そして、主犯の西行寺幽々子と会敵。
一方、西行妖の光に飲み込まれた華月麟。
声のする方へと赴き、彼が目にするものとは?
スタスタスタ…
声のする方へとだいぶ歩いたのに、一向に出口らしきものが見つからない…
一体、俺は何の声を聴いたんだ?
あはははっ…
…!また声が聞こえた…!
麟「あっちか…!」 タッタッタッタッ
走り続けると、ついに出口らしきもの光を見つけた。
麟「ここか!」
サァァァァァァ…
光の先へと進むとそこには、見たことのない屋敷の前だった。
麟「ここが出口なのか…?」 キョロキョロ
辺りを見回すと…桃色の髪の少女と、その父親らしき人が桜の前に立っていた。
麟「あ、すいません!」
俺は話しかけてみたが
少女「父上、待ってくださ~い♪」 タッタッタッタッ
「はははっ!ほれ、私を捕まえてごらんなさい幽々子!」 タッタッタッタッ
まったくの無反応だった。
気付いてもらおうと触れようとしたが…
スカッスカッ
触れることができない…俺は死んだのか?
カッ‼
突然まばゆい閃光が俺の目の前で光り出し、俺を飲み込んだ。
麟「うおぉぉおおぉぉ!?」
・また光に飲み込まれる
麟「くっ…何なんだよ一体」
目を開けると入ってきた光景は
「私と婚約してくれ、幽々子!」
幽「…私なんかでよいのですか?」
「当たり前だ…私はそなたが良いのだ!」
幽「それでは…不束者ですが、どうぞよろしくお願い致します♪」
今度は幽々子という女性の婚約の光景を見せられていた。
麟「何なんだ…一体何を見せられているんだ?それに、俺にはこんな記憶は無いぞ?」
カッ‼
そして、またまばゆい閃光に飲み込まれた。
そこで俺は確信した。これは誰かの記憶なのだと。
麟(でも、一体誰の記憶を見ているんだ…)
そしてまた光が落ち着き、別の場面へ。
ポクポクポクポクポク…
今度は誰かの葬式のようだった…
麟(誰の葬式だ…?)
祭壇に近づき、名前を確認すると
〖歌聖〗と牌には書かれていた。
麟(歌聖ってあの満開の桜の下に埋葬されたっていう?!)
住職「幽々子様…お父上のご遺体は遺言通り、満開になった桜の木の下に埋葬させていただきます」
幽「ええ…分かったわ…」
「悲しむことは無い幽々子…これからそなたのお父上は毎日、桜の木の下で我々を見守ってくれているぞ」
幽「はい…」
麟(つまり、西行妖は西行寺幽々子の記憶を見せているのか?)
そして、また場面は変わっていく…
「おお…歌聖様、待っていてください!我々もすぐ、貴方様の下に参ります!」 グサッ‼
今度は満開の桜の下で自害していく歌人達の場面へと移り変わった。
麟(今見ているのは、西行妖誕生の歴史を見せられているのか…)
そしてまた、場面が変わり…
また、あの桜の気が視界に入ってきた。しかしさっきまで見ていた桜の木とはまったく異なった姿に変貌していた。そう…それは…
麟(こ、この木は…まるで…!)
今まで何の変哲もなかった、ただの桜の木が冥界で見たあの大きな西行妖の姿にまで成長していたのだ。
そして西行妖の下にはたくさんの自害した歌人達の遺体があった。しかし、その遺体たちは既に骨となっていた。
麟(本当に生気を吸い取って成長したのか…)
カッ‼
そして次の場面には幽々子の婚約相手とその従者らしき者が話し合っていた。
「流翠様、本当に貴方様も行かれるのですか!?」
流翠「ああ…私も歌聖様を慕っていた者の一人だ…あの方無くして美しい詩は作れない」
どうやら、流翠という男も桜の下で自害する気のようだ。
「しかし、幽々子様はどうなさるのですか!?」
流翠「私は歌聖様を慕い過ぎるあまり、彼女の事をないがしろにしてしまった…。こんな私は彼女にふさわしくない…」
「分かりました…しかし、せめて何か私めに出来る事はございますでしょうか」
流翠「今から言う事を紙に書き記し、記録として残しておいてほしいのだ」
「はっ、しかし何を書き記せば…」
流翠「あの桜の事についてだ」
流翠という男は、自分の従者に西行妖の事について語りだしていた。
麟(あの男が、あの資料を残したのか…!)
そう、ここで語られている内容は紅魔館で見つけた資料そのものだったのだ。
流翠「それとこの遺言書も挟んでおいてくれ」
「かしこまりました…」
そう言うと流翠は桜の下で自害した…
そして、また場面が移り変わった。
そこには西行妖の前に立っている幽々子が居た。
幽「私の能力のせいで皆が死んでいく…。その度に西行妖は力をどんどん増している…。それならば!」 ザシュッ‼
・自分の手首を小刀で切る
そして西行妖の根が彼女を取り込もうとする。
幽「西行妖よ…この私を取り込み、永遠に桜を芽吹かせるな!」 ブワァァァァ‼
そう言うと彼女は、西行妖に取り込まれ、彼女を取り込んだ西行妖は咲かせていた桜をす全て散らしていった。
そしてその記憶を見終わった俺はまた光に飲み込まれた。
麟「う、う~ん…」
目を覚ますと最初にやって来た空間に俺は居た。
…結局、西行妖についての記憶を見ただけだった。
しかも最悪なのは、冥界に帰れていない事だ。
麟「なんで俺はあんな物を見たんだ?しかも結局帰れてないし…」
そう、ぼやいていた。
?「それは、貴方が私の遺言書を持っているからでしょうね」
後ろから知らない声が聞こえて来た。
麟「だ、誰だ!?」 バッ‼
俺は後ろを振り向いた。
西行妖の歴史みたいなものを書いたけど…中々ひどい出来だな…と思いました。
しかしこれが限界です!w