麟のプロフィール、武装、変身形態
と見やすく3つに分けました。
ただし問題点もございまして…2話も新しく追加してしまったので2話分アンケートがズレてるかもしれません。
ご容赦ください…。
~人里~
ガヤガヤ
華「(モグモグ♪)う〜ん♡焼き芋が美味しい季節ねぇ♡」 ホクホク
神霊廟での対話から数日、華扇は数日前の悩みが嘘だったかのような満面の笑みで焼き芋を頬張っていた。
ザッザッザッ…
『こ、困るよ…!今、君にウチを去られちゃったら…!』
華「うん…?」
?『申し訳ありません…私は他にも行く場所があるので』 ペコリ
『そ、そんな…!』
華(あの家の人が女の子の家出を引き留めているのね…。でも今…『困る』って言ってたわよね?てことは客人なのかしら?客人にしては…着物の女の子1人なんて不思議ね?…てか、気のせいだと思いたいけど…格好もなんだか豪華ね…?)
華扇が食べ歩きをしていた際、偶然民家の会話が耳に入ってきた。どうやら民家の主は、着物を着た女の子の家出を引き留めているようだが…どこか焦りを感じていた。
?『では…』 スタスタ
『ま、待ってくれ…!』 ダダッ…!
スゥ…
華「(ピクッ)…うん?」
着物の女の子が華扇の横を通った時…彼女は女の子に違和感を感じた。
?(ユラァ…)
華「…!?」
?(スゥッ… フゥ…)
『えっ…!?』
華「き、消えた…っ!?」
着物を着た女の子は…突然透明になって消えてしまった…。
華「い、今のは人間じゃない…?」
~博麗神社~
魔「突然消えたおかっぱ頭の着物の子ぉ?」
霊「あー…座敷わらしね、それ」
華「座敷わらし…かぁ」
(にしてはちょっと派手な服装だったような…?)
魔「そういや…ココ最近、どこの家も座敷わらしの"家出"が多いって噂になってたな」
華「そうなの?というかそれより気になるのは、家出って?」
霊「今まで家族同然で暮らしてた座敷わらしが次々と家出しては、その姿を消してるんだったかしら?」
華「何か理由かあるのかしら…?」
霊「さぁ?でも分かる事は、里の人達はそれに困ってるって事ね」
華「困ってる?座敷わらしの家出が?どうしてよ」
魔「座敷わらしってのは、そこに居るだけで繁栄をもたらす妖怪なんだってさ。だから人里の皆は捕まえては自分家で飼ってたんだぜ」
華「飼っていたって…ペットじゃあるまいし。…ん?待って待って、そもそも座敷わらしって福の神じゃないでしょう?どんな家に住み着いてもその家に繁栄をもたらす訳では無い…それなのにどうして…」
霊「座敷わらしって…未来予知が出来るらしいわよ?って言っても、小さな物の未来予知しか出来ないけど」
華「なるほど…だから一家に1人ってわけね…」
霊「まっ、私はどうでもいいけどね。麟とあうん、そして針妙丸と一緒にいつも通りの生活が出来れば」
魔「おやおや珍しい…お前の事なら『座敷わらしを捕まえて神社繁盛!』とか言うと思ってたのに」
華「…確かに、それは私も思ったわ」
霊「…管狐の時みたいに、麟を怒らせたくないから」 ボソ…
魔・華「「…」」
(あー…あの時の件、ちゃんと気にして反省してたのねぇ…)
霊「…あれ、ちょっと待って?そもそも座敷わらしってなんで姿を消し始めてるのかしら?」
魔「人間に嫌気がさしちまったか?」
華「うーん、私がさっき見た時は…家人の方に名残惜しそうな顔を見せながら挨拶をして、消えてしまったわね…」
霊「消えた…ね」
華「…あれ?」
魔「ん?どったの仙人様」
華「…麟は?いつもなら貴女達と一緒にいるのに」
霊・魔「「…あ!?そういえば麟はどこ(だぜ)!?」」
「「フシャァァァァァァァァァァァァッ!!!」」
霊・魔・華
(ビクゥ!?)
突然、博麗神社の中から凄まじい威嚇の声が外まで飛んできた。
魔「…今のって猫の威嚇声だよな?」
霊「何かあったのかしら…」
華「い、行ってみましょう。もしかしたら麟が関係してるかもしれないですし…」
霊・魔「「お、おーっ」」
とりあえず行方不明の麟を見つける為に、威嚇声が聞こえてきた神社の中へ。
~居間~
スタスタ
霊「麟〜(ヒョコッ)…えぇ?」
魔「どしたどした?(ヒョコッ)…oh」
華「どうしたのよ2人共(ヒョコッ)…あぁ」
3人が居間を確認すると
麟「よしよし」 ナデナデ
あうん
「アウーン♡」 フリフリ
針妙丸
「えへへ〜♡」
橙・お燐・ミケ(化け猫形態)
『シャーッ!!』
あうん・針妙丸ペアとイチャイチャする麟、そして謎に威嚇しあっている化け猫三姉妹が居た。
霊・魔・華『…(汗)』
(どこからツッコむべきなのか、全く分からない…)
いわゆる情報過多というやつである。
霊「…えっと、麟?」
麟「うん?なにしてんのお前ら」
魔「いや…それはこっちのセリフだぜ。そこの化け猫三姉妹はなんで喧嘩してんだ?そしてお前は何故それを止めずに2人とイチャイチャしてんだぜ」
華「うんうん…私もそれが知りたいです」
麟「なんでって…こいつらの喧嘩を仲裁してたら、あうんと針妙丸を撫でれないだろ?」
あ・針「「わーい!♡」」
霊「…少しくらい止めてあげてもいいじゃない?」
麟「んじゃそうすっか(クルッ)おい化け猫三姉妹、静かにしないと追い出す。そして1週間出禁にするよ?」
化け猫三姉妹
『ニャッ!?(ボフンッ)そ、それだけはご勘弁してください…!』 オネガーイ
化け猫三姉妹は速攻人間形態に戻り『やめろ!それだけは勘弁してくれ!』と懇願。チョロいな…
麟「嫌なら仲良くして、仲良く出来ないなら来るな」
化け猫三姉妹
『大変申し訳ございませんでした…』
麟「素直に謝れてよろしい(ゴソゴソ)はい、チュー〇」
化け猫三姉妹
『チュー〇だぁ!!♡』 ペロペロ
幻想郷にもチュー〇ってあるんだ…?
あ・針「「…zzZ」」
化け猫三姉妹(ヘソ天姿)
『…スニャア』
麟「…で?なんか外で座敷わらしがどーたらこーたらって聞こえたけど、どしたん?なんか問題発生?」
華「あ…聞こえてたのね?」
魔「…あんなに猫共が騒がしくしてたのに、よく聞いてたな?」
麟「耳が良いから」
霊「…耳が良いとかのレベルを超えてる気がするわよ?」
麟「地獄耳と呼んでくれたまえ」 ドヤァ
華「…(汗)」
麟「で?外で話してた事、俺にも聞かせて」
魔「おう、実はな…」
魔理沙は華扇達と外で話していた会話の内容を分かりやすく簡潔に麟へ説明した。
麟「…なるほどな、座敷わらしの家出ね」
華「ココ最近、人里の家で座敷わらしの家出が増えているらしいですよ…?」
霊「まぁ…異変とは思えないから、特に気にしてないけどね」
魔「…でもちょっと気になるよな?いきなり座敷わらし達の家出!」
麟「…あ、じゃあそういうのに詳しそうな有識者に聞いてみようか?」
霊・魔・華
『有識者?』
麟「紫さんだよ。あの人、幻想郷賢者なんだからそこら辺は分かるでしょ」
霊「…あ、紫の奴って一応幻想郷賢者だったわね」
魔「…麟が大好きすぎるバカだと思ってたぜ」
華「…私はただの変態かと」
麟「…(汗)」
3人からの紫の印象はなんとも酷過ぎる内容である…。誰1人として賢者扱いをしていない。
霊「まぁ…あいつに聞いてみるのもありね」
麟「(スクッ)んじゃ…橙」
橙「…にゃ?」 ポワポワ…
麟「寝てるとこ悪い。早速なんだけど、紫さんの家に連れてってくれないかな?」
橙「(ガバッ!!)お泊まりですか!?」
麟「そう、お泊まり」
橙「わーい!早く行きましょうそうしましょう!」 バビュンッ!!
麟「ま、待てって…!?霊夢、行ってきます!」 ドタドタ!!
霊「い、行ってらっしゃ〜い」 フリフリ
見切り発車をしてしまった橙を追いかけに、麟は慌ただしく博麗神社を出て行った。
魔「…紫の奴、座敷わらしの事知ってんのかな?」
霊「知ってるでしょ?だってあいつは賢者なんだから…一応」
華「一応という事は…知らない可能性も?」
霊「ある」
魔「モヤモヤして終わるのだけは勘弁だなぁ…」
華「同感です…」