スタスタ…
天「まったく…無礼な死神と仙人だ!」
小町
「事実を言ったまで」
天「shut up!!」
華「ちょっと貴女…どうやってここまで来たのよ!?」
天「え?山の中に仙界の入口を見つけたから、中に住んでる仙人にちょいと挨拶しようと思ってな〜?まぁ…知り合いの奴とは思ってなかったけど」
華「よ、よく見つけたわね…ここを」
天「天人にでもなれば、どんな術も封印も意味を成さん!」
小町
「へぇ…そこだけは凄いな?そこ"だけ"は」
天「もっと褒めなさい♪」
小町
(褒めてないんだがなぁ…)
天「あそうだ、外は大雨だったから身体が冷えたわ?温かいお茶でも準備してちょうだい〜♪」 ズカズカ
華「ちょちょちょ!?」
人の敷地内だというのに、天子は我が物顔で屋敷まで突き進む。傍若無人っぷりは相変わらず変わらないようで。
トクトク…
華「これは自然発酵させたお茶よ。天人様の口に合うかどうかは知らないけれどね」
天「ふ〜ん?」 ゴクッ
小町
「わざわざあたいの分まで申し訳ないね?」
華「"一応"、貴女も客人だから♪」
小町
「…(汗)」
天「ふふ、なかなか美味しいじゃないか」
華「あらそう?それはなによりだわ♪」
天「でも、麟が淹れてくれる緑茶には遠く及ばないわね♪」
華(ムッ…)
天「それにしても(クンクン)このお茶…いや、お前からか」
・華扇を見つめる
華「な、何か?」
天「「(ジッ…)修業を怠っているな?仙人だというのに三尸を滅せていない…お前からは死の匂いがするな」」
華「死の匂い?(クンクン…)何か臭うかしら…?」
小町
「…多分そういう意味では無いと思うぞ?」
華「あ…そうなの?///」
天「死神に狙われているから臭うのか…はたまたすぐ隣に死神が居るから臭うのか…」
小町
「あたいが臭いってか?」 ゴクッ
天「そういう意味では無い、ただ少し臭っただけだ」
小町
「そうかい…(カチャ)で?お前さんはなんで地上に降りてきたんだ?普段は天界に居るはずだろ?」
華「それ、私も気になってたわ!どうして地上なんかに降りてきたの?」
天「(ガシガシ)あー…実はだな」
天子は、何故自分が地上に降りているのか説明を簡潔にした。
華扇・小町
「「ブッフォッ!!w天界を追放された!?何それウケる〜!!!www」」
<アッハッハッハッ!!!
天「笑い過ぎだろ…。しっかしまぁ…これが凄く理不尽なのだよ」
華「クスクス♪追放された理由が理不尽?それまたどうして?クスクス♪」
天「…笑いながら質問するな。えっと、天界で宴をするからって準備していたのだけど、あまりにも遅いものだからお腹を空かせちゃって丹を全部食べちゃったのよ」
小町
「つまみ食いで追放されたってのかい!?アッハッハッハッ!!!こりゃ傑作だね!」
天「うっさい」
華「ちょっと待って…天人の丹って今言った!?」
天「言った」
小町
「おや、知ってるのかい?」
華「天人の丹は…服用するだけで仙人となれ、肉体は鋼よりも強靭で強固に…そして様々な術が使えるようになるという代物よ!」
天「そんな噂もあったな…全く美味しくないが」
華「貴女には効果なんて微塵も無いでしょうよ…」
小町
「何はともあれ、追放される位に貴重な物だったんだろうな」
天「はぁ…天界に戻れても、ガルム様にまた説教食らうんだろうなぁ」
華「自業自得じゃない…」
天「まっ、ほとぼりが冷めるまで地上を満喫するわ」
華「ふふっ♪じゃあもう少しお茶でも飲んでいく?」
天「そうするーっ!あ、お茶おかわり!」
小町
「あたいにもおかわりをくれ!」
華「はいはい♪」
こうして3人は、お茶をしながら普段の生活で感じているストレスを話し合ったり、愚痴を言い合ったりと…楽しい時を過ごし続けた。
…が、そのお茶会から数週間が過ぎた時
~博麗神社~
あうん
「麟さん、早く!」
針妙丸
「こっちだよこっち!」
麟「あ、あぁ…!!」
ドタドタ!!
ザザッ…!!
霊「…」
・居間で倒れている
麟「(バッ!!)おい霊夢…霊夢…!目を覚ませ…霊夢!おいっ!!」 ユサユサ…
あ「霊夢さん!」 ユサユサ
針「霊夢!ねぇ起きてよ霊夢!」 ユサユサ
霊「…」
・反応無
麟「れ…」
「「霊夢ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」」
遂に事件は…いや、とんでもない"異変"が起きてしまったのだ。
だが、この異変を起こした者は知らなかった…この一件が秘神・摩多羅隠岐奈や、幻想郷賢者達をも恐怖に陥れる…とてつもない力を…
新たなる
"支配者"
を生み出してしまう…という事を…。
You make right a just,no matter dark joke.
Fury in the dark.
I won't submit even to God.
最後の3行、意味はともかくとして…伏線と言えば伏線に近いです