今日も色んな人達の相談に乗って、いつの間にか時間は過ぎ…時刻は18時半過ぎになっていた。
麟「今日もそろそろ閉店にしますかね」
そろそろ時間的にも良い頃合いなので、お悩み相談教室終了の紙を貼りに行こうとした時
カランッ…カランッ…カランッ…
階段下から下駄の音が聞こえてきた。…この幻想郷で下駄を履いている奴はなかなか限られるけど…誰だ?
カランッ…カランッ…カランッ…
カランッ…カランッ…カランッ…
「「…なっはっは…!」」
麟「はぁぁぁぁぁ…」
2つの下駄音に今の笑い声…それだけで誰だかすぐに判明した。
ザッ!!
勇「麟、来たぞ!♡」
萃「よぉ麟~」
ま~た悩みを一切抱えて無さそうな酒臭い鬼共がやって来やがった。
麟「…何しに来やがった?」
勇「まあまあそんな怖い顔すんなよ♪せっかくあたしがここに来てやったんだから。よいっしょっと」 ドスンッ
萃「よいしょ~♪」 ドスンッ
…マジで何しに来やがったんだこいつら?一応聞いてみるか。
麟「もう一回聞くぞ?何しに来た」
勇「何って…悩みを相談しに来たんだぞ?私達は」
萃「そうだよ~♪」
麟「…ちょっと待ってろ。今日の相談教室は終了の貼り紙してくるから」 スタスタ
勇・萃「「いってら~♪」」
スタスタ
麟「…ぜってぇ大した相談じゃねぇぞあれ」
相談教室営業終了の張り紙を看板に貼り、俺は2人の元へ戻って来た。
麟「…で?悩みって何?くだらない内容だったらぶん殴る」
勇「お~怖い怖い」
萃「鬼を殴れる人間なんか霊夢とお前だけだよ~」
麟「別に、俺はお前らとの勝負に勝ってんだからいいだろ」
萃「あちゃぁ…そうだったね?」
勇「また腕相撲やるか!?なんなら今すぐにでも!」
麟「もう夜だからやるわけないだろ?周りに迷惑だっつーの」
勇「なんだいつれないねぇ…」
麟「ここは地底じゃない、地上だ。地上にいる限り、なるべくは地上のルールに従えっての」
勇「はいはい分かりましたよ~♪」
麟「ったく…」
鬼が地上に居るってだけで大騒ぎになるんだから、特に子供達の間では(いい意味で)。
萃(ゴクゴク…)
勇(ゴクゴク…)
麟「…」
萃・勇「「ぷはーっ!!」」
麟(ブチッ…)
「「ぷはーちゃうわボケェ!!!さっさとここに来た要件を話さんかゴラァッ!!!」」 ガオォォォォォォォォォッ!!!
萃・勇「「おわぁぁぁぁぁぁっ!?」」
要件を言わないで呑気に酒を飲むもんだから、俺の怒りが限界を突破した
麟「いい加減にしろ貴様らぁぁぁぁぁぁっ!!!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!
勇「わ、悪かった!すぐに話すから落ち着いてくれぇ!!」
麟「…はぁ。で?何しに来やがった」
あと何回このセリフ吐いたらいいかな?
萃「えっとね…」
勇「つまみがないからつまみ作ってくれ!」
麟「…は?つまみ?」
勇「おう!つまみ~」
麟「…つまり、酒飲むだけじゃつまらんからつまみも欲しい、でも何がいいかな?あ、相談教室で相談すればいいか。てことか?」
萃「うん!」
勇「だな!」
麟「…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
勇「あー…麟さん?」
麟「貴様らは最後に殺すと約束したな?」
萃・勇
「「…!?そ、そうだ麟…ゆ、許して…!」」
麟「あれは嘘だ」 グググッ…
バギィッ!! バキィッ!!!
萃・勇
「「ぎゃあぁぁああぁぁああぁぁあぁっ!!!」」
麟「この手に限る」