華月麟の幻想記   作:華月麟

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調理開始!

その後、人里で宴会料理の材料を買い…はたまた山まで行き

 

 

~ネムノの聖域~

 

 

ネムノ「ほれ、山菜持ってくといいべ」

 

 

ドッサリ!!

 

 

麟「あ、ありがとう…」

 

女苑

「お、多すぎない…?(汗)」

 

紫苑

「あ、栗だ♡これ、焼いたら美味しいだろうなぁ♡」

 

天「どれもこれもただの雑草にしか見えないけど…食べれるのよね?」

 

ネ「失礼な奴だべ!どれもこれも新鮮な山菜だべ、とっても美味んだべよ!」

 

天「ほ~ん…」

 

ネ「麟、なんだべあいつは!?」

 

麟「あはは…山菜とかを食べた事が無いお嬢様なのよ…」

 

ネ「な~るほど?普段から良い物しか食べない奴ってわけだべか…」

 

麟「そんなとこ」

 

ネ「で?もうおめぇは帰っちまうだか?」

 

麟「まあね、もう帰るよ」

 

ネ「うちの事好きにしていいから泊ってくんろ~♡!!」 ダキッ!!

 

麟「だーっ!?今はそんな事してる暇は無いんだってばぁっ!!」

 

ネ「たまにはうちを抱いてくれべや~!♡」

 

麟「俺は貴女とそんな関係になったつもりはありません~!!?」

 

 

紫苑・女苑

「「…(汗)」」

 

天「…なんなんだあいつ」

 

 

山姥に抱き着かれながらも、秋の山菜を入手したりした。

 

 

~博麗神社~

 

 

麟「はぁぁぁぁ…なんか疲れた」

 

本番はこれからだと言うのに、麟は既に疲労困憊である。

 

女苑

「モテる男は辛いわね〜w」

 

麟「腹立つ顔しやがって…」

 

疫病神にとって不幸の顔は蜜である。

 

霊「で?結局材料は集まったのかしら?」

 

麟「集まった集まった。どっさり過ぎて困るくらいには」

 

 

デェェェェェェェェェェンッ!!

・大量の秋の味覚

 

 

華「Wow…」

 

あ「さ、さすがネムノさん…」

 

もはや畏怖するくらいの量ではある。

 

天「さぁ、早く宴会料理作るぞ〜!」 ダダダッ!!

 

麟「よし、そろそろ始めるか。行くぞ、女苑、紫苑」 スタスタ

 

女苑

「ええ」 スタスタ

 

紫苑

「はいっ!」 スタスタ

 

色々と紆余曲折したが、ようやく宴会料理の準備に入る。

 

 

 

~台所~

 

 

麟「まずは包丁の使い方。左手を猫の手にして…」

 

 

トントントンッ

 

 

天「おーっ!」

 

麟「こうやって切るんだ。天子は初めてだからゆっくり切りな」

 

天「わかった」

 

天子、人生初の包丁を握って豚汁の材料を切るが…

 

 

ツルッツルッ

 

 

天「あ、あれっ…?上手く切れない…」

 

水で濡れた人参がツルツル滑って上手く切れないご様子。少し不安ものである

 

女苑

「あ、危なっかしいわね…」

 

麟「ったく…ほら」

 

ギュ…

・包丁を握る手を握る

 

天「うえっ…!?///」 ドキンッ!

 

麟「こうやって…」

 

トンッ…トンッ…

 

麟「ゆっくり切るんだよ、いいな?」

 

天「は、はい…///(トンッ…トンッ…)こ、こう?」

 

麟「上手い上手い、そのままゆっくり切ってくれ」

 

天「へへっ♪」

 

紫苑

「麟さん、私は何を…?」

 

麟「米研ぎしてくれ、やり方は分かるか?」

 

紫苑

「…い、いえ」

 

麟「なら…(シャッシャッ…)こうやって研いでくれ」

 

紫苑

「は、はいっ!」 シャッシャッ…

 

女苑

「私は?」

 

麟「紫さんから貰った西洋タンポポの下処理よろしく」

 

女苑

「水にさらせばいいの?」

 

麟「そうだな、それで頼む」

 

女苑

「分かったわ」

 

麟「俺も山菜の下処理といくか…」

 

 

料理初心者の3人はそれほど良い出際とは言えないものの、そこまで心配するほどのやらかしは特に犯さず…

 

 

コトコトコト

 

グツグツ…

 

 

天「(チュルッ…)なあ麟、味の濃さってこのくらいで良いと思う?」

 

麟「どれどれ?(チュル…)う~ん…ほんの少しだけ味噌を足してみるか」

 

天「分かったわ!」

 

紫苑

「(ニギニギ)わ、わぁ…!?上手く握れない…」

 

女苑

「(ニギニギ)お、おにぎりを握るのって結構難しいのね…!」

 

麟「こうやって…(ヒョイッヒョイッ)やるとちょうどいいよ」

 

女苑

「それが出来たら苦労しないでしょうよ…」

 

麟「別に味が良いんだったら問題ないだろ?初心者が作る料理なんて、最初はそんなもんよ」

 

紫苑

「それなら…いいのかな?」

 

女苑

「あんたがそう言うなら、それでいっか」

 

 

むしろ楽しそうに宴会の準備をしている。

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