華月麟の幻想記   作:華月麟

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バレンタイン前日

麟「(カッ…!)遂にこの時が来た…!今こそ我が計画を実行する時が来たのだ!」

 

 

<アーハッハッハッ!!

 

 

霊「…なんか、やけにテンションが高いわねぇ」

 

針「今日ってなんかあったっけ?」

 

あ「いえ…今日は特に何か特別な日とかでは…」

 

今日は2月13日、翌日に控えている大イベントを知っている者なら、今日が1番忙しい日である。

 

麟「よし、今から材料集めて紅魔館に泊まり込みじゃい!!」

 

霊「ねえ麟」

 

麟「ん?」

 

霊「なんでそんなテンションが高いの?そして今日って何か記念日とかだっけ?あと、なんで紅魔館に泊まるの?」

 

霊夢からの質問が止まらない止まらない。

 

麟「ふっふっふっ…詳しい事は言えないけど、明日を楽しみにしてくれとは言っておこう」

 

霊・針・あ

『明日を楽しみにぃ?』 キョトン

 

麟「その通り!んじゃ行ってきまーっす♪」 ルンルン♪

 

麟はとても軽い足取りで博麗神社を出て行った。

 

霊「…明日って何かあったかしら?」

 

あ「わぅぅ…?」

 

針「…!」

(明日って確か…そういう事ね)

 

針妙丸だけは、明日が何の日なのか理解出来ていた。

 

 

 

~紅魔館~

 

 

ルンルン♪

 

麟「ふっふふ〜ん♪」

 

美「おや、麟さん」

 

麟「你好、美鈴」

 

美「你好♪今日は随分と上機嫌ですね?」

 

麟「ちょいと今日はね、紅魔館に1泊しようと思いまして」

 

美「おやおや、何か紅魔館に用が?」

 

麟「明日の準備だよ。あ、入ってもいいかな」

 

美「どうぞどうぞ!」

 

ギィィ…

 

麟(スタスタ)

 

美鈴と軽い挨拶を交わし、紅魔館へと足を進める。

 

美「明日の準備…?明日って何が…あ、あの日か…!?」

 

美鈴も針妙丸と同じく、明日は何の日なのかを理解出来ていた。

 

 

~レミリアの部屋~

 

 

コンコンッ

 

レミィ「あら、咲夜?」

 

 

麟『どもー、華月麟のお届けでーす』

 

 

レミィ「麟?」 スタスタ

 

ガチャ

 

麟「Bonjour♪」

 

レミィ「いらっしゃい麟♪紅魔館に何か用かしら?」

 

麟「ちょっとねぇ…紅魔館の台所を借りたくてね」

 

レミィ「うちの台所を…?何か作りたいの?」

 

麟「明日って何の日か分かる?」

 

レミィ「明日?明日って何の日だったっけ…えーと…」

 

 

咲「明日はバレンタインの日です、お嬢様」

 

 

麟「おっ、来やがったな?」

 

メイド長、十六夜咲夜参上!

 

レミィ「バレンタイン…?あぁ、すっかり忘れてたわ…明日はバレンタインの日だったわね。あれ…?てことはもしかして貴方…」

 

麟「おう、バレンタインを作りにわざわざ来ちゃいました☆」

 

レミィ「…わざわざご苦労な事で」

 

咲「…うちはキッチンのレンタル業なんてしてないわよ?そもそも、博麗神社で作れば良い話でしょうよ」

 

麟「霊夢や針妙丸がいるのに、のんびり作れるとでも?」

 

レミィ・咲

「「あぁ…言われてみれば…」」

 

レミリアと咲夜は麟にそう言われ、博麗神社でバレンタインチョコを作ったらどうなるか想像してみたが…霊夢や針妙丸にチョコを食べられてしまう未来しか想像出来なかった。

 

麟「てことで作りたいんだけど、ダメかな?」

 

レミィ「もちろん私達の分も作ってくれるのよね?」

 

麟「そりゃもちろん」

 

レミィ「なら許可してあげるわ♪咲夜、麟の手伝いをしてあげなさい」

 

咲「かしこまりました。麟、私もお手伝いさせてもらうわよ」

 

麟「そりゃありがたい!皆に作る予定だから、チョコを溶かす量が半端じゃなくて…」

 

咲「…一体、何人分作る気よ」

 

麟「…もしかしたら100人以上?」

 

レミィ「季節外れのサンタみたいね。まさに、あわてんぼうのサンタクロースと言ったところかしら?」

 

麟「サンタさん…慌てすぎやろ」

 

レミィ「ふふっ♪じゃあ麟、楽しみにしてるわよ?」

 

麟「あんまり期待しないでくれ♪んじゃ行こうか咲夜」

 

咲「ええ」

 

スタスタ

 

レミリアの許可を得て、麟はバレンタインチョコの準備に取り掛かる。

 

 

~台所~

 

 

麟「あよいしょ〜!」

 

ザザーッ!!

 

咲「え…?」

 

ドッサリ☆

・山盛りのチョコ

 

麟は収納魔法からチョコをこれでもかと吐き出した。一体、これだけの量をどこで仕入れたのかという質問は…置いておこう。

 

麟「こんだけありゃ、足りるべや?」

 

咲「…逆に足りないとでも?」

 

麟「何種類か作るかもだし…念には念をね」

 

咲「用意周到も、ここまで来るとただのやり過ぎよ…」

 

麟「その代わり愛はたっぷり込めます」

 

咲「そのチョコに込める愛…私が独り占めしたいわね?」

・独占欲発動

 

麟「独り占めしようとしたら、マシュマロを口にぶち込むよ?」

 

※マシュマロの意味

(貴方が嫌い)

 

咲「え、それは勘弁して欲しいわ…!?貴方に嫌われるのだけは嫌よ…」

 

麟「でも、中にチョコが入っていたら?」

 

咲「…惚れる///」

 

※チョコinマシュマロの意味

(純白の愛で貴方を包み込む)

 

 

 

 

 

麟「はてさて…誰に何を作ろうかなぁ?基本的には皆にガトーショコラを作ってあげて、サブになんかガトーショコラ以外を作ろうかなって思ってる」

 

咲「ガトーショコラ自体…結構手間がかからないかしら?」

 

麟「実はね…メレンゲと黄身とチョコだけで作れるレシピがあるんだよ」

 

咲「ほ、本当に!?是非知りたいわ!」

 

麟「んじゃ早速作っていこうか」

 

咲「ええ!」

 

麟と咲夜は、明日のバレンタインデーの為にチョコ作りを開始!

霊夢や八雲家、義妹達にふさわしいスイーツは?

  • ドーナツ 意味(大好き)
  • カップケーキ 意味(特別な存在)
  • マロングラッセ 意味(永遠の愛)
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