華月麟の幻想記   作:華月麟

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ついに冥界へたどり着いた2人。
果たして春を取り戻す事は出来るのか!?


春を取り戻せ

ギューーーーーン…‼

 

冥界へたどり着いた俺達。しかしある問題に直面していた。

それは…

 

麟「いつになったら地面が出でくるんだ!?」

 

着陸する地面が一向に出てこないのだ。

 

魔「分からないけど…そろそろ辿り着くんじゃ…ん?」 ピタッ…

 

魔理沙が急に移動するのをやめた。

 

麟「どうしたんだ魔理沙?」 ピタッ…

 

 

 

 

グググッ… ピューン‼

 

麟・魔

「「うおあぁぁぁぁぁっ!?」」

 

急に俺達は天地が逆転したかのように頭から落下した。

 

魔「(ドサッ!!)いてっ!」

 

麟「はぁっ!(ピタァッ…)ふう…」 スタッ

 

魔理沙は頭から落ちて、俺は寸前で身体を止める事になんとか成功した。

 

麟「ここが冥界なのか…しかし何も…」

 

辺りには何もなく、あるのは灯篭に照らされた延々と続く階段のみ。

 

魔「とりあえずこの階段を上がっていくしかなさそうだぜ?」

 

麟「そうだな…それじゃあ行きますか…」

 

俺達は延々と続く階段を上っていくことにした。

 

スタスタスタ…

 

 

~約10分後~

 

魔「ぜえ…ぜえ…長すぎるぜ…」

 

魔理沙は息を切らしていたが…

 

麟「おいおい…お前ってそんなに体力がなかったのか?」

 

俺は至ってピンピンしていた。

 

魔「鬼とタイマン張れるお前の体力と一緒にするなよ…」

 

それもそうか…

つい、幻想郷の人達は少し変わっていると思っていたが、やはりそういったところはちゃんと人間なんだろうな。霊夢も魔理沙もほかの皆も…多分。

 

麟「お前もちゃんと女の子なんだな」

 

魔「おい、それはどういう意味だ?」

 

麟「別に?お前も女らしくて安心したって話。霊夢とかはどうも女っぽさが無くなりかけてたりするからな」

 

魔「霊夢に聞かれてたら殺されるぞお前」

 

麟「かもな。あはははっ!」

 

魔理沙の気を俺との会話に逸らし、何とか階段を上り終えた。そして階段を上り終えた先には…

 

 

オォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…

 

 

麟「あれが…西行妖か!?なんて大きさだ!」

 

魔「どうやってあれを止めるんだ…!?」

 

奥には地上から春のエネルギーを吸い取っている巨大な木が立っていた。

しかし…あまりにも大きすぎる。俺達2人でも恐らくは破壊する事は出来ないであろう大きさであった。

 

麟「こうなったら主犯を倒して止めるしかないな…」

 

魔「そうと決まれば探そうぜ!」

 

歩き出そうとした瞬間

 

 

?「待て、ここから先には行かせない」

 

 

麟「…!」 バッ‼

・戦闘態勢

 

魔「…誰だ?」

 

道の先に1人、誰かが立っていた。

白いシャツに青緑色のベストと膝丈のスカートを着ていて、その隣には大きな球体の魂(?)のようなものがふよふよと浮いていた。

 

 

妖夢

「私の名前は魂魄妖夢(こんぱくようむ)。白玉楼の庭師にして、主である西行寺幽々子様の護衛でもある」

 

 

麟「…俺は華月麟、地上から来た人間だ」

 

魔「同じく地上から来た魔法使い、霧雨魔理沙だぜ!」

 

妖「ここは冥界、亡霊達が住まう場所。貴方達のような生命ある者達が来るところでは無い。疾く貴方達の顕界に引き返すがよい。そうすれば今回だけは見逃そう」

 

随分と上から目線だことで…

 

魔「そう言われて分かりましただなんて素直に引き返すと思うか?観念しろ、半人半霊!お前達の企みは既に調べ尽くしているんだ!おとなしく春を返してもらおうか!?」 ザッ…!!

 

魔理沙もずいぶん強気に出たなぁ…相手の力量がとれほどか分からないのに。

 

妖「ほう?」 チャキッ…

 

魔「おっと…抵抗してくれても構わないぜ?力づくは大好きだからな!」

 

何故、喧嘩を吹っ掛ける!?何故、宣戦布告しやがる!?

 

妖「ふっ…はははははははっ!」

 

そりゃ笑うよねぇ…

 

魔「何がそんなにおかしいんだ!」 スチャ

・八卦炉を構える

 

妖「何を言い出すかと思えば…博麗の巫女ならいさ知らず…一体何様だ貴様は!」

 

魔「さっきも言っただろう?霧雨魔理沙、ただの魔法使いだ!」

 

威勢だけは良いなぁ…魔理沙の奴…。

 

麟「んじゃあいつは任せてもいいか?魔理沙」

 

魔「任せておけ!あいつは私が倒す!」

 

麟「頼んだ。後…負けるなよ!」 ドウッ‼

 

俺は魔理沙に、魂魄妖夢の相手を任して奥へと突き進もうとした。

 

妖「誰も通さない!」 ズアッ‼

・斬りかかる

 

麟「しまった!?」

 

 

ズガンズガンッ!!!

 

バチィン‼

 

 

妖・麟

「「!?」」

 

 

魔「どこを見てんだぜ!?お前の相手は私だ!!」 ズガン‼

 

 

妖「ちぃっ!」 バキィ‼

・弾幕を剣で弾く

 

 

魔「急げ麟!お前だけでも西行妖に行け!」

 

麟「すまない!」 ギャウッ‼

 

 

ギュアァーンッ…!!!

 

 

俺は猛スピードで西行妖の元へと飛び去った!

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