間欠泉センターでとんでもないトラブルが発生した日の夜のこと…
~茨木華扇の屋敷~
?(スタッ)
華「あら、うちの屋敷に玄関から入らないなんて…随分と礼儀のなってない"死神"さんね?」
小町「黙りな、誰がこんな所なんか玄関から入るものかい」 ゴゴゴゴゴゴ…
華「基本中の基本でしょうに…それで?何の用かしら」
小町「とぼけるな、好き勝手な行動をしているくせに」 チャキッ…
小町は何故か華扇の首元に、自身の鎌を突きつけた。どうやら2人の仲はあまり宜しくない様子で。
華「…何の真似?」
小町「彷徨う怨霊や亡霊を勝手に退治されちゃ困るんだよ」
華「…あぁ、監視って訳か。元々怨霊は地上に居てはいけない存在でしょう?退治して何が悪いのかしら?」
小町「…まぁいいさ、あんまり勝手な行動を繰り返すと地獄の仲間やあたいらが黙っていないという事だけは肝に銘じておくんだね。じゃっ」 ドゥッ!!
小町は華扇に忠告するだけ忠告して、その場を去っていった。
華「…上等よ、かえって賑やかになるから構わないわ」
~守矢神社~
霊・魔・早・華
『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ…』
翌日、守矢神社では神奈子の不注意によって幻想郷中に散らばってしまった怨霊達を捕獲するのに、だいぶ苦労している者達が大きなため息を吐いていた。
麟「スピー…zzZ」
神「よしよし♡(ナデナデ)どうやら麟もお疲れのようだから、私の膝枕でゆっくり休ませてやらないとねぇ♡」 メロメロ♡
麟は神奈子の膝枕でぐっすりである。
諏「神奈子〜そろそろ交代〜」 ユサユサ
神「ふふ♡嫌なこった♡」
諏「…ったく♪」
もちろん麟も今回の件を早期に解決する為、霊夢達と共に怨霊達を捕獲するのに尽力していた。神奈子が麟に「お詫びに膝枕をしてやろう」と自分の欲を満たす為だけに提案したところ「ちょうど眠かったからお願い」と麟は快くその提案を飲んだ。眠かった所にちょうど枕を提供してくれる人が居たから快く承諾したのだろう。
麟「クカー…」
神「うふふ♡なんとも可愛らしい寝顔じゃないか♡」 ナデナデ
諏「頑張り屋の麟には神からのご褒美をあげよう♡」 ナデナデ
麟「にへへ…スピー」
神「はぁ…愛おしい♡」
諏「はぁ…愛らしい♡」
<イチャイチャ キャッキャッ♪
早「むぅ…」
(ちょっと羨ましい…)
華「…彼らは呑気ね」
霊「まったく…私もそう思うわ」
魔「けどさ…麟が1番今回の件に尽力してくれたから、いいんじゃないか…?」
霊・華
「「そうね…」」
映「(ペラッ)魔理沙の言う通りです。彼が持てる全ての情報網を駆使してあらゆる場所に分散した怨霊達の情報を収集してくれた事により、ほとんどの怨霊達を捕獲する事が出来ました」
小町「いやはや…麟の情報網は本当に凄まじいねぇ?これも麟が皆から信頼されてるからこそ!って感じだねぇ」
早「この前のお悩み相談教室で、麟さんは更に皆さんからの信頼を獲得していますからね…」
魔「へへっ♪その節は私も世話になっちまったぜ♪」
霊「…」
(あれ…?私、博麗の巫女なのに皆からの信頼薄くね…?)
華「…」
(本来は霊夢がやるべき事なのよねぇ…)
どうやら飛び散った怨霊達は、麟がこれまでに形成してきた凄まじい情報網により、ほとんどの怨霊を捕獲する事に成功していたようだ。
映「しかし困りましたね…」
小町「おや、まだ何か問題がおありですか?映姫様」
映「えぇ…ほぼ全ての怨霊は捕獲出来たけれど、まだ数名ほどこの現世に彷徨っているのよね…」
小町「そいつは困りましたね…?」
華「私達に出来る事はあるかしら?」
映「何かあるかと言われたら…特に思いついませんね。いつも通りの日常を過ごしながら探すしか…」
霊「まぁ、残った怨霊達が人間に危害を加えないならそれでいいと思うけど」
早「いや…それでも怨霊だというのは変わりないんですよ?早く見つけて捕獲しないと…!」
魔「でもなぁ…手がかりが無いからなんとも…」
映「こちらも引き続き捜索はします。なるべく我々で発見出来るよう努力しますが、それでも貴女達からも多少なりと協力をしていただけると助かります」
早「はい!私達におまかせを!」
魔「出来る限りは手伝うぜ♪」
霊「私も今後の幻想郷見回りの回数を増やしておくわ」
華「私は人里で聞き込みをしてみます」
小町「皆、すまないねぇ…」 ペコリ
映「ありがとうございます…」 ペコリ
映姫は自分達の不甲斐なさを心の奥底で噛み締めながら、皆に怨霊達の捜索助力を依頼した。
一方、呑気な奴らはというと
麟「くか~…すぴ〜…」
諏「はぁん…♡なんだいこの可愛い寝顔は…!?♡」
・今度は諏訪子が膝枕Time
神「たまらないだろう…?♡」
麟は変わらず居眠りしており…いつの間にか麟の膝枕が神奈子から諏訪子へと入れ替わっていた。
ヤベーイ!!