オォォォォォォォォォォォォッ…
フヨフヨ…
・大量の妖怪やら怨霊
霊「17…18…いや、20以上は軽く来てるわね…」
麟「クソ野郎共…寝起き早々から面倒な事引き起こしやがって…」
今日は2月8日…今日も今日とていつも通りの日常を送ろうとしていたのだが、早朝から霊夢が突然
霊『博麗神社の周りに大量の怨霊や妖怪がいる!麟、寝起き早々で悪いけどちょっと手伝って!』
麟『えぇっ!?』
と、突然麟に手助けを求めたので霊夢の言われた通りに着いて来てみたら…大量の妖怪やら怨霊に博麗神社が囲まれていたのだ。
それ故に
麟(イライライライライラ…)
霊「…(汗)」
麟のストレスと怒りが沸騰し続けている。
グオォォォォォォォォォッ!!
・一気に襲い掛かる怨霊達
霊「来るわよ!」
麟「さっさと追い払ってやる…!霊夢、ここは俺に任せろ!」 フゥ…
霊「ええ、頼むわ!」
麟(キッ…!)
Japanese Wolf‼
麟「「ビースト覚醒!!」」
カッ!! キュイィィィィィィィィィィィィンッ…!!
アオォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!
オルトロスバルカン!
Awakening the instinct of two beasts long lost.
「「長きに渡り失われていた2匹の獣が本能を呼び覚ます」」
麟(疾走形態)
『ガルルルルルルルル…ッ!!!』
怨霊や妖怪達
(ビクゥッ!?)
霊「さっさとやっちゃっていいわよ!」 ピト
・耳を塞ぎ
麟(スーーーーーーーーーー…!)
『『バスターブレス!!』』
麟『ギャオォォォォォォォォォォォォッ!!!!』
ビュゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!
ビリビリビリィッ!!!
怨霊や妖怪達
(ピュ~ンッ!!!)
オルトロスバルカンの必殺咆哮〖バスターブレス〗を食らった妖怪達は物凄いスピードで博麗神社から逃げ去っていった。
カッ…!
麟(人間形態)
「ふう…なんだったんだよ…?腑抜け共が…!」 イライラ
あまりにもあっさりと妖怪達が逃げてしまうので、麟はその光景を見ながら『余計な手間をかけさせやがって!』と思い、更にイライラしていた。
霊「ほんっと…な~んで今日に限ってこんなに集まったのかしらね?…雑魚だけだったけど」
麟「理由なんてどうでもいい、さっさと寝たい」 イライライライライラ…
霊「ごめんなさいね…?こんな事に付き合わせちゃって…」
麟「霊夢は悪くない、悪いのは妖怪と怨霊共だ」
霊「そう言ってもらえて安心したわ…急に貴方の事を叩き起こしちゃったから…」
麟「気にすんな。お前が困ってるなら付き合うよ」
霊「ありがと♪」
麟「んじゃそろそろ戻ろうかな…?」
霊「そうね」
2人は妖怪達を追い払ったので、暖かい布団でもうひと眠りしようと思ったが…
麟・霊
「「(ピキ~ンッ…!!)まだいる…!」」
それを邪魔しようとする妖怪の気配を感じ取り、その場で動きを止めた。
「「とおっ!!」」 バッ!!
フワッ…
霊「あれは…」
小傘
「乗るしかない、このビックウェーブに!!」
麟「小傘!?」
その正体は、唐傘お化けの〖多々良小傘〗だった。
霊「えっと…誰だっけ?」
麟・小傘
「「ズコーッ!?」」
霊「あれ?」 キョトン
自分の興味を持った人や妖怪以外の名前を覚えようとしない霊夢は、小傘の名前すら忘れていた。
麟「(ムクリ)あはははは…相変わらず、人の名前を覚えないなお前は…」
霊「別に覚えなくたって損しないし」
麟「そうだけどよぉ…」
小傘
「覚えられていようがいまいが関係ない!今日は年に一度のチャンス!これを逃してはいけない!」
霊「年に一度…?まあどうでもいいや」 ビッ!!
霊夢は何も考えずに御札を小傘へ投げつけるが
小傘
「あいっ!」 ブンッ!!
ヒラリ…
パサァ…
霊「あれ!?」
小傘の持つ唐傘にあっさりと弾かれ、無情にもお札は全部落ちてしまった。
麟「御札が全滅…なんでだ?」
小傘
「あれ、知らないの?今日は神様の力が弱まる厄日の日なんだよ」
麟「今日は神の力が弱まる?なんでだ?」 キョトン
霊「2月8日…なんかあったような…」 ポリポリ
小傘が『今日は神の力が弱い日』という言葉に、全くピンときていない麟と、頭をポリポリかきながら考え込む霊夢。
小傘
「ふっふっふ~ん♪」
今日という日が待ち遠しかった小傘は嬉々としていたが
霊「まあ、どうでもいいや」 ザッ
霊夢は全く怯む事無く次の攻撃態勢に入った。
小傘
「ふふふ~ん!無駄無駄、さっきので御札が効かないって理解したはずでしょ?」
霊「バカね、誰が御札を投げるって言ったのよ」 スッ…
ギラッ…
小傘
「ゲッ!?そ、それは…!?」
霊「食らいなさい!!」
「「封魔針!!」」
ブン!!
ビ・ビ・ビ!!!
小傘
「"こんな日"に針を使うだってぇぇぇぇぇぇっ!?」
ピチューンッ!!
<アギャーッス!!!
麟「お~っ」 パチパチ
霊夢の御札は効かなかったが、封魔針と呼ばれる針は、どうやら小傘には決定打となったようだ。
小傘
「か、神をも恐れないなんて…」 プルプル…
・満身創痍
霊「今日ってなんの日だっけ…って、あらっ?」
麟「霊夢、どうかしたのか?」
霊「(スッ)…針が曲がってる」
麟「うっわ本当だ」
霊夢が小傘へ投げた封魔針は、くの字へと完全に折れ曲がっていた。これでは再利用が出来ない。
霊「(ポンッ)あ、忘れてた」
麟「なんか思い出したのか?」
霊「ええ…今日って」
「「