華月麟の幻想記   作:華月麟

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例大祭、楽しかったよ

例大祭は終わったので、執筆再開!


麟のお悩み相談教室・25

フ・パチェ・こあ「「「ふう…♡ふう…♡」」」

 

脱衣所で血の海を作り出した3人は、輸血をしながらベットで寝かされている状態である。

 

レミィ「まったく…麟がいきなり『メディーーーーーーック!!!』とか叫ぶから何事かと思えば…何してるのよあの3人は…」

 

ミケ「この屋敷は変態とか、おかしな人達しかいないのですかにゃ…?」

 

美「う、う~ん…否定しきれないのがなんとも…」

 

麟「いや…そこは否定しろよ…」

 

咲「実際、事実だから何とも言い切れないのが…」

 

麟「おいおい…」

 

大丈夫かよこの屋敷…?今後の行く末が不安である。

 

麟「あ、そういやミケ、商談の方はどうだったんだ?」

 

ミケ「はい!レミリアさんが色々と買ってくださいましたにゃ!」

 

レミィ「意外と面白そうなスペルカードばかりで…ある意味困ったわ♪」

 

麟「そりゃ随分と幸せな悩みだそうで。…あ、そろそろおやつを作ってもいいか?」

 

 

フ「(ガバッ!!)おやつ!?」

 

 

麟「うひゃあ!?びっくりしたぁ…」

 

フランってここまで食いしん坊キャラだったっけかな…?

 

フ「お掃除のお手伝いしたんだから、とびきり美味しいおやつを作ってよお兄様!」

 

レミィ「私も!」

 

本当にここの吸血鬼姉妹はわがまま娘なんだから…。

 

麟「へいへい♪すぐに人数分作ってやるから待っててな」 スタスタ

 

咲「私も、麟の作るスイーツを勉強してまいります」 ペコリ

 

レミィ「ええ、頑張りなさい咲夜♪」

 

咲「はいっ!」 スタスタ

 

 

スタスタ

 

 

麟「(ピタッ)それと…美鈴」

 

美「はいはい、何でしょう?」

 

麟「(グイ…)お前のポニーテールも凄く似合ってるぞ」 ボソッ

 

美「…うえっ!?///」 ドキンッ!♡

 

麟は、美鈴だけに聞かせるように耳元でそう囁いた。

 

麟「じゃ」 スタスタ

 

美「あ…ちょ…!?///」

 

麟(スタスタ)

 

麟は言うだけ言うと、そのまま台所へと向かってしまった。

 

美「…///」

(私が髪形を変えた事に、気づいてくれてたんだ…///)

 

咲「…」 ムスー…

 

咲夜には、聞こえていたみたいだが…。

 

 

 

 

 

~台所~

 

 

麟「てことでスイーツを作りたいんだが…」 キョロキョロ

 

咲夜の姿がどこにも見当たらない…あいつが新しいおやつのアイデアくれとか言ってたくせに…。

 

麟「あんの野郎…どこいっ「ごめんなさい遅れたわ」…ほんとだよ、どこ行ってたんだ」

 

咲「(スタスタ)ちょっと野暮用よ」

・ちゃっかり咲夜もポニテにしている

 

麟「野暮用ねぇ…(ジーッ…)一応聞いておくけどさ、それは俺のツッコミ待ちかい?」

 

咲「え、何がかしら?」

 

麟「…なんでわざわざ髪を縛ってポニテにしたの?」

 

咲「え…邪魔だか「美鈴が俺に髪形を褒められてるとこ見て、焼きもちでも焼いたか?」…そうよ、何か問題でも?」

 

麟「別に?お前もちゃんと女子なんだなって思っただけ」

 

咲「…一応感想を聞かせて欲しいわ」

 

麟「う~ん…俺はいつもの咲夜が好きかな」

・色々端折るアホ

 

咲「…!?///(ドキンッ!!♡)ほ、本当…?///」

 

麟「俺は基本的に嘘はつかん」

 

咲「そっか…貴方はそうなのね…?///えへへ…♪///」

 

麟「…んん?」

 

あれ?俺は何しにここの台所へ来たんだっけ?

 

 

 

 

~さっさと料理しろ!~

 

 

麟「まず、食パンの耳を斬ります」

 

サク…サク…

 

咲「ふむふむ…」 カキカキ

 

麟「で、切った食パンの耳は溶かしたバターと砂糖にぶち込んでしっかり絡めれば…」

 

ジュゥゥゥゥゥゥゥゥ…

 

咲「あ…いい匂いね…」

 

カラカラカラ…

 

麟「はい、耳のラスク完成」

 

咲「…味見しても?」

 

麟「一口な」

 

咲(パクッ)

 

サクッ…!! サクサク…

 

咲「う~ん♪サクサクの耳に、芳醇なバターの香り…止まらなくなりそうね」 モグモグ

 

麟「レミリアが『パンの耳ヤダ!』とか駄々をこねたらこれを作ってやりな。あと、砂糖の代わりにガーリックをかけると良いつまみになるよ」

 

咲「貴方は作った事あるの?ガーリックラスク」

 

麟「あるけど…口が臭くなるからやめた」

 

咲「じゃあダメじゃない…」

 

麟「まぁ…ガーリックの代わりにきな粉でもかけるといいよ。また違った味になるからな」

 

咲「ほむほむ…」 カキカキ

 

麟「話が少し脱線したな…。えっとまずは卵を溶かします」

 

シャカシャカ♪

 

咲(カキカキ)

 

麟「で、そこに牛乳と砂糖入れて更にかき回す」

 

シャカシャカ♪

 

咲「ふむふむ…何か注意点とかはあるのかしら?」

 

麟「(シャカシャカ)う~ん…強いて言うなら、砂糖が完全に溶けるまでかき混ぜる事かな」

 

咲「分かったわ」

 

麟「で、よくかき混ぜたら…先ほど耳を切ったパンをぶち込んで10分ほど放置」

 

咲「なるほど…」

 

 

 

 

~10分後~

 

 

麟「10分経ったら後は焦がさないように焼く!」

 

ジュゥゥゥゥゥゥゥゥ…

 

咲「よく監視していないとすぐに焦げ付きそうね…」

 

麟「ああ、だから絶対に目を離さないようにしろよ?」

 

咲「なるほど、メモに書いておくわ」 カキカキ

 

 

 

ジュゥゥゥゥゥゥゥゥ…

 

 

 

台所から香る香ばしい匂いは、客室に居る皆にも届き…

 

ミケ「(クンクン…)はにゃ~…♡美味しそうな香りですにゃ~♡」 ウットリ

 

フ「兄作ってるんだろうお兄様…」 ソワソワ

 

レミィ「今まで一回も嗅いだ事のない匂いね」 ソワソワ

 

パチェ「火を使ったスイーツなのかしら…?」 ソワソワ

 

こあ「(ジュルリ…)何が来るかなぁ♪」 ワクワク

 

美「楽しみすぎてお腹が…(グゥゥゥゥゥ…)…あ///」

 

お腹がなってしまうくらいには全員が待ちきれなくなっていた。

 

 

 

~完成!~

 

 

 

麟「お待たせいたしました~♪フレンチトーストでございます」

 

コトッ

 

皆『わぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!?♪』

 

材料はパン、砂糖、卵、牛乳、バターだけ。誰でも簡単に作れるスイーツがやって来た。

 

レミィ「お、美味しそうじゃない…!」

 

麟「でも、まだ完成じゃないぞ?」

 

咲「え…!そ、そうなの…!?てっきりこれで完成とばかり思っていたわ…」

 

麟「仕上げに、冷凍庫の中にあったバニラアイスと…」

 

ポトッ

 

麟「幽香さんが人里で販売し始めた蜂蜜をかけて…」

 

トロ~リ…

 

フ「今度こそ完成!?」

 

 

麟「今度こそ完成です。とろけるふわふわフレンチトーストの完成!」

 

 

皆『はよ食べさせろ!』 クワッ!!

 

 

麟「ご賞味あれ?」

 

 

皆『いただきます!』 パクッ

 

 

モグモグ…

 

 

麟「口に合うと良いけど」

 

皆『お…』 プルプル…

 

麟「お?」

 

皆『美味しい~!!!』 パァァァァァァァ!!

 

麟「やったぜ!」

 

 

レミィ「ふわふわでとろける…♪」

 

フ「蜂蜜がかかってるから甘すぎるかなと思ったけどそんな事はないのがまた…♪」

 

ミケ「はにゃぁぁぁぁ…ふわっふわですにゃぁ♪」

 

こあ「ああ…口の中でとろけて消えちゃう…♪」

 

パチェ「これ…バニラアイスを塩バニラにしてもイケそうね!」

 

咲「…負けた」

 

美「はわぁぁぁ…美味しい…♪」

 

 

どうやらかなりの大好評らしいこって。

 

レミィ「(チラッ)あら?この耳は何かしら」

 

麟「食ってみろ、飛ぶぞ」

 

レミィ「(パクッ…サクサク)…何これ美味しいじゃない!!」

 

麟「パンの耳ラスクでございます」

 

美「このきな粉がかかったラスクも美味しいです!」

 

麟「味変にどぞどぞ」

 

フ「このラスク、小さいからパクパク食べれちゃう…!」 パクパク

 

麟「食い過ぎ注意♪」

 

パチェ「…後でちゃんと身体を動かさないと太るわね」

 

こあ「大丈夫です…この後は本を元の位置に戻すという作業があるので」

 

パチェ「…なら大丈夫ね」

 

おやつ食った後にやる作業としては、だいぶハードルが高いような…?

 

 

 

 

 

 

 

 

~お悩み解決!~

 

 

レミィ「はわわわわぁ…まさかプリンを超えるスイーツがあっただなんて…」

 

フ「お兄様、紅魔館専属のコックになれば?」

 

麟「へ?」

 

咲「い、妹様!?わ、私では不満なのですか!?」

 

フ「…咲夜、ここ最近色々とお兄様に負けてばっかだよ?」

 

パチェ・こあ「「ブーッ!!!」」

 

咲「そ、それは自分もなんとなく感じてました…」 シュン…

 

美「で、でも咲夜さんにしか出来ないことだってありますよ…!?」

 

レミィ「まあ、咲夜にはこれからも私の紅茶を淹れるという重大な役目があるから、別にそこまで気を負うことはないわよ」

 

咲「お嬢様…!」 パァァァァァァァ…!!

 

おお…!部下の失態をとがめず、逆にまだ役割はあるとフォローするなんて…これはカリスマだ!

 

 

 

 

麟「んじゃ、俺は紅魔館のお悩みを無事解決した事だし…そろそろお暇させてもらおうかな?」

 

ミケ「私もそろそろお暇ですかにゃ~」

 

 

レミィ「あら…もうそんな時間なのね?申し訳なかったわね、長い時間付き合わせてしまって」

 

フ「また来てね~!」

 

咲「また貴方に色々と教わろうかしら」

 

パチェ「また来て頂戴?貴方なら、いつでも図書館に来てくれて構わないから」

 

こあ「また大掃除手伝ってください!」

 

美「今度、博麗神社に参拝しに行きます!」

 

 

麟「じゃあ紅魔館の皆様…またお会いしましょう♪」 ニコッ

 

ミケ「お邪魔しましたにゃ~!」 フリフリ

 

 

レミィ・フ「「またね~!」」

 

咲・パチェ「「また来て頂戴ね~!」」

 

こあ・美「「またいつでもどうぞ~!」」

 

 

こうして、紅魔館のお悩み相談も無事に解決した俺は、博麗神社へと帰還するのであった。

 

 

しかし…後に人里でとんでもない事件が起きる事を、まだこの時の俺は知る由もなかった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?「ふふふ♪博麗の巫女がいない今こそ!」

 

?「私達妖精が!」

 

?「大いに暴れる時!」




ネタバレ

後編のどこかでアナベルガトーが降臨します(本人ではありませんが)

アトミックバズーカに近い物も放ちます
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