華月麟の幻想記   作:華月麟

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麟のお悩み相談教室・24

~大図書館~

 

 

パチェ「その本はあっちへ」

 

妖精『は、はい!』

 

こあ「これはあっちね」

 

妖精『はいっ!』

 

 

ドタバタ!!

 

 

麟「あらぁ…だいぶ大忙しかな?」

 

どうやら本当に大掃除が始まっていた。でも咲夜が言っていた割には、妖精たちはテキパキと働いているような…

 

『ヘブッ!!』 バターンッ!!

 

 

グラグラ…

 

バラバラバラバラ!!!

 

 

麟「…あ」

 

1人の妖精メイドが転んだ事で、本がドミノ倒しの如く崩れていった。…咲夜が言ってた事ってこの事か…。

 

パチェ「なにをやってるのよ!?」

 

こあ「怪我は無い?」

 

『も、申し訳ありません…!』

 

パチェ「もういいわ、貴女も少し休みなさい?ずっと動きっぱなしで疲れたでしょう…」

 

『は、はい…』

 

スタスタ

 

麟「だいぶてんやわんやってとこか?」

 

こあ「麟さん!?」

 

パチェ「麟!?なんで貴方がここに!?」

 

麟「咲夜に手伝ってくれと頼まれた」

 

パチェ「…あの有能メイド長は…ナイス!!」

 

こあ「パチュリー様、心の声が漏れてます」

 

麟「さっさと始めよう。…フラン!お前も見てないでこっち来い!」

 

パチェ・こあ「「えっ!?」」

 

 

「あははっ♪」

 

 

フ「(スタッ)バレちゃった♪」

 

図書館の2階で、フランが下の様子をずっと見ていたようだ。

 

麟「フラン、お前も片付けるのを一緒に手伝え」

 

フ「え~…」

 

麟「手伝ってくれたら、最高に美味いおやつを作ってあげるぞ」

 

フ「(クワッ!)手伝う!!」

 

 

 

こあ「…フラン様の扱いに慣れてるなぁ」

 

パチェ「レミィより扱い慣れてるかもかしら…?」

 

麟「パチュリー、どれをどこに運んだらいいか指示をくれ」

 

フ「指示をくれ~♪」

 

パチェ「じゃあその本は…」

 

 

こうして、約2時間にも及ぶ本の整理が始まった。

 

 

 

~2時間後~

 

 

ドサッ

 

麟「ふぅ…とりあえずはこれで全部だな」

 

フ「腕と手が痛い…」 ズキズキ

 

こあ「明日は筋肉痛待ったなしですねぇ…」

 

パチェ「2人共手伝ってくれてありがとう。おかげで予定よりも早く本を整理出来たわ」

 

麟「後は何をするんだ?」

 

パチェ「後は私とこあでやっておくから、もう大丈夫よ」

 

麟「そっか。んじゃちょっとシャワーでも浴びようかな…?汗でベタベタだし、身体中埃まみれだし…」

 

 

3人(ピキ~ンッ…!!)

 

 

その時、3人に電流走る。

 

パチェ(麟の…)

 

こあ(麟さんの…)

 

フ(お兄様の…)

 

 

3人(シャワーシーン!!?)

 

考えている事は全員同じである。

 

麟「よし…少しシャワーを借りよう」 スタスタ

 

麟はそれに気づかす、風呂場へと向かう。

 

フ「2人共…!」

 

パチェ・こあ「「うむ…!!」」

 

ソロ~リ…

 

3人の覗き魔はこっそりと麟の後ろを追跡。

 

 

~風呂場~

 

 

ザァァァァァァァァァァ…

 

麟「ふぃ~…本って1冊だけだと軽いけど、やっぱり何冊も重なるとかなり重くなるよなぁ…」 ワシャワシャ

 

シャワーを浴びながら、自分の服も一緒に揉み洗い中。

 

3人(ジ~♡)

 

変態共はその光景をまじまじと眺めている。

 

パチェ「いいものを見れているわね…」 ボタボタ

 

こあ「目の保養になります…」 ボタボタ

 

フ「お兄様、こっち向いてくれないかな…」 ボタボタ

 

脱衣所が軽く血の海である。

 

キュッ…

 

麟「さて…さっぱりした事だし、そろそろ上がろうかな?」 クルッ

 

3人『!?♡』

 

麟が扉の方に振り向いたので、イロイロと丸見え。

 

3人『ぶはぁっ!!!♡』 ブシャーッ!!!

 

ベチャ!!

 

3人が発射した鼻血が、風呂場の扉に付着!しかもぱっと見は殺人事件並の量である。

 

麟「うわぁっ!?な、なんだ…?」

 

ガララ…

 

恐る恐る扉を開けると…

 

3人(ピクピク… チーン…♡)

 

大量出血によって生み出された血の海に沈む3人の変態が転がっていた。

 

麟「お、お前ら何してんだ!?」

 

3人『我が生涯に一片の悔いなし…♡』 チーン

 

 

 

麟「ちょちょお前ら!?誰かいないか!?誰か…メディーーーーーーック!!!」

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