華月麟の幻想記   作:華月麟

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魅魔の歓迎会・2

皆『『かんぱ~い!!』』

 

 

天界へ到着して少し時が過ぎ、魅魔の歓迎会が始まった。今回の宴会料理は懐石料理らしい。

 

水「(パクッ)うまっ!?」

 

雲「う~ん…♪美味しいわぁ♪」

 

ぬ「小傘も来ればよかったのに…」 モグモグ

 

ナ「地上での仕事が忙しいからって断ったらしいよ」

 

聖「我々の教えに反する、豪勢な料理ですね…」

 

星「聖、せっかく麟君や隠岐奈様が誘ってくれたのですよ?それなのにそういう発言は野暮というものではありませんか?」 パクッ

 

聖「そ、そうですね、せっかくのお誘いなのですから楽しむとしましょう…!」

 

 

耳「(ゴクゴク)まったく聖白蓮は…せっかくの宴会だというのに、教戒を重んじようとするなんて、なんと情けない…」

 

蘇「まあまあ…聖はこういう宴会事には慣れてないんだからしょうがないだろう?」

 

布「(モグモグ)なんという甘美な味…!屠自古の腕ではこんな料理は作れないであろう…」

 

蘇「うっせぇ!」

 

青「芳香ちゃん、あ~ん♪」

 

芳「あー」

 

 

華「(パクッ)お、美味しい…!天界ではこんなにも美味しい料理が…!?」

 

霊「いや、そうでもないわよ?天界が地上と関わりを持つ前は、天人は桃しか食べてなかったもの」

 

華「あ、そうなのね…」

 

 

菫「うっひゃぁ…!?私、こんな豪勢な宴会料理を食べるのは初めてかも…」

 

マミ「ふぉっふぉっふぉっ!何事も経験していくのは良い事じゃぞ?菫子」

 

 

魅「なんだか申し訳ないなぁ、私の為にこんな宴会を開いてもらっちゃって」

 

紫「麟が貴女の為に開いたのだから、申し訳なく思う事は無いわよ?」

 

魅「あいつは…本当に優しいな」

 

 

初めて天界に訪れたメンバーも、天界で出される宴会料理に舌包みだ。

 

 

麟「(キョロキョロ)なあ隠岐奈」

 

隠「ん?なんだい」

 

麟「正邪は呼ばなかったのか?」

 

隠「鬼人正邪の事か?あはは…彼女も誘ったのだが、私の顔を見るなり攻撃してきたものだから誘えなくて…」

 

麟「せっかくの宴会だから、あいつも来ればよかったのに…」

 

隠「なら、呼ぼうじゃないか」

 

麟「…え?」

 

 

パチンッ!

 

 

そう言った直後、隠岐奈が指を鳴らすと

 

 

ガチャ

 

 

ヒュゥゥゥゥン…

 

 

正「「…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」」

 

 

麟「せ、正邪!?」

 

 

親方!上から鬼人正邪が!

 

 

正「ちっ…!?リバース!」 バッ!!

 

 

グルンッ!! 

 

ポスンッ

 

 

正「あ、危なかった…!」

 

麟「お、お見事…!」 パチパチ

 

 

扉から正邪がいきなり出現、そのまま宴会席に落下しそうになった正邪は自身の逆転能力を発動して自分の位置を上下反転、麟の膝上に見事収まったのだ。

 

 

 

フ「あ、正邪だ」

 

こ「あー!お兄ちゃんの膝に座ってるぅ!」

 

メディ「ぐぬぬ…!羨ましい…!」

 

さ「今は宴会中だから我慢よ…?」

 

 

 

正「あの見覚えのある扉…またかよ隠岐奈!(チラッ)私は今回の宴会参加は断ったはずだぞ!」

 

隠「だって~麟君がお前をご所望そうにしてたからさ~」

 

正「…麟が?ほ、本当かよ…麟」

 

麟「あ~…まあ、事実ではあるよ?」

 

正「なんでだ…?」

 

麟「1人じゃ寂しいかなって」

 

正「けっ…余計なお世話だっての…///」 ギュ…

 

口では怒りつつも、正邪はしっかりと麟に抱き着いていた。

 

魅「お、なんだその妖怪は?」

 

正「あ?誰だお前」

 

麟「ああ、お互いに紹介するよ。魅魔さん、こちらは鬼人正邪。正邪、こちらは魅魔さんだ」

 

魅「あ~!お前が例の天邪鬼か!」

 

正「なんだ、私の事を知っているのか?」

 

魅「知ってるさ、なんでも麟にフルボッコされた雑魚だろ?」

 

正「んだとごらぁ!!」

 

魅「それになんて貧相な胸だ…私みたいにこのくらいは大きくないと、麟は奪えんぞ?」 ボインボイン☆

 

正「胸と麟の心を奪う、この2つどこに関係性があるんだこのおっぱいお化けが!」

 

 

麟・隠「「ぶーっ!!w」」

 

 

正「てめえらもなに笑ってんだ!?」

 

隠「(プルプル)おっぱいお化け…クククッ…!」

 

麟「た、確かに魅魔さんはお化けの一種だけどさぁ…プッ!」

 

隠岐奈と麟は正邪の何気ない一言がツボに入ったようだ。…笑い過ぎでは?

 

正「そんなにおかしいかよ!?くそ…私にももう少し胸があれば…」

 

麟「大丈夫大丈夫、貧乳も女性の立派なステータスの1つだから」

 

正「ほ、本当か…?」

 

麟「ああ♪」

 

魅「ふーん?そんな事を言うのはお前の勝手だが、実際の所…麟は巨乳と貧乳どっちが好みなんだ?」

 

麟「え~…デカすぎは嫌だから、貧乳派…かな?」

 

 

貧乳少女達

(ガタッ!!)

 

巨乳少女達

(ガーンッ!!)

 

 

胸の好みを聞き、立ち上がる奴等と衝撃を受ける奴等…嫌な予感。

 

 

正「…麟~!♡」 ギューッ♡

 

麟「うおっ?!な、なんだよ正邪」

 

正「私は、やっぱりお前の事が嫌いだ!♡」

訳:お前の事が好き♡

 

麟「そいつはどうも♪」

 

魅「おぉっとぉ!なに2人だけでいい雰囲気になってんだ、私も混ぜろ~!」 ムギューッ♡

 

正「てめえは麟に抱き着くんじゃねぇ!このおっぱいお化け!」

 

魅「ふははははっ!そんなに胸を大きくしたいならその虚無を揉んで、育成のお手伝いをしてやろうか?育つ余地があればだがなぁ!」

 

正「そんなに戦争がしてぇのかてめえはぁ!!」

 

麟「うっせぇっ!?俺に抱き着きながら喧嘩すんじゃねぇ!!」

 

 

 

 

ドッタンバッタン

 

ギャーギャー!!

 

ワーワー!!

 

 

 

 

蘇「…あれが鬼人正邪、麟の事を手に入れようと考えてる天邪鬼…そして隣のあいつも麟を狙っている怨霊、魅魔か…!」

 

ナ「奴等には要注意しといたほうがよさそうだね…!」

 

菫「あ、天邪鬼と怨霊なんかに麟は渡さないわ…!」

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

 

 

そしてとある3人は、正邪と魅魔に対して謎の対抗心を煮えたぎらせている。

皆さんは巨乳派?貧乳派?

  • 巨乳派!
  • 貧乳派!
  • ほどよいサイズ派
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