華月麟の幻想記   作:華月麟

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天人様の宴会!

ザワザワ…

 

 

天「今日は私が開いた宴会に参加してくれて感謝する!心ゆくまで飲んで食べてくれ!!」

 

 

主催者でもある天子が宴会の幹事をノリノリで行うが…

 

 

鈴仙

「え…あの野蛮な天人が宴会を…?」 ヒソヒソ

 

妖夢

「絶対に嫌な予感しかしないんだけど…」 ヒソヒソ

 

幽々子

「…よく見ると貧乏神に厄病神もいるじゃない」 ヒソヒソ

 

早苗

「なんだろう…生きて帰れる自信が無いのですが…」 ヒソヒソ

 

神奈子

「…今日が私の命日か」 ヒソヒソ

 

諏訪子

「え、私死にたくないんですけど?」 ヒソヒソ

 

魔理沙

「はぁ…宴会が博麗神社で開かれるからワクワクして来てみてば、天子の奴が主催なのかよ…」 ヒソヒソ

 

マミゾウ

「…ノリで参加してしまった事を後悔しておるんじゃが」

 

ネムノ

「なんで皆、テンションが低いんだべか?」

 

藍「紫様…私達、生きて帰れますよね?」

 

紫「麟を信じるしかないわ…」

 

華扇

「ねえ霊夢、今日の宴会は大丈夫だと思う…?」

 

霊夢

「まあ…麟が一緒に居たんだから大丈夫でしょ…」

 

宴会に参加しているほぼ全員が『あぁ…今日が最期の日だ…』と、覚悟を決めて参加している。…最後の晩餐会かな?

 

天「よし!麟、紫苑、女苑、宴会料理を持ってきてくれ!」

 

麟「あいよ」

 

紫苑

「はいっ!」

 

女苑

「はいはい」

 

 

ガラガラガラ…

 

 

天子が宴会料理を運ぶように命令を飛ばした。ついに宴会料理が会場へと運び込まれる…

 

 

皆(ドキドキ…)

 

 

全員が『どんな料理が来る事やら…』と、固唾を呑んでいたが…

 

 

麟「俺達で作った宴会料理だ、心置きなく味わってくれ」

 

 

バサァッ…!!!

 

 

皆『…おぉっ!!?』

 

 

デェェェェェェェェェェェェェェェンッ!!!

・大量の宴会料理

 

 

宴会料理にかけられていた布を取ると、中から豪勢な和食宴会料理が出て来たのだ。しかも自分達で取りに行くビュッフェスタイル。これを見た参加者達は、先ほどまで抱えていた不安が一瞬で吹き飛んでいった。

 

 

 

〖宴会料理の献立〗

 

・大量のおにぎり

(具材は食べてからのお楽しみ)

・メインの具沢山豚汁

・山菜の煮つけやお浸し、天ぷら

・甘栗と手羽先のさっぱり煮

・西洋タンポポのお浸し

・茨木華扇が持ってきた酒

 

 

 

華「こ、これは…!」

 

紫「い、意外な光景ね…?」

 

藍「なんだか…とっても安心しますね…」

 

ネムノ「お~っ、うちの山菜が綺麗な煮つけやらなんやらに大変身だべ!」

 

マミ「なんじゃいなんじゃい、案外美味そうじゃのぉ!」

 

妖「す、凄い…!これをあの4人で用意したんだ…!?」

 

鈴仙

「はぁ…意外にまともな料理が出て来てくれて安心だわ…」

 

神「ジュルリ…お腹が空くいい匂いがしてるじゃないか…!」

 

諏「美味しそうだね!」

 

幽々「早く食べさせて頂戴!!」 ウズウズ!!

 

 

 

ほとんどが、美味しそうな料理を前にウキウキが止まらなくなっている。だいぶ気分が高揚している。

 

天「それでは、私達が作った宴会料理をご堪能あれ!!」

 

 

幽々「先手必勝!!」 ビュゥンッ!!!

 

魔「はっやぁっ!?」

 

おぉっと!?ここで西行寺幽々子がフライングだぁっ!!!

 

幽々(バクバクガツガツムシャムシャ!!!)

「おぉぉぉぉいしぃぃぃぃぃっ!!!」

 

 

バクバクガツガツ!!!

 

 

早「は、早く私達も食べないと無くなっちゃいますよ!?」

 

マミ「い、急いでわしらも食べるんじゃァっ!!!」

 

 

皆『ウオォォォォォォォォォォォォッ!!!』

 

 

ドタドタドタ!!!

 

ガツガツムシャムシャバクバクガツガツ!!!

 

 

麟「…そんなに慌てなくてもって言いたかったけど」

 

女苑

「…あの幽霊姫のスピードが速すぎてそんな注意が出来ないわね(汗)」

 

紫苑

「あれ…私達の分は?」

 

麟「3人の分は別で取っといてあるよ(スッ)食べな」

 

紫苑・天子

「「わぁいっ!!」」

 

 

 

 

 

 

 

ネムノ「ふふっ♪(モグモグ)このタンポポのお浸し、とっても美味いべ♪」

 

マミ「タンポポのお浸しなんて久しぶりに食べるのぉ…(モグモグ)にっが…!?」

 

鈴仙

「この手羽先と栗のさっぱり煮、凄く美味しい!」

 

妖「た、食べた事無い味だけど…凄く美味しい…!」

 

神「(ゴクゴク)ほお…?この酒、水のようにゴクゴクいけてしまうな」

 

諏「(パクッ)…かっらぁっ!!!?なんだこのおにぎり!?って、具材がワサビじゃないか!!」

 

早「そ、そんな事あります?(パクッ)あ、ピリ辛…」

 

魔「(ゴクゴク)この酒うま~っ!!」

 

華「そ、そんな勢いで飲んではダメよ…!?」

 

紫「うふふっ♪なんだかんだで、良い宴会になってるわね」

 

幽々(バクバクバクバクバクバク!!!)

 

藍「ゆ、幽々子様!?もっと味わって食べてください!」

 

霊「(モグモグ…)あ、この天ぷら最高」

 

皆は意外と宴会料理に舌鼓である。

 

紫苑

「(モグモグ…)はぁ…美味しい♡」

 

天「(ズズズッ…)そうだ…これこれ、この味よ!懐かしいなぁ…」

 

女苑

「(パクッ)…にっがいなこのタンポポ」

 

麟「慣れれば病み付きってやつだ」 モグモグ…

 

主催者達も自分で作った料理を堪能中。

 

 

その後も天子が主催した宴会は予想以上に大盛り上がりし、気づけば…

 

 

~翌日~

 

 

チュンチュン…

 

 

麟「(ムクリ…)マジか…?」

 

 

朝になっていた。…時間を忘れて飲みすぎだろ。

 

魔「(ズキズキ…)うぅ~…」

 

霊「(ズキズキ…)あったま痛い~…」

 

神「(ズキズキ…)の、飲みすぎたな…」

 

皆(ズキズキ…)

 

そして案の定、全員二日酔いである。

 

華「(ズキズキ…)あはは…昨日宴会に提供したお酒は、鬼をも殺す強い酒だって事を忘れていたわ…」

 

幽々「(お腹ポッコリ)うふふふふ~♪」

 

紫「…幽々子、食べ過ぎよ」

 

藍「に、妊婦さんみたいですね…」

 

 

 

 

 

天「(ズキズキ…)うう…頭痛い…」

 

麟「おはよう天子、昨日は楽しかったか?」

 

天「え、ええ…とっても楽しかったわ…。麟、昨日はありがとう…♪」

 

麟「別に、俺はただお前に料理を教えただけだよ。紫苑、女苑、2人はどうだった?」

 

紫苑

「とっても楽しかったし、美味しかったです!」

 

女苑

「ま、まあ…こういうのも悪くないって思えたわ…///」 ポリポリ

 

麟「なら…宴会は大成功だな!」

 

 

終わり良ければ総て良し、なんだかんだで皆が笑顔で宴会を楽しめたのならそれで良いのだ。




皆さま、良いお年を
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