ザッザッザッ
メディ「あ、兄ちゃ〜!」 ピョンッ!
麟「うぉ(ダキッ)っと…!お待たせ、メディ」
ようやく幽香と麟はお茶会の場へ到着した。義妹のメディは待ち焦がれていた義兄の到着に思わず飛びついて歓迎をした。
メディ「もー!幽香が『麟をお茶会に誘ってくるわね♪』って言うから幽香と兄ちゃをずっと待ってたのに、遅いよ!一体何してたの!」
麟「あはは…ちょっとね」
幽香「…///」 テレッ
メディ「ま、まさか幽香…兄ちゃとエッチな事したの!?」
もしかしてエッチな!?
麟・アリス「「ぶーっ!?」」
幽香「そ、そんな事してないわよ!///」
メディ「嘘よ!だったらどうしてこんなに遅かったのよ!」
幽香「そ、それは…///わ、私が麟に対する独占欲をほんの少しだけ沸き上がらせちゃったからよ…///(ボソッ)」
メディ「こらー!」
ア「えぇ…?幽香、貴女もそっち側に行くの?」
幽香「ち、違うわよ!?あんな変態共と一緒にしないでちょうだい!り、麟からも何か言って!?」
麟「アリス、幽香はあんな変態達とは違うから安心して」
ア「まぁ…麟が嫌そうな顔をして来なかったから、信用出来るけど…」
メディ「幽香に兄ちゃは渡さないから!」
幽香「それ、私とメディスンで麟を愛しちゃダメなのかしら…」
メディ「…検討しときます」
それは最終的に採用しない人が言うセリフなのよメディスン。
幽香「コホン…では気を取り直して、お茶会にしましょうか♪」
麟「待ってました〜♪」 パチパチ
メディ「〜♪」 麟にムギュー♡
ア「ふふっ、楽しみね♪」
ついに風見幽香主催のお茶会が始まろうとした時
レミィ・咲「「ちょっと待った!」」
4人『!?』
レミリアと咲夜が開催宣言を遮って乱入。
幽香「貴女は…紅魔館の吸血鬼、レミリア・スカーレットね?その隣は、いつぞやのメイド長じゃない。いきなり何かしら?」
レミィ「そのお茶会、私達も参加させてもらおうかしら!」
幽香「お茶会に?別に構わないけれど…」
咲「私の淹れた紅茶と…貴女の淹れた紅茶…どちらが麟の口に合うか勝負といきましょう!」
幽香「…ふぅん?私と勝負する気かしら?」
咲「現在の戦績は1勝1敗…今日、貴女に勝って2勝目を飾るのよ!」
幽香「そう簡単に勝てると思ったら大間違いよ!」
ア「はぁ…またこの流れになるのね?」
メディ「頑張れ幽香~!」
麟「…」
咲・幽香「「待ってて麟、今とびきり美味しい紅茶を(チラッ)…!?」」
咲夜と幽香が『さあ、どちらが麟好みの紅茶を淹れられるか勝負だ!』のような雰囲気を放ちながら麟の方へと振り向くと
麟「…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!
今にも大噴火を起こしそうなくらいに、怒りの熱波を放つ麟の姿が。
ア「あ、この感じはマズいわね…」
メディ「あわわわわ…!?に、兄ちゃが怒ってる…!?」
レミィ「な、なんでそんなに怒ってるの…!?」
麟「はぁ…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!
咲「え、えっと…」
幽香「り、麟…?」
麟「…あ?(ドスの効いた返答)」
咲・幽香「「な、なんでそんなに怒っているの…?」」
麟「…んなもん、簡単だろ。俺はただ純粋にお茶会を楽しみたいだけなのに、お前らはどうしてわざわざ争おうとするんだ?」
咲「だ、だって…」
幽香「どちらの紅茶が貴方にとって一番好みなのかハッキリさせたいから…」
麟「俺になんの得がある?そんなくだらない事に俺を巻き込もうって言うなら、今すぐここを去らせてもらうぞ?」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
メディ「え!?ヤダヤダ~!」
麟「ごめんな、メディ…2人が素直に紅茶を飲ませてくれないから…」
メディ「むーっ…!!!」 ウルウル
・涙顔で2人に訴え
咲「わ、分かったわ…分かったから…!」
幽香「み、皆でお茶会を楽しみましょう…!?」
麟「それでいいんだよ」 フゥ…
・沈静
メディ「ホッ…よかったぁ…」
ア「幽香、咲夜、流石の麟でも我慢の限界というものがあるのよ?今回の件を踏まえて、少し反省する事ね」
咲・幽香「「す、すみませんでした…」」
麟の説教により、お茶会戦争の火種は着火する前に鎮火された。
もしかしてエッチな!?
知る人ぞ知る、有名な名言