華月麟の幻想記   作:華月麟

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大掃除だ、早くしろぉ!!

天子の宴会から数週間が過ぎ、幻想郷の季節は冬へと移り変わっていた。

 

 

チルノ

「うっひょ~!冬だ冬だ~!!!」 ピュ~ンッ!!

 

レティ

「うふふふふ~♪私の季節がやって来たわよ~!♪」

 

 

氷の妖精・チルノとレティ・ホワイトロックは、冬の到来に大はしゃぎ!しかしまだ雪は降っていない。

 

 

~博麗神社~

 

 

サッサッサッ…

 

パタパタパタ…

 

フキフキフキ

 

ゴシゴシゴシ

 

ポポポノポ~イッ!!

 

 

麟「相変わらずきっっったねぇなこの倉庫は!!!」

 

針妙丸

「ゴミがありすぎなんですけど~…」

 

華扇

「しかもこの倉庫にある物、どれもこれも使えないガラクタばっかりじゃない…!」

 

あうん

「霊夢さん、これ全部霊夢さんの私物なんですか?」

 

霊「いや…半分以上、紫の私物よこれ」

 

あ・麟

「「え…」」

 

 

現在博麗神社では、年末の大掃除をしていたのだが…博麗神社に隣接している倉庫の掃除があまりにも終わらなさすぎて他の掃除が手を付けられていない様子。しかも倉庫内に保管されている半分以上は八雲紫の私物ときた。

 

 

ドッサリ☆

 

 

倉庫前には、ガラクタマウンテンがだんだんとそびえ立ち始めていた。

 

華「こ、このガラクタ達…どうしましょう?」

 

霊「はぁ…捨てるのも面倒ね」

 

麟「(ピコンッ!)あ、良い事思いついた!ちょっと助っ人達を呼んで来るから大掃除よろしく~!」 ピュ~ンッ!!

 

麟はこのガラクタを一瞬で無くす方法を思いつき、絶対に食いつくであろう助っ人達を呼びにどこかへ」

 

霊「ちょっとどこ行くの~!?」

 

針「助っ人って…なんの助っ人呼ぶんだろう?」

 

あ「さ、さあ…?」

 

 

 

数分後…

 

 

 

スタスタ

 

 

 

麟「早く早く~!♪」

 

霖之助

「そんなに慌てなくても僕はどこにも行かないから落ち着いてくれたまえよ」

 

にとり

「おやナズーリン、お前も盟友に呼ばれたのかい?」

 

ナズーリン

「なんでも…お宝の山が博麗神社にあるから来てくれって誘われて」

 

 

 

華「…なに、あの面子は」

 

霊「麟ったら…何を考えてるのかしら…?」

 

数分後、博麗神社に戻ってきた麟は

 

・霖之助

・にとり

・ナズーリン

 

という、全くもって接点の無さそうな3人を博麗神社にご招待。

 

 

ザッ…

 

 

霖「やあ霊夢、それに仙人様も」

 

霊「久しぶりね霖之助さん」

 

華「お久しぶりです」

 

霖「それで?麟君の言うお宝の山は、どこにあるんだい?」

 

霊・華

「「お宝ぁ?」」

 

ナズ「麟が『博麗神社にお宝があるから来てくれ』って…」

 

に「言われたから来たんだけど…」

 

あ「博麗神社にお宝なんて…」

 

針「あったっけ?」

 

4人が霖之助達の言っている意図が全く理解出来ずに困惑していると…

 

 

麟「お~い、こっちこっち!」 ブンブン

 

 

霖・ナズ・に

『うん?』 チラッ

 

 

麟の声がする方に3人が視線を向けると…

 

 

デェェェェェェェェェェェェェェェンッ!!

 

 

そこには大掃除に出て来たガラクタの山が。しかし3人には…

 

霖・ナズ・に

『…!』 バビュゥンッ!!!

・倉庫前に直行

 

霊・華・あ・針

『!?』

 

 

 

霖「おいおいおい!なんだこのお宝の山は!!?」 キラキラ☆

 

ナズ「これも良い…これも良い…!なんて素晴らしいんだ…!?」 キラキラ☆

 

に「これも使える…おお、こっちも何かしらに使える…!河童の技術を飛躍的に向上させるお宝がこんなにも!!!」 キラキラ☆

 

 

 

ガチの宝に見えているようだ。何事も見方を変えれば宝にもガラクタにもなると言うのだろうか?

 

 

<キャッキャッ♪

 

 

霊「あ、あれのどこが宝なのよ…?」

 

華「あの3人の考える事はさっぱり分からないわね…」

 

あ「まあ…あれでガラクタが無くなるなら…」

 

針「結果オーライってやつだね」

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