華月麟の幻想記   作:華月麟

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探し出せ、最後の望みを

壮吉『大尉…私の望みを聞いてくださいますか…!?』 

 

麟「その望み…聞き入れたぞ!」

 

霊「ちょっと!?何を勝手にそいつの願いを聞き入れてるのよ!?」

 

麟「早苗!」

 

早「え、私!?」

 

麟「佐久間二等兵曹をよろしく頼む!俺は映姫さんの所に行ってくる!」

 

早「え…え!?」

 

麟「霊夢、華扇!こいつを殺したらただじゃおかない…!」 ギロッ…

 

霊夢と華扇に対して警告のにらみつけを送った。

 

霊「(ゾクゾクッ…!)わ、分かったわよ…!」

 

華「そ、その代わり、絶対に怨霊の望みを叶えてくださいよ!?」

 

麟「言わずもがな…!」 ドウッ!!

 

 

ギュアァーンッ…!!!

 

 

麟は猛スピードで映姫のいる是非曲直庁へと向かった。

 

 

 

 

 

 

~是非曲直庁~

 

 

映「な、なんですって!?冥界に居るであろう、とある霊を連れ出したいですって!?」

 

小町「な、何を言ってるんだい麟!?」

 

麟「無茶を言っているのは分かる…!でも、これしかないんだよ!あいつを成仏させる方法は…!」

 

冥界に居るであろう佐久間恵という霊を地上に連れ出したい、と映姫に懇願したが…既に亡くなっている霊を現世に連れ出すなんて前代未聞の行いをしようとしている麟に対して、映姫は驚きを隠せずにいた。

 

映「い、いくらその霊を成仏にさせる為とはいえ…そんな横暴は聞き入れられません!」

 

麟「頼む…これしか方法は無いんだ!」

 

小町「ど、どうして麟はその霊にそこまでしようとしているんだい…?」

 

麟「…数十年だぞ」

 

小町「な、なんだって?」

 

麟「あいつの妻は…何年も、何十年も帰りを待ちつ着けていたんだ…!帰って来ないと分かっていても…ずっと待ち続けていたんだ!ついに、互いの願いが叶う時がやって来たんだ!お前らには分からないのか!?無理矢理家族と離れ離れにさせられた者の悲しみを!!」

 

映「…」

 

麟「だから頼む…!せめて、互いの願いを叶えさせてやりたいんだ…!」

 

小町「え、映姫様…どうしますか…?」

 

 

映「…勝算は、あるのですね?」

 

 

麟「…え?」

 

 

映「「勝算はあるのかと聞いているのです!」」

 

 

麟「…俺があると言ったらある!」

 

映「フッ…では、もし失敗したら覚悟してくださいね?麟」

 

麟「期待しとけ…!」

 

 

ついに四季映姫・ヤマザナドゥ様の許可が下りた…!

 

麟による霊探しが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~冥界~

 

 

麟「というわけで、この名前の霊を探しているんだ」

 

幽々「う~ん…佐久間恵ねぇ…」

 

映姫の許可を得て、麟は冥界へと赴いていた。冥界の主、西行寺幽々子に佐久間恵という名の女性霊は見ていないかと質問していた。

 

幽々「申し訳ないけど…そんな名前の霊が居たかは私には…」

 

麟「そ、そうか…」

 

幽々子のは心当たりがないようであった…。

 

妖「(スタスタ)あれ、麟さんじゃないですか?なにやら慌てているようですが、どうかしましたか?」

 

麟「あ、妖夢…」

 

幽々「ねえ妖夢、佐久間恵という名前の女性霊を知っているかしら?」

 

妖「さ、佐久間恵?えっと…どちらさまでしょうかそれ」

 

幽々「なんでも…今幻想郷で大騒ぎになっている霊の奥さんらしいわよ?」

 

妖「えっと、その霊の旦那様んの名前って…何でしょうか?」

 

麟「佐久間壮吉…だ」

 

妖「佐久間壮吉…か。・・・あれ?そういえば、桜の下で『壮吉さんは今、どこで何をしているんのかしら』って呟いていた方が居たような…」

 

麟「本当か!?」

 

どうやら一歩前進の情報が手に入ったようだ。

 

妖「か、かなり前の事なので…信憑性に欠けてるいうか…」

 

麟「いや、それでも十分だ!妖夢、早速その桜まで案内してくれ!」

 

妖「わ、分かりました!」

 

 

ダッダッダッ…!!

 

 

妖夢のわずかな情報を頼りに、目的の場所へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~桜の下~

 

 

サァァァァァァァァァァァァァ…

 

?『…』

 

 

ズザザザァァァァッ…

 

 

麟「あ、あの霊か?」

 

妖「お、恐らく…」

 

桜の下には妖夢の言う通り、1人の女性霊が立ち尽くしていた。

 

麟「(ザッザッザッ…)す、すみません…」

 

?『あら…私に何か御用でしょうか…?』

 

麟が話しかけた霊は、年を取った老婆の霊であった。

 

麟「貴女が…佐久間恵ですか?」

 

恵『そうですが…私に何か…?』

 

麟「貴女はどうやらずっとこの桜の下で誰かを待っているようにも見えましたが、一体誰を待っているのですか?」

 

恵『ああ…私の夫を待ち続けているんです…。待ち続けてどれだけの年月が過ぎたかはもう忘れてしまいましたが…』

 

麟「その夫の名前って…佐久間壮吉という名前ですか…?」

 

恵『おや…夫の名前をお知りで…?』

 

麟「もし会えるとするなら、貴女は会いたいですか…?」

 

恵『…えぇ、会いたいです』

 

麟「ふっ…その望み、承りました…!」

 

恵『…えっ?』

 

麟「さあ行きましょう、貴女の夫が地上で待っています!」

 

恵『壮吉さんが…地上に居るのですか…!?』

 

麟「ええ!」

 

 

ついに壮吉二等兵曹の妻、佐久間恵を見つけ出した麟。

 

麟はついに最後のピースを手に入れた…!




だいぶ無理くりなストーリー内容だなこりゃ
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