~紅魔館・門前~
美「ぐう…ぐう…」
麟・ミケ「「…(汗)」」
咲「…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
咲夜のお願い事を解決するべく、3人で紅魔館へやって来た。門前では起きていなければならないはずの門番がぐっすり眠っていた。
美「ぐぅ…!?ぐぅ…」
ミケ「…え、あれが門番なんですかにゃ…?」
咲「お恥ずかしい限りだわ…」
麟「あいつは毎回毎回寝てやがるな…」
咲「任せて、始末しとくから」 キラッ
おっと、早速殺る気満々だぜこのメイド長。
麟「たまには俺にやらせてくれないか?」
咲「あら…いいの?」
麟「(パキッポキッ)ふふふふふ…たまには俺も身体を動かさないとな?」 スタスタ
咲「じゃあ任せるわ」
ミケ「…かわいそうな門番」
麟「…」 スタスタ
キッ!!
「「ファータモガーナ・フォーゲル!!」」
BOOST MARK Ⅲ
READY? FIGHT!
バオォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!
FIRE!!
ミケ「にゃん!?」 ビクゥッ!!
咲「え…あれで美鈴を…!?」
ザッ…!
美「ぐう…」
麟「はぁぁぁぁぁっ…」 グググッ…
BOOST TIME!!
バオォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…!!
俺は美鈴を起こす為の一撃エネルギーを右拳に集中させた。
カッ!!
・充填完了
麟「(ドウッ!!)いくぜ!!」 グアッ…
まず、一気に飛び上がり、そして次に右拳を振りかざす…!
グォォォォォォォォォォォッ…!!
美「ぐう…」
・そんな事は知らずにぐっすり
麟「起きろ!バカ門番!!」 グアッ!!
「「ヒート・ファランクス!!」」
HYPER BOOST GRAND VICTORY!!
ブォンッ!!
美「…ん?」
バギィッ!!!!
美「「ごふぅっ!?!?!?いっっっ…たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」」
<ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ…!!!
咲「(パチパチ)お見事!」
ミケ「…(汗)」
(なんだかとんでもない人達に着いて来てしまったのかもしれない…)
ミケよ、後悔しても遅いぞ。
シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…
美「(ジュゥゥゥゥゥゥゥゥ…)い、いきなり酷いじゃないですか麟さん!(泣)」
麟「そもそもお前が寝てること自体おかしいだろ!」
美「だからってスペルを脳天にぶちかまさないでくださいよ!?私でなければ死んでましたよ!?」
咲「(スタスタ)あら、なんならそのまま1回死んでみたいのかしら?」
美「咲夜さん!?冗談に聞こえませんよ!?」
咲「嫌なら居眠りをしないという努力をしなさい…?」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
美「本当に申し訳ございませんでした」
麟・咲「「分かればよろしい」」
美「…で、後ろの方は?」
ミケ「わ、私の名前は豪徳寺ミケといいますにゃ…」
美「ミケさんは何用で?」
咲「神様が作ってるスペルカードを売りたいからって紅魔館まで来てもらったのよ」
美「はえ~…スペルカードをですか。じゃあ麟さんは?」
麟「咲夜に助けて欲しい事があるから手伝ってくれって」
美「そうですかそうですか!では、門を開けますね」
ギィィィィィ…
美「どうぞお入りください!」
麟「おっじゃま~」
ミケ「お邪魔しますにゃ~」
門番を叩き起こした俺は、今回の件を説明する為にレミリアの元へと向かった。
~レミリアの部屋~
コンコン
レミィ「誰かしら?」
咲「私です。麟ともう一人、お客様を連れて来ました」
レミィ「入っていいわよ」
ガチャ
麟「失礼しま~「麟~!♡」[ダキッ♡]…おう?」
レミィ「うふふ~♡」 羽根パタパタ
麟「ひ、久しぶり」
だいぶ手厚めの歓迎を貰っている…。
レミィ「今日は何しに来たのかしら!?♡」
麟「咲夜が『お嬢様達のおやつのレパートリーを増やしたいから紅魔館に来て』って言われたから」
レミィ「おやつ?…咲夜、この前の『たまには変わったのが食べたい』って言葉、気にしてたの?」
咲「お、お恥ずかしながら…///」
レミィ「なんか申し訳ないわね…」
麟「それと、パチュリーの大掃除も」
レミィ「…咲夜、大掃除の方は私達の仕事では?」
咲「そ、そうですが…妖精達では心もとなくて…」
レミィ「はぁ…(チラッ)ん?そっちの化け猫は何かしら」
ミケ「あ…にゃ…」 カチコチ
吸血鬼を前に怯えているのかな?
麟「ミケ、挨拶は?」
ミケ「わ、私は豪徳寺ミケですにゃ!今回は紅魔館の主である貴女様に、スペルカードを販売したくてここまで来ましたにゃ!」
レミィ「スペルカードを?まあいいわ…咲夜、2人に紅茶を」
咲「かしこまりました」
麟「おっと、俺はパチュリーの図書館へ行くよ。図書館の件はさっさと片付けたいしね」
レミィ「え、いいの?」
麟「任せとけ♪」 スタスタ
埃仕事を終わらせてから料理は作りたい派なので、俺はまず図書館へ向かった。