が聞こえてきたぞ?さて…誰が来たのかな?

 

聖「ど、どうも…麟さん」

 

ナ「やっほー♪」 手フリフリ

 

星「ここが博麗神社ですか…」

 

おぉっとぉ…これはこれはまさかの面子が博麗神社に来たぞ?1番悩みが少なそうな命蓮寺メンバーの3人が博麗神社に来るとは想定外過ぎる!

 

麟「…よ、ようこそ博麗神社へ」

 

聖「わ、私が博麗神社のお悩み相談教室を利用する日が来るとは思いませんでしたよ…」

 

麟「俺も、聖さんがここに訪れる日がくるとは全く思ってなかったよ…」

 

ナ「あはは…相談内容は至ってくっだらないけどね(汗)」

 

星「ほんっと…くっだらない内容ですよね…」

 

麟「えぇ…?(汗)」

 

た、頼むから俺の頭を悩ませるような相談はやめてくれぇ…!

 

麟「と、とりあえず相談したい事は…?」

 

聖「その…水蜜と一輪が私に内緒で飲酒を繰り返すんです…。何度も注意や罰則をしているのですが…どうも効果が薄く、期間が開くとすぐにまた飲酒するのです…」

 

麟「…あーね」

 

な、なんだ…至ってふっつうの相談内容で安心した。つまりはどうやってバカ2人に禁酒させるべきか、って事だな?

 

ナ「いやぁ…これがまた本当に厄介でね、私からも何度も2人には注意しているんだけど…どうも聞き入れないんだよ」

 

星「注意しても、目を離した隙に駆けつけ一杯…情けない話です」

 

もはやそこまで行くと怖いもの知らず…。アルコール依存症のレベルまで達しているな?

 

聖「何か、良い方法はありませんか…?」

 

麟「うーん…」

 

注意しても繰り返し罪を犯すとなると…力技しかないよな?

 

麟「…あるにはあるよ」

 

聖「…本当ですか!?」

 

ナ「あのバカ2人に効く薬が…!」

 

星「あるんですか!?」

 

麟「あるよ?ただ…聖さんが心を修羅にして挑まなくちゃいけないけど」

 

聖「わ、私が修羅になれと…?ど、どういうことですか?」

 

麟「この世には、押してダメなら引いてみろって言葉があるだろ?」

 

星「ああ、よく聞きますね?」

 

ナ「突き進んでもダメなら、1度引き返してみるのもありってやつだね」

 

麟「その通り。今回の場合はその逆だ、引いてダメなら押し込んでしまえばいい」

 

聖「…ま、まさか!?」

 

 

麟「そう…あいつらに酒を飲ませてやればいいんだよ」

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