~旧都~
シンシンシンシン…
麟「相変わらず…どうして地底でも雪が降るのか、そこの理屈が全く分からん…!」
地上、月の都、仙界、冥界の面々には、ほぼ全員に渡したので今度は地底へと赴いていた。今、地上では雪が降っているが、どうやら地底でもシンシンと雪が降っている。ちなみに、どういう原理で降っているのかは不明。
キスメ
「あ、麟さんやっほ~!」
ヤマメ
「麟さんやほやほ~!」
麟「おっ、ちょうど良いところに現れてくれたな?」
キ・ヤ
「「ちょうど良いところに?」」
麟「(ゴソゴソ)はいこれ、ハッピーバレンタイン!」
ヤ「え!?これってもしかしなくても、バレンタインチョコ!?」
キ「わざわざ私達の為に!?」
麟「ガトーショコラを作りました♪あと(ゴソゴソ)余ったチョコで作った、それぞれのイメージデザインチョコ」
キ・ヤ
「「ガトーショコラ以外にデザインチョコ!?」」
麟「開けてみ」
キ「じゃ、じゃあ私から…(パカ)こ、これは私が普段入っている桶…!?」
麟「そっくりっしょ?」
キ「本物と大差ないくらい精密に作られてるのが怖いんですが?」
麟「真心込めてますので」
ヤ「いやぁ…いくら真心込めても、これは真心とかのレベルじゃないでしょ…あ、私も見てみよ(パカ)これは…蜘蛛の巣に蜘蛛の形をしたチョコ!?しかも蜘蛛の巣が物凄いリアルに作られてる!?」
キ「本気出しすぎでは?」
麟「愛も込められてるから」
キ・ヤ
「「なっとくぅ〜」」
なんて3人でわちゃわちゃしていると
スタスタ…
パルスィ
「貴女達…旧都のど真ん中で楽しそうにしてるだなんて、随分と妬ましいわね?」
麟・ヤ・キ
『あ、パルちゃん』
パル「パルちゃん言うな!」
相変わらず嫉妬に駆られているパルちゃんご登場。
麟「ようパルスィ、良いところに来てくれた」
パル「あら、私に何か用でも?」
麟「(スッ)ハッピーバレンタイン♪」
パル「…私の分も?」
麟「ガトーショコラと、パルスィ専用デザインチョコだよ」
パル「わざわざ私の為に…妬ましい限りだわ…♪」
ヤ「の割には嬉しそうじゃん」
パル「気のせいよ気のせい♪」 ルンルン♪
ヤ・キ
(どこが気のせいなのだろうか…?)
麟「中身も見て欲しいな」
パル「どれどれ…」 パカ
中には、抹茶色のチョコで作られた美しい薔薇が。
ヤ「WOW…」
キ「もっと凝ってるぅ…」
パル「…」
麟「パルスィらしい緑色で作りました♪味は抹茶味のチョコで作ったよ」
パル「…」
麟「あ、あのぉ…パルスィさん?」
パル「ほんと…妬ましいわね…♪」 ニコッ
麟「ん…?にししっ♪」 ニコッ
ヤ・キ
「「パルちゃんが笑ったァっ!」」 オォォォォォォォッ!!
パル「そこお黙り!コホン…ねえ麟、少し私に付き合ってもらえないかしら?」
麟「パルスィに?別に構わないよ」
パル「なら着いてきて(スタスタ)ヤマメ、キスメ、貴女達も着いてきなさい」
ヤ・キ
「「はーいっ♪」」
麟から精巧に作られた、バラのチョコを貰ったパルスィは3人を連れてどこかへ。