シャラララ素敵にキッス
シャラララ素顔にキッス
シャラララ素敵にキッス
シャラララ素直にキッス
グルグルグル!!
麟「うぉぉぉぉぉぉぉっ!」
咲「元気ねぇ…」
誰でも作れる簡単ガトーショコラを作る為にメレンゲが必要なので、麟は物凄い勢いで白身をかき混ぜてメレンゲ作りに勤しんでいる。
グルグルグルグルグルグル!!
麟「にゃーっ!!右腕がもげ取れるぅぅぅっ!!」
咲「こ、交代しましょうか?」
麟「なんとか頑張りまぁぁすっ!!」
グルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグル!!
咲(…回転の速度がどんどん上がってる気がする?)
モフモフ☆
麟「ぜぇ…ぜぇ…ぜぇ…出来たぜメレンゲ…!」
咲「凄い…とってもフワフワなメレンゲが出来たじゃない!」
努力が実り、フワフワなメレンゲが完成した。
麟「次に、粗熱の取れた溶かしチョコと卵黄を混ぜておいたボウルにこのメレンゲをゆっくり混ぜていきます…」
ポイッ
グルグルグル…
ポイッ
グルグルグル…
咲「そこは慎重に混ぜるのね?」
麟「一気にかき混ぜると失敗するので」
咲「…その言い方、経験済みね?」
麟(コクリ…)
咲「まぁ…何事も失敗して学ぶものだものね…」
麟「その通り。よし、混ぜ終わった!」
咲「あとは…焼くだけなの?」
麟「おうよ!170℃で余熱したオーブンにぶち込んで、20分じっくり焼くのだ!」
咲「はいはい♪」
台所でバレンタインチョコの準備をしているので
モワモワ…
チョコの甘〜い香りが紅魔館中に漂っている。
レミィ「(クンクン…)甘い香りがするわね…!」
フラン「(クンクン…)チョコの匂い!」
美「(クンクン…)な、なんて甘い香り…!」
こあ
「(クンクン…)パチュリー様、ゴブ、なんか甘い香りがしません?」
パチェ「(クンクン…)本当ね、何の香りかしら?」
ゴブ
『(クンクン)これは…チョコの香りじゃないですか?』
皆『(ピキーンッ!)甘い物が食べたくなってきた…!!』
甘い香りに釣られた者達が台所へ迫る…。
ドドドドドドドドド…!!!
咲「…なんか廊下が騒々しいわね?」
麟「匂いに釣られて台所に来やがったな?」 ゴソゴソ
バァンッ!!
皆『甘い香り〜っ!!!』
咲「きゃあっ!?」
台所の扉を勢いよく開け、腹ぺこ共が台所へやってきた。
麟「来やがったな腹ぺこ共!」
レミィ「麟!我慢出来ないから食べさせて!」
フ「何作ってるのお兄様ぁっ!!?」
美「すいません麟さん!甘い香りのせいで門番に集中出来ません!」
パチェ「今作っているスイーツ…隠さず私達に差し出しなさい!」
こあ・ゴブ
「『甘いの食べた〜いっ!!』」
麟「受け取れぇいっ!!」 ポポポポーイッ!!
麟は予め用意していた予備のチョコをレミリア達に投げつける。
皆『甘い甘いスイーツだぁぁぁぁっ!!』 ドドドドドドドドド!!!
チョコを受け取った腹ぺこ共はそれぞれの部屋に戻り、麟が作ってくれたチョコをじっくり時間をかけて味わってくれる事だろう。
麟「ふぅ…これで危機は去った」
咲「本当に用意周到ね?」
麟「甘い香りを嗅いだら、大体は釣られるでしょ」
咲「そうねぇ…(クンクン…)それにしても良い香りね?」
麟「さて、ガトーショコラ焼いてる間に他のスイーツも作りましょうかね」
咲「他にもまだ作るの?」
麟「off course」
咲「何作るつもり?」
麟「うーむ…カップケーキでも良いし、チョコを溶かしてそれぞれの形にするのもありかな?」
咲「付き合うわよ」
麟「頼む」
フ「(モグモグ)美味しい…私もお兄様の為に何か作れないかな…?後で咲夜に相談してみよ…」
吸血鬼の妹は義兄のチョコに触発され、自分も義兄の為にスイーツを作ってあげたいと思い始めていた。