華月麟の幻想記   作:華月麟

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華月麟VS魅魔・5 10秒以内の攻防

パラパラ…

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!

 

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!

 

 

魅「おのれぇ…小僧が!!」

 

麟「ふっ…まだ立ち上がれるほどの意識が残っているのか?タフな奴だな…」

 

魅「このぉっ…!!!」 ドウッ!!

 

麟「…」

 

魅「がぁっ!!」 グワッ…!

 

 

バギィッ!!!

 

 

魅魔は渾身の一撃を麟の顔面に放つが…

 

 

グググッ…

 

 

麟「…弱い、弱すぎる…!」

 

魅「なっ…!?」

 

まともに食らったというのに、彼には一切のダメージすら受けていなかった。

 

魅「バ、バカな…!?」 ザッ…ザッ…

 

麟に対して一種の恐怖を覚え始めた魅魔は。ゆっくり…ゆっくりと後退りしていた。無意識の行動であった。恐らくは本能が〖この人間は危険すぎる〗という信号を発信しているのだろう。

 

麟「もうこれ以上…こんな戦いを続けていたって意味は無い…。特に、俺に対して怯え始めている貴様はな」

 

魅「(ガタガタガタ…)な、なんだと…!?」

 

麟「怯え始めた今の貴様を倒した所で、後味の悪いオチが待っているのは明白。だからもう一度だけ言う・これが本当に最後のチャンスだ」

 

 

「「降参しろ、そうすればこれ以上貴様に攻撃は与えない」」

 

 

魅「なっ…!?」 ガタガタガタ…

 

自身に怯え始めている魅魔を倒した所で何の意味も無いと悟り始めた麟は、魅魔に対して本当に最後の与えた。これ以上被害を増やさない為に。

 

だが…

 

魅「(ゴゴゴゴゴゴゴゴ…)降参しろ…だと!?ふざけるな!!」

 

 

「「そういうのが一番虫唾に走るんだよ!!!」」

 

 

麟「なんだと…!?」

 

プライドが邪魔をして、魅魔は降参という選択を…最後のチャンスを無下にしてしまった。

 

魅「誰がそんな提案にはい、と答えるか!博麗の巫女でもない小僧にここまでコケにされて、この私が引き下がると思うのか!!」 ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

 

麟「っ…!貴様はどうしようもないバカだ!!いいだろう…そんなにとことんやり合いたいのなら、俺も本気で貴様を叩き潰す!!」 バヴォォォォォォォォォォォォ!!!

 

魅「ほざけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」 ドウッ!! ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

 

魅魔は最後の全エネルギーを解放、麟へと突貫する。

 

 

麟「だったら俺も最後まで付き合ってやるよ、ただし…10秒以内にケリをつける!」 スッ…

・タイマーを取り出す

 

 

 

 

 

 

「「V-MAXIMUM 発動!!」」

 

 

 

 

 

DYNAMITE BOOST TIME!!

 

 

 

 

 

レディ

 

 

 

カッ!!

 

 

 

キュイィィィィィィィィィィィィンッ…!!

 

 

 

魅「(ズザザザァァァァッ…)な、なんだ…!?明らかに今までで一番凄まじい戦闘力の膨れ上がり方だ…!?」

 

 

 

オォォォォォォォォォォォォッ…!!

 

 

麟「…」 バチバチィッ…!!

 

 

 

 

 

 

紫「あ、あの力は…!?」

 

霊「よ、依姫との戦いで見せてくれた新しい技だわ!」

 

隠「な、なんて凄まじい神力だ…!?それだけじゃない…その力をバリアとして展開しているのか…!?」

 

藍「今まで見てきた中で、一番凄まじい戦闘力を…放っている…!?」

 

 

 

 

 

オォォォォォォォォォォォォッ…

 

麟「…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

 

 

 

 

魅「な、なんだその力は…!そんな力、私が封印される前の時代でも見た事が無いぞ…!?」

 

麟「もう貴様に答える義理は無い、これで…全て終わらせる!」 

 

 

ポチッ…

 

 

START UP

 

 

ピピピピピピピピ…

 

 

麟「ふんっ!」 ダッ!!

 

 

ブォンッ!!

 

 

タイマーを起動させた麟は、魅魔に向かって駆け出すと同時にタイマーを魅魔の方へと放り投げた。

 

魅「なっ!?」

 

その理解しがたい行動をとられた魅魔は、投げられたタイマーに気を取られて硬直してしまった。

 

 

 

ダッ!! ダッ!! ダッ!!

 

 

麟「はっ!!」

 

ドガガッ!!!

・目視不可の2発

 

魅「うごあっ…!?」

 

麟「はぁっ!!」

 

バギィバギィッ!!

・音速の蹴り

 

魅「ごあっ!がはっ!?」

 

麟「はぁっ!!でやっ!!」

 

ドガッ!! バギィッ!! ドガガッ!! バギバギィッ!!

・徐々に加速する拳と蹴り

 

魅「があっ!?」

 

バヴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!

・パワー全開

 

麟「でやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

ドガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!!

・マシンガンのようなスパイク

 

魅「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」

 

ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!

・まだまだ加速する

 

 

麟「はぁっ!!」 ドウッ!! 

 

 

グルンッ…

 

 

魅「うっ…!?」 フラッ…

 

 

 

 

 

麟「「蒼炎焔・狂い咲き!!」」 グォォッ…!!!

 

 

 

 

 

バギィッ!!!

・トドメの回し蹴り

 

 

魅「がっはぁ…!!!」

 

 

 

 

ヒュゥゥゥゥ…

 

 

麟(パシッ…)

 

 

ポチッ

・タイマーをキャッチ、そしてストップ

 

 

TIME OUT

 

 

 

〖蒼炎焔〗

MARK Ⅸ VICTORY!!

 

 

〖狂い咲き〗

MAXIMUM DRIVE!!

 

 

 

 

麟(チラッ)

 

 

 

停止したタイマーが示したタイムは〖9.5秒〗であった。彼は宣言通り、10秒以内で魅魔との決着をつけたのだ。

 

 

 

「「9.5秒…それが貴様の絶望までのタイムだ…!」」

 

 

 

 

魅「(フラ…フラ…)バカな…この私が、博麗の巫女以外の人間に負けるだと…!?何故だ…!?何故…この私が博麗の巫女だけでなく、博麗の巫女以外の人間にまで負ける…!?うぐっ…!」

 

 

 

 

 

 

「「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」」 ドサッ…

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

麟「…」

麟が皆みたいにおでことかへキスするのは

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