霊「…え?あんた…料理とかどうする気?」
天「私と紫苑と女苑、3人で用意する」
紫苑
「へっ!?私も!?」
女苑
「待て待て!私まで巻き込むな!」
麟「(ガックシ…)絶対にヤバい予感しかしない…」
料理経験の無い3人が宴会料理を作る…もう嫌な予感しかない。
霊「悪い事は言わない、せめて麟に料理を教わってからにしなさい」
麟「そうそう、せめて俺に料理を教わって…ってちょい待てぇ!?サラッと俺を巻き込むな!」
霊「あんたならOKって言うと思って」
麟「言うわけ無かよ!?」
なんて他人任せな鬼巫女なのだろうか?自分が災難に巻き込まれたくないからと他人を売りやがった。
天「麟、お願い…私に料理を教えて!」
麟「えぇ…」
紫苑
「麟さん…!私もお手伝いしますのでお願いします…!」 ペコリ
麟「おいおい…」
天子の為に第三者が頭を下げるって、どういうこっちゃ…?
女苑
「…どうすんの、あんた」
麟「…はぁぁぁぁ、わーったわーったよ!教えてやるからちゃんと覚えて帰れよ!?」
天・紫苑
「「わ~い!」」
ついに折れてしまった麟は、天子に料理を教える講師になる事となってしまった。
女苑
「クスクス♪」
麟「な~に笑ってんだ女苑、お前もだからな?」
女苑
「…はぁ!?私も!?」
麟「当たり前だろ」
女苑
「ま、まあ…あんたが一緒に料理を作ってくれるなら、いいか…」
華「あ、良いのね…」
紫苑
「へぇ~?女苑の事だから『誰がやるもんか!』って言うかと思ってたのに」
女苑
「姉さんと天人だけの方がヤバそうだから、監視役として私が見てやろうってだけよ」
天「ほんとはお前も紫苑と一緒に料理したいだけじゃないのか?」
女苑
「んなわけあるかぁ!」
麟「はいはい、無駄話はそこまでにして宴会料理は何を作るか考えるぞ」
天・紫苑
「「お~っ!」」
女苑
「はいはい…」
霊「頑張れ~」
華「フ、ファイト…!」
比那名居天子の唐突な思いつきに巻き込まれてしまった麟、せっかく天子が料理をしたいと言うのでどんな宴会料理を提供するか話し合う事にしたのだが…
天「って言ってもねぇ…私、地上の料理なんてこれっぽちも分からないのよね」
麟・女苑
「「…ズコーッ!?」」
紫苑
「あ、あはは…(汗)」
のっけからなかなかに大きな壁に衝突、どう乗り越える事やら…。
麟「ほんっとに行き当たりばったりだなお前は…!」
天「だって、ついさっき思いついたばっかりだし。てか、美味しい料理を作れる麟が悪いのよ」
麟「んなっ!?人のせいにするな!」
天「まあまあ冗談はさておいて…私でも簡単に作れる料理ってあるの?」
麟「ま、まああるに越した事はないようなそうでもないような…」
麟は天子の無茶ぶりをなんとか叶える為に思考を回転させてゆく…!