カポーン…
麟「ふい〜…なんだかんだでのんびり湯に浸かれてるぅ~…」
聖や神子達が皆一丸となって変態共から麟を守っていてくれてる為、麟は女湯でも比較的ゆっくりと身体を癒せている。
マミ「麟、ちょいとわしの隣に来んか♪」 チョイチョイ
麟「ん〜?」 チョコン
マミ「(ギュ♪ ワシャワシャ!!)ふぉっふぉっふぉっ!♪お前は愛くるしい子じゃのぉ!」
麟「…なんだよ急に?」
マミ「なんじゃろうな?こう…お主を見とると甘やかしたくなるというか、母性がくすぐられるというか…なんじゃろな?」
麟「…知らねーよ」
マミゾウが麟に対して謎の感情を沸き立たせている、それは母性本能が反応しているだけなのでは?
藍「マミゾウ…物凄く分かるぞ、その気持ち」
麟「…え?」
マミ「お主も意外と分かる口じゃな!?」
おーっと、意外なところからえぐい変化球が飛んできた。
藍「その前に…私にも麟を抱きしめさせろ」
マミ「おうおう、構わんぞ?」 パッ
藍「(ギュッ♡)ふふふっ♪」 ナデナデ
麟「…あはは」
藍も大いに母性本能が反応している、どこか懐かしい思い出が…?
藍「~♪」 ナデナデ
麟「…なんだか、凄く懐かしいな」
藍「あぁ、麟が小さかった頃を思い出すな」
マミ「んん?お主、麟と一緒に風呂に入った事があるような言い方をしておるが…まさか?」
藍「あぁ、そのまさかだよ。私と麟はよく一緒にこうやって風呂に入っていたよ」
麟「そうだね、あの頃が懐かしいよ」
マミ「な、なんじゃと…!?その話、詳しく聞かせてもらおうかのぉ!」
菫「わ、私も!」
ナ「私も!」
蘇「私もだ!」
麟「…(汗)」
藍「ははは…そんなに血相変えなくとも、話してやるから落ち着け」
4人『wktk!!』
懐かしい思い出話を少ししただけなのに、ここまで他の皆からの食い付きが良いだなんて誰が予想出来ただろうか?
藍「まぁ…なんでよく一緒にこうやって風呂に入ってたかという話を簡単にまとめるとだな…」
4人(ドキドキ…!!)
麟「俺がまだ6~7歳位の時に幻想入りしたところを、偶然八雲家に保護されたからなんだよね」
マミ「…ん?その話からすると、つまり麟は…」
ナ「外の世界から来た人間…!?」
蘇「マ、マジか…!?」
菫「あそっか…八雲家に保護されたから、藍さんと麟はよく一緒にお風呂に入ってたのか。よくよく考えてみたらそれもそっか」
マミ「す、菫子…お主は麟が外の世界から来た人間だと知っとったのか!?」
菫「えぇ、私が初めて幻想入りした時に聞かせてもらったわよ?」
ナ・蘇「「ほえ〜…」」
紫「(ヌッ…)ほんと…あんな可愛かった子供が、ここまで立派に成長するなんて思ってもみなかったわ♪」
麟「うぉ!?いつの間に!!」
紫は何食わぬ顔で皆の中に混じりながら、スキマから麟の昔話を聞いていた。
藍「あ、変態賢者様は回れ右でお願いします」 ググググ…!!!
紫「ら、藍さん!?主人に対してなんたる仕打ちを!?」 ググググ…!!!
・無駄に対抗
藍は真顔で自分の主をスキマの向こうへ押し返そうとしている。うーん、仕事が早い早い。
藍「ほら、麟に迷惑かける前に帰ってください」 ググググ…!!
紫「り、麟に迷惑かけないから一緒に浸からせてちょうだい…!?」 ググググ…!!
藍「紫様がこう言っておられるが、麟はどうしたい?」
麟「まぁ、手を出さないならいいけど…」
蘇「安心しろ麟、こいつがお前に手を出したら痺れさせてやるから」
紫「こ、こいつ…!?私、これでも幻想郷賢者ですけど!?」
マミ「どこがじゃ…今のお主はただの変態じゃろうて」
紫「ぐ、ぐうの音も出ないわ…!」
麟「いいからさっさとスキマから出て来いよ」
紫「ア、ハイ」 チャプ
ガチャッ!
バンッ!!
隠「私も一緒に入っても良いかな!!?♡」
変態賢者がもう1人来ましたよー?
麟「屠自古さん、撃て」
蘇「ライサンダー!!」 ピシャッ!!
バリバリバリィッ!!!
隠「あんぎゃあぁぁああぁあぁっ!!?」
マミ「…お、おろろ?」
隠岐奈はダメみたい。
ナ「隠岐奈様って…"一応"幻想郷賢者なんだよね…?」
菫「え、えぇ…一応幻想郷賢者らしいよ…?」
ナ「にしては…扱いが雑じゃないかなぁ…?」
紫「大丈夫よ、あれが平常運転だから」
麟・藍
「「うんうん」」
隠「もう少し優しく扱ってくれないかなぁ!?」 プスプス
麟「けっ…やなこった」
隠「本当に君は私に大して冷たいねぇ!?でも…そんな君も好き!♡」
マミ「ドMじゃったのか、この賢者…」
藍「ほんと…威厳もクソも無いとはこの事だよ…」