華月麟の幻想記   作:華月麟

577 / 1036
Valentine's-Day(地底編)

~旧都~

 

 

シンシンシンシン…

 

 

麟「相変わらず…どうして地底でも雪が降るのか、そこの理屈が全く分からん…!」

 

地上、月の都、仙界、冥界の面々には、ほぼ全員に渡したので今度は地底へと赴いていた。今、地上では雪が降っているが、どうやら地底でもシンシンと雪が降っている。ちなみに、どういう原理で降っているのかは不明。

 

キスメ

「あ、麟さんやっほ~!」

 

ヤマメ

「麟さんやほやほ~!」

 

麟「おっ、ちょうど良いところに現れてくれたな?」

 

キ・ヤ

「「ちょうど良いところに?」」

 

麟「(ゴソゴソ)はいこれ、ハッピーバレンタイン!」

 

ヤ「え!?これってもしかしなくても、バレンタインチョコ!?」

 

キ「わざわざ私達の為に!?」

 

麟「ガトーショコラを作りました♪あと(ゴソゴソ)余ったチョコで作った、それぞれのイメージデザインチョコ」

 

キ・ヤ

「「ガトーショコラ以外にデザインチョコ!?」」

 

麟「開けてみ」

 

キ「じゃ、じゃあ私から…(パカ)こ、これは私が普段入っている桶…!?」

 

麟「そっくりっしょ?」

 

キ「本物と大差ないくらい精密に作られてるのが怖いんですが?」

 

麟「真心込めてますので」

 

ヤ「いやぁ…いくら真心込めても、これは真心とかのレベルじゃないでしょ…あ、私も見てみよ(パカ)これは…蜘蛛の巣に蜘蛛の形をしたチョコ!?しかも蜘蛛の巣が物凄いリアルに作られてる!?」

 

キ「本気出しすぎでは?」

 

麟「愛も込められてるから」

 

キ・ヤ

「「なっとくぅ〜」」

 

なんて3人でわちゃわちゃしていると

 

 

スタスタ…

 

パルスィ

「貴女達…旧都のど真ん中で楽しそうにしてるだなんて、随分と妬ましいわね?」

 

 

麟・ヤ・キ

『あ、パルちゃん』

 

パル「パルちゃん言うな!」

 

相変わらず嫉妬に駆られているパルちゃんご登場。

 

麟「ようパルスィ、良いところに来てくれた」

 

パル「あら、私に何か用でも?」

 

麟「(スッ)ハッピーバレンタイン♪」

 

パル「…私の分も?」

 

麟「ガトーショコラと、パルスィ専用デザインチョコだよ」

 

パル「わざわざ私の為に…妬ましい限りだわ…♪」

 

ヤ「の割には嬉しそうじゃん」

 

パル「気のせいよ気のせい♪」 ルンルン♪

 

ヤ・キ

(どこが気のせいなのだろうか…?)

 

麟「中身も見て欲しいな」

 

パル「どれどれ…」 パカ

 

中には、抹茶色のチョコで作られた美しい薔薇が。

 

ヤ「WOW…」

 

キ「もっと凝ってるぅ…」

 

パル「…」

 

麟「パルスィらしい緑色で作りました♪味は抹茶味のチョコで作ったよ」

 

パル「…」

 

麟「あ、あのぉ…パルスィさん?」

 

パル「ほんと…妬ましいわね…♪」 ニコッ

 

麟「ん…?にししっ♪」 ニコッ

 

ヤ・キ

「「パルちゃんが笑ったァっ!」」 オォォォォォォォッ!!

 

パル「そこお黙り!コホン…ねえ麟、少し私に付き合ってもらえないかしら?」

 

麟「パルスィに?別に構わないよ」

 

パル「なら着いてきて(スタスタ)ヤマメ、キスメ、貴女達も着いてきなさい」

 

ヤ・キ

「「はーいっ♪」」

 

麟から精巧に作られた、バラのチョコを貰ったパルスィは3人を連れてどこかへ。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。