華月麟の幻想記   作:華月麟

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もう冬なのに夏の話を書くのが圧倒的天邪鬼


七夕祭り

~博麗神社~

 

 

ワイワイ

 

ミスチー

「いらっしゃ~い!美味しい八ッ目鰻はいかがですか~!」

 

チルノ

「へっへ~ん!あたいのさいきょーかき氷はどうだ~!?」

 

清蘭

「冷たいあんみつはいかがですか~!」

 

鈴瑚

「こっちも七夕祭り限定のお団子があるよ~!いかが~?」

 

 

現在博麗神社では、七夕祭りが開催されていた。別に幻想郷全体で開催される祭りとかではなく、クラウンピースのわがままから開催されたちょっと特殊な縁日である。

 

 

 

 

 

まずは七夕祭りを開催するまでの経緯を説明しよう。

 

 

 

 

~遡って今日の朝~

 

 

ピース

「霊夢~!」 ピュ~ン

 

霊「あら、ピースじゃない?」

 

ヘカ「お久しぶり~♪」 スタッ

 

魔「おっ、ヘカーティアもいる」

 

純「我が息子よ!」 スタッ

 

麟「くか~…」

 

純「あら…お休み中なのね?」

 

霊「昨日といい、一昨日といい…麟は色々と問題解決に奔走していたから、疲れているのよ。だから寝かせてあげて?」

 

純「なら、母である私が膝枕をしなければなりませんね(圧倒的使命感)」 

 

魔「どうしてそうなる?」

 

純(スタスタ)

 

ザッ…ポスンッ

 

麟「すう…すう…」

 

純狐は、溢れ出る持て余した母性を麟に注ぐために膝枕を決行。

 

純「ふふふ♪なんと可愛らしい寝顔でしょう?」 ナデナデ

 

麟「[ナデナデ]へへ…くか~…」

 

純「はうあ…!?♡」 ズキューン!!♡

 

へ「あ、純狐がやられた」

 

霊「…仙霊を射止める寝顔って何よ?あ、これは2人のお茶よ」 ススス

 

ピース

「ありがと!(ジュッ)あっちい!!」

 

へ「ゆっくり飲みなさいピース(ズズズ)落ち着くわぁ…」

 

 

ガララ!!

 

 

華「霊夢!今日も巫女の仕事をせずにだらだらと…あら?お客様?」

 

おっと、説教たらしのピンク仙人様のご登場だ。

 

霊「今、お客様の対応をしているのよ。…あと、麟が寝てるから静かにしてくれないかしら?」

 

 

麟「んん…」 ムッ…

・不機嫌顔

 

純「大丈夫、母はここにいますよ~♡」 ナデナデ

 

 

華(・・・なんだろう、ツッコミどころが多い気が)

 

霊「華扇、あんたも縁側に座ってお茶飲みなさいよ」

 

華「え、ええ…」 スタッ

 

ポスンッ

 

魔「仙人様の為に客の紹介をしてやるぜ!あのピエロみたいな帽子を被ってるのがクラウンピース。で、変なTシャツを着ているのがヘカーティア。で、麟に膝枕をしているのが純狐だ」

 

ヘ「なんだろう…サラッと傷つく事言われたような…」

 

魔「気のせいだぜ」

 

華「わ、私は茨木華扇よ」

 

ピース

「私はクラウンピース!」

 

純「麟の母(自称)純狐です」

 

ヘ「地獄の女神、ヘカーティア・ラピスラズリよ」

 

華「よ、よろしくお願いします」

 

霊「で?本題に戻るけど、あんた達は何しにここへ来たわけ?ピース、ヘカーティア、純狐」

 

ヘ「ああ、私達は特に用なんて無いわよ?どちらかと言うとピースが霊夢にお願いしたい事があるって」

 

霊「私に?」

 

ピース

「今日は七夕っていう日なんだろ!?あたい、七夕祭りしたい!」

 

 

三月精

『私達も!』 ヒョコッ

 

 

魔「うわぁ!?三月精もご登場かよ!?」

 

霊「七夕祭りねぇ…?」

 

ピース

「ダメかぁ…?」

 

三月精

『ダメ~?』

 

霊「う~ん…」

 

華「(ツンツン)霊夢」 ヒソヒソ

 

霊「何よ…?」

 

華「神社で正式にお祭りを開けば、参拝客が増えるかもですよ?」

 

霊「(ピクッ)参拝客…!(バンッ!!)よぉし、七夕祭りを開催しようじゃない!!」

 

 

ピース・三月精

『やったー!!』

 

 

魔「結局決め手は賽銭かよ…」

 

流石は博麗の巫女、賽銭集めの為ならどんなことでもしそうだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という事があって、現在にまで至るのだ。

 

 

ピース

「ご主人様!あそこに短冊をかけたいから肩車してください!」

 

ヘ「はいはい♪(ヒョイッ)これでいいかしら?」

 

ピース

「わ~い!♪」

 

 

スター「私はここにかけよ~♪」

 

サニー「私はその隣~♪」

 

ルナ「じゃあ私もその隣~♪」

 

 

 

 

霊「まさかここまで盛況だとは思っても見なかったけどね」

 

華「まあまあいいじゃないですか?これで信仰と賽銭は集まるのですから」

 

霊「ついでに屋台の設置台も貰えるから文句ないわ」

 

華「…はぁ、ちゃっかりしてるわね」

 

 

魔「お~いお前ら~!」

 

 

霊「あ、魔理沙」

 

魔「ほれ、屋台の飯持ってきた♪」

 

華「あ、ありがとうございます(パクッ モグモグ)お、美味しいわね…!?」

 

魔「だろ?ほい、霊夢も」

 

霊「ありがと」

 

魔「そういや麟は?」

 

霊「ああ、麟なら鳥居の上で寝てるわよ?」

 

魔「…なんで?」

 

霊「さぁ…?」

 

 

 

 

 

 

 

~鳥居の上~

 

 

麟(…星が綺麗だな)

 

 

麟は鳥居の上で寝転がりながら、星々を眺めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし…この祭りを台無しにしてしまう惨状がこの後訪れる事をまだ誰も知らない…。

 

 

 

 

 

 

?「さ~て、何千年ぶりかの博麗神社に行って、ひと暴れしようかしら♪」

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