華月麟の幻想記   作:華月麟

439 / 1036
後片付け・2

犯人の妖精達を退治し、妖精達には然るべきこれからの対応も伝えたのですぐさま人里の後片付けへと向かい、まずは3人に謝罪をさせた。

 

 

スター・サニー・ルナ「「「本当にごめんなさい!」」」

 

 

人里の皆はその謝罪を静かに聞き、どんな反応をするかとヒヤヒヤしていたが

 

『まぁ…麟さんがちゃんと懲らしめたんなら、俺は文句無いぜ』

 

『これからはこんなイタズラをしないでちょうだいね?』

 

『ちゃんと金を払って買い物をしてくれよ?』

 

と、意外と皆は優しい反応をしてくれた。

 

 

麟「よし、皆で後片付けをするぞー!」

 

 

皆「『おーっ!!』」

 

 

3人の謝罪も終えたので、すぐさま皆で人里の後片付けを始めた。

 

スター「(フキフキ)何この落書き…全然取れないぃ…!」

 

サニー「スターがそれで落書きしろって言ったんじゃない…」 フキフキ

 

ルナ「自業自得だよ…」

 

影「これは重労働になりそうね…」

 

椛「こうも落書きが取りにくいと…そうなりますね」

 

 

麟「はい、これが貴方の店の被害額。貴方の方はこのくらいの被害額」

 

落書き等はスターサファイア達に掃除させ、俺は盗まれた商品や壊された商品の被害額が幾らなのかをまとめ、その店その店に被害にあった金額を払っていった。

 

 

~4時間後~

 

 

麟「お…」 グデー

 

皆「『終わったぁ…』」 グデー

 

俺達は人里の皆総出で後片付けに当たったのだが…これがまたとっても大変だった。店の売り上げ問題は俺が補償したので特に問題はなかったのだが、スター達の落書き等があまりにも多く…しかも力強く擦っても取れなかったので想像の倍以上の時間がかかってしまった。

 

ルナ「(ズキズキ…)手が痛い…」

 

サニー「(ピリッ)いったぁっ…!」

 

スター「(ヒリヒリ…)手がヒリヒリする…」

 

麟「これに懲りたら、二度とこんな事をするなよ?」

 

スター・サニー・ルナ「「「はぁい…」」」

 

3人の妖精は自分達がしてしまったイタズラがこんな事態に発展するとは思っていなかったので、今更であるが後悔していた。

 

麟「後片付けは終わった…次はお前ら3人の引越しだな」

 

スター「これからやるの!?」

 

麟「off course」

 

サニー「鬼!」

 

麟「No I’m Human」

 

ルナ「な、なんで英語?」

 

麟「いいから行くぞ。2人も、まだ付き合ってくれないか?」

 

椛「もちろんです!」

 

影「最後まで付き合うわ♪」

 

椛と影狼は、全てが終わるまで付き合ってくれると言ってくれた。なんて優しい狼達だろうか?

 

麟「よし、行くぞ!」

 

椛・影「「おーっ!」」

 

スター・サニー・ルナ「「「はぁい…」」」

 

人里の後片付けを終えた俺達は3人の引越しをする為に、今度は魔法の森へ向かった。

 

 

 

…あの大木内にはかなりの家具が置かれており、こちらもこちらでかなりの時間を有しながら引越し作業を終えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

~引越し完了!~

 

 

引越し作業を終えたのは、人里の後片付けを終えてから3時間後の事だった。

 

スター・サニー・ルナ「「「お、終わったァ…」」」

 

椛「さ、さすがに疲れました…」

 

影「こんなに動いたのは初めてよ…」

 

麟「今日は2人共本当にありがとう…時間も遅いから博麗神社に泊まってってくれ…」

 

影「お言葉に甘えさせてもらうわぁ…」

 

椛「身体中筋肉痛ですね…明日はキッついだろうなぁ…」

 

皆、疲労困憊状態である。それもそのはず、今日1日休まず動き続けたのだから当然だろう。

 

ルナ「ね、ねぇ…"お兄ちゃん"…」 ツンツン

 

麟「…ん?どしたルナ」

 

今、ルナが俺の事を"お兄ちゃん"と呼んだ気がするが…気のせいだろう。

 

ルナ「博麗神社に…私もお泊まりしちゃダメ…?」

 

スター・サニー「「ルナ?!」」

 

麟「博麗神社に泊まりたいの?別にいいけど、どしたの急に」

 

ルナ「…ううん、なんかお兄ちゃんと一緒に居たくなって…///」 モジモジ

 

麟「そうなのか?まぁ1人くらいは増えても別に構わないけど…」 チラッ

 

そう、別に1人くらい泊まる奴が増えるのは構わないのだか…

 

スター・サニー「「じーっ…」」

 

麟「…(汗)」

 

明らかにスターとサニーも「私達も博麗神社に泊まらせろ、ルナだけズルい」と言わんばかりの目でこちらを見てきやがる。

 

麟「…お前らも泊まりたいなら来いよ」

 

スター・サニー「「わぁーいっ!!」」

 

椛「布団…足りるんですか?」

 

麟「う、うーん…」

 

影「最悪、2人1組で寝るしかないんじゃない…かしら?」

 

麟「…だな」

 

博麗神社って布団何枚あったっけなぁ…?

 

ルナ「私…お兄ちゃんと一緒に寝る…♪///」 ギュッ♪

 

麟「んじゃ、スターとサニー、椛と影狼、って組み合わせで寝るか」

 

5人『はーいっ!』

 

 

その後、6人で騒がしくも楽しく晩御飯を食べ、ドタバタギャーギャー言いながら風呂に入り、ぐっすりと眠りについた。

 

 

 

~次の日~

 

 

翌日、椛と影狼は自分達の場所へと帰ったのだが…1日博麗神社に泊まったのが悪さをしたのか

 

蛮奇「あ、影狼じゃん!昨日はなんか帰ってこなかったけど…」

 

わ「まさか麟さんとヤる事ヤったのかしら!?」

 

影「んな事を麟とするわけないでしょうがぁぁっ!!!///」

 

蛮奇・わ「「うっそだぁ♪」」

 

 

 

 

 

 

 

龍「おや、おかえり椛」

 

椛「ただいま帰還しました!」

 

文「あやや…私の予想では昨日の夜くらいには帰ってくると思ったのに…まさか!?麟さんと子孫繁栄をしたの!?椛!」

 

椛「は、はいっ!?///」

 

は「なるほど…だから昨日の内に帰ってこなかったのね?」

 

椛「は、はたてさん!?///」

 

龍「まぁ…椛が誰と関係を持とうが、私は特に触れはしないよ」

 

椛「ち、ちが…っ///麟さんに泊まっていけと言われたから泊まっただけですぅっ!!///」

 

文・は・龍「「「またまたぁ~♪」」」

 

 

 

 

椛・影「「あんたらは私に何をそんなに期待しているのよ〜!!!!?///」」

 

 

 

と、皆に博麗神社へ泊まってきた事を弄りに弄られたらしい。

 

ちなみに俺が2人にしてあげた事としては、尻尾や髪の毛のブラッシングをしてあげたくらいだが…?

 

(尻尾をブラッシングさせてくれるのは信頼の証だとかなんとか)

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。