~翌日~
霊・紫「「…」」 ジーッ
七夕祭りが急遽中止になった翌日、霊夢と紫は神妙な表情である者達を見つめていた。それは…
麟「くか~…」
魅「すやぁ…」
昨日知り合った仲だというのに、何故か同じ布団を使って寝ている麟と魅魔であった。
ちょっと2人で同じ布団を使うにはまだ早すぎるんじゃないかな?
霊「昨日、麟に殺されかけたくせに…」
紫「魅魔に妹達を傷付けられかけたくせに…」
霊・紫「「どうして同じ布団で寝れるのかしら…?」」
ごもっともすぎる意見である。
麟「んん…(ムクリ)ふわぁぉ…あ、おはよう霊夢、紫さん…」 シパシパ
霊「お、おはよう…」
紫「ね、ねぇ麟…?」
麟「ん~…?」
紫「なんで貴方と魅魔は同じ布団で寝ているの…?」
麟「…え?(チラッ)あ、ほんとだ」
この反応だと、別に麟から魅魔を誘ったわけではなさそうだ。
霊「…もしかして魅魔が勝手に麟の布団に入った?」
麟「かなぁ…?(ユサユサ)魅魔さん、起きて…」
魅「んん…もう朝かい…?」
紫「ええそうよ?…じゃないのよ魅魔、なんで貴方は麟と同じ布団で寝てるのよ」
魅「え、ダメか?」 麟ダキッ
麟「[ダキッ]うおっ!?」
霊「ちょ…っ!?」
魅「ふふふ♪」 ナデナデ
麟「[ナデナデ]お?」
魅魔は麟を抱き寄せて頭を撫でている。…これはもしかして?
紫「魅魔…貴方もしかして麟に…」
魅「ん?もしかしなくても惚れてしまったが何か?」 サラッ
うん、予想通り☆
紫「で、でしょうね…」
霊「うわぁ…また面倒なのが増えたぁ…」
魅「大切な者達を傷付けようとした私に対して慈悲を与えてくれた人間だぞ?惚れないわけがない!…まあ、霊華の面影があるからっていうのもあるけど…」
「「おっと…それは困るね」」
どこからともなく胡散臭い声が聞こえてきた。
麟・霊「「げっ…」」
魅「この声は…」
紫「また厄介なのが…」
ガチャ
隠「麟君は私のモノにするんだ。お前なんかには渡さないぞ?魅魔」
暇神(ひしん)・摩多羅隠岐奈が登場!どっからでも出てくるな?
霊「うっわ、またなんか来た」 ゲェッ
紫「まあまあ…」
魅「麟は渡さんぞ隠岐奈」
麟「そもそも俺は誰のモノでもねぇし、お前のモノにもならねぇよ隠岐奈」
隠「まあまあ♪少しくらい乗ってもいいじゃないか?」
麟「そうやってなんでもかんでも乗っかるから、俺は毎回面倒事の被害者になるんだよ」
隠「でも…君もまんざらじゃ無さそうに思えるが?」
麟「っ…!?ま、まあ…皆の楽しそうな笑顔が見れるから、ちょっと楽しいっちゃ楽しいけど…さ///」 テレッ
隠岐奈に「でも、嬉しいだろ?」と図星を突かれた麟は、珍しく頬を赤らめた。
霊・隠・紫・魅
『・・・キュンッ♡』
麟「…んだよ///」
隠「え、可愛いかよ…?♡」
紫「麟が頬を赤らめてるわよ霊夢…!♡」 ボタボタボタ…
霊「ええ…とっても可愛いわぁ…♡って紫、鼻血鼻血…!」 ボタボタ…
魅「いや、お前ら2人共出てるぞ?しかしあいつ…可愛いなぁ…♡」 ボタボタ…
麟「いやお前ら3人共出てるわ」
起床直後から騒がしいのが博麗神社の日課です。
隠「ふう…麟君の可愛いテレ顔を堪能していたら、何しにここへ来たか忘れていたよ」
麟「あ、普通に何か用事があって来たんだ?珍しいな」
隠「…君は私を何だと思っているんだ?」
麟「ストーカー」 ズバッ
隠「(グサァッ!!)うっ…私泣いちゃう…(泣)」
霊・紫・魅『泣いちゃった…』
また話が脱線して、先へ進まなそうだ…。
麟「で?何しに来たんだよ隠岐奈」
隠「グスッ…「隠岐奈?」あ…(フキフキ)じ、実は昨日の事でお礼を言いたくてな。魅魔を止めてくれてありがとう」
魅「私からも、ありがとう麟」
麟「俺は、別にお礼をしてもらいたいが為に戦ったわけじゃない。大切な妹達を守る為に戦った、それだけだ」
隠「う~ん…謙虚で誠実だ…。まあ、どちらにせよ君に対して何かしらのお礼はしたいんだ。今なら何でも君の言う事を聞いてあげるよ!」
麟「(ピクッ…)なんでも?なんでもって言ったな?」 グイィ…
・隠岐奈に顔近づけ
隠「ああ、言ったとも!秘神に二言は無い!なんでも望みを叶えてあげよう!」
なんでこの暇神は麟に対してこんな甘々態度を取るのだろうか?
麟「じゃあ2つくらい聞いてもらおうかな」
隠「なんだねなんだね!?♡」
麟「1つ、昨日の祭りを楽しめなかったからまた祭りがしたい。2つ、魅魔さんの歓迎会を天界で開こうよ」
隠「ほほぉ…」
紫「え、魅魔の歓迎会もしたいの?」
麟「せっかく幻想郷に戻って来たんだから…よくね?」
魅「麟…」 キュン
無意識に他人の心を奪う、麟の悪い癖がまたまた発動。
隠「まあ別に良いぞ?今の魅魔はまったく脅威ではないからな」
麟「やったぁ♪」
隠「しかし、問題は祭りだ。どうやって開催するか?」
萃「(スタッ)祭りと聞いて颯爽と現れる私だ!」
麟「萃香!?」
霊「あら、祭り事を開くのに丁度いい鬼が来たじゃない」
紫「そうね、今回は萃香の力も借りましょう」
隠「3日おきに宴会を開くように仕向けた事のある彼女なら、それも容易い事だな」
麟「え、何その3日おきに宴会って話。俺知らないんだけど」
萃「麟が幻想郷に来る前に私が起こした異変だよ。別名〖宴会異変〗!あれは楽しかったねぇ」
霊「私からしてみれば、結局戦う羽目になったから楽しくは無かったわよ。毎回毎回宴会料理の準備も何故かしてたし…」
萃「まあまあ細かい事は忘れておくれな♪で、祭りをしたいんだって?麟」
麟「…昨日、祭り楽しめなかった」 ムスー
魅「わ、悪かったって…」
萃「お~よしよし(ナデナデ)鬼のお姉ちゃんがお前さんの望みを叶えてやるから機嫌を直しな?」
麟「わ~い♪」
霊・隠・紫・魅
『…ぶっはぁっ!!!♡』 チーン
何故か4人は尊死、一体何を見たというんだ…!?
萃「…楽しそうな奴等だねぇ」 ナデナデ
麟「だな~」
麟が皆みたいにおでことかへキスするのは
-
あり
-
なし