華月麟の幻想記   作:華月麟

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Valentine's-Day(地霊殿編)

~地霊殿~

 

 

ギィィィ…

 

麟「おいっす~」

 

 

カツ…カツ…

 

 

お燐

「おや、お兄さん♪」 タッタッタッタッ…

 

 

ダキッ♪

 

 

麟「うおっと」 ナデナデ

 

地霊殿に着いて早々、お燐から熱い抱擁の出迎えだ。

 

お燐

「ゴロゴロ…♡今日は何しに来てくれたんだい?」

 

麟「皆にバレンタインチョコを渡しに来たよ」

 

お燐

「バレンタインチョコ…?あ、今日はバレンタインの日だったね」

 

麟「その通り」

 

 

バァン!!

 

ドウッ!!

 

お空

「お兄さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!♡」 ピュ~ンッ!!

 

 

お燐

「ぎにゃあぁぁぁっ!?」 バッ!!

・咄嗟に避難

 

麟「相変わらず、元気が良い出迎えだな」 バッ

 

お空「わ~いっ!♡」 ダキッ!!

 

麟「[ドスンッ!!]おうふ…!」

 

お次にお空からの熱烈な歓迎。腹部になかなか高めのダイレクトアタックをもろに貰った。

 

お空

「えへへぇ♡」 スリスリ♪

 

麟「元気しってか?」

 

お空

「私はいつでも元気だよ!」

 

麟「そいつは何より」 ナデナデ

 

お空

「はうぅぅぅ…♡お兄さんの手、凄く落ち着くよぉ♡」

 

麟「ほ~れほれほれほれ」 ワシャワシャ

 

お空

「あ~♡」

 

お燐

「むっ…」 ジトッ…

 

麟「お燐もほれほれ~♪」 

・顎下ワシャワシャ

 

お燐

「うにゃあ…♡」 ウットリ…♡

 

スタスタ…

 

さとり

「あら兄さん、来ていたんですね?」

 

こいし

「お兄ちゃんやっほ~!♪」

 

麟「よう2人共、会いに来たぞ~」

 

お燐・お空

「「むぎゅ~♡」」 スリスリ♡

 

さ「…随分とおモテのようで」

 

麟「ぬくいですよこれは…」

 

さ「それはなにより」

 

こ「いいなぁ、私もぎゅ~したい!」

 

麟「あとでしていいからな」

 

こ「わぁ〜いっ!」

 

さ「それで兄さん、今日は何用で来てくれたのですか?」

 

麟「バレンタインチョコを、渡しに来ました」

 

こ「バレンタインチョコ…?ハッ…お兄ちゃんが私達の為に作ってくれたって事!?」

 

麟「その通り!ちょいとお前らさん?チョコが渡せないから一旦離してくれ」

 

お燐・お空

「「は~い♪」」 パッ

 

麟「てことで(ゴソゴソ)まずはお燐とお空にどうぞ」

 

お空

「わ~い!」

 

お燐

「これは…ガトーショコラかい?随分と凝ったスイーツを…」

 

麟「メレンゲと卵黄とチョコしか使ってないけどね」

 

お燐

「おやま…なんてお手軽な…。で?この箱の方は何なんだい?」

 

麟「開けてみな」

 

お空

「(パカッ)わぁ凄い!チョコで出来てる、烏姿の私だ〜♪」

 

お燐

「せ、精密に出来すぎじゃないかい…?」

 

さ「ここまで来ると、もはや職人技ね…」

 

お燐

「さてさて…あたいのはっと(パカッ)お魚と骸骨…それにネズミだぁっ!!」 キラキラ

 

こ「こっちもこっちで、ネズミと骸骨の作りが物凄いよ〜?」

 

麟「手間暇掛けてるからね(スッ)はいこれ、古明地姉妹の分」

 

こ「わ〜いありがとう!」

 

さ「ありがとうございます。…でも、私達にはお燐とお空のようなチョコは無いのですか?」

 

こ「私達もお燐とお空みたいなの欲しい〜っ!」

 

麟「2人にはこちらを(ゴソゴソ)ほれ、カップケーキ」

 

さ「カップケーキ…?しかも私色で出来てる…」

 

こ「私のも私色で出来てる〜!」

 

麟「さとりのは桃味、こいしはメロン味にしてみたよ。ついでに、カップケーキの意味を調べてもらえると嬉しいな」

 

さ・こ

「「カップケーキの意味?」」

 

麟「お燐、文の新聞はあるか?」

 

お燐

「ん?あるにはあるよ。今日ので良いかい?」

 

麟「おう!」

 

 

 

 

 

お燐

「さとり様〜新聞どうぞ!」

 

さ「ありがとうお燐(バサァッ)えっとなになに…?」

 

こ「〖バレンタインチョコは、それぞれ物によって意味があります〗、だって〜!」

 

さ「えっと…カップケーキ、カップケーキはと…あ、ここにあったわ」

 

こ「カップケーキの意味〖貴女は特別な存在〗だってよ?そうなんだぁ…ん?」

 

さ「特別な存在、ね…え?」

 

お燐

「…にゃ?」

 

お空

「うにゅ?」

 

 

さ・こ

「「(カァ~ッ…///)と、特別な存在ぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?///」」

 

 

麟「…(汗)」 耳キーンッ…

 

こ「はわわわわわわ!?///」 プシュー!!

 

さ「はぅあっ!!///」 ボフンッ!!

 

お燐

「さとり様!?」

 

こ「あふんっ!!」 ボフンッ!!

 

お空

「こいし様ぁぁぁっ!!?」

 

麟「あ、あはは…(汗)」

 

 

さとりとこいしにも、〖特別な存在〗という言葉は刺激が強過ぎたようだ。




化け猫にチョコは良いのかだって?ここは幻想郷だぞ、そんなもんOKだ。
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