華月麟の幻想記   作:華月麟

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意識不明の博麗霊夢

ドタドタドタ!!

 

バンッ!!

 

魔「霊夢!!」

 

 

 

永琳

「静かにして!今、霊夢の容体を診察してる最中だから…」

 

魔「あ…悪い永琳…」

 

麟「…」

 

霊夢が倒れてすぐの事、あうんから霊夢の話を聞いた魔理沙が駆け付けてきた頃には、麟が既に永琳を呼んで霊夢の容体を診てもらっていた。

 

永「ふむ…ふむ…」

 

麟「…どうだ、霊夢の容体は」

 

永「消化器、呼吸器、循環器、脳波、どこを診ても至って健康体そのもの…異常は一切見つからなかったわ」

 

麟「…なら、病ではないってわけか」

 

永「そうね…なんて言い表せば良いのかしら?深く眠りについているわけでは無ければ、霊的な何かによって霊夢の肉体から意識が離れている…と言うべきなのかしら?」

 

魔「霊的ってなんだよ?」

 

永「そこは何とも言えないわよ…何にしても医学的観点で言うなら、彼女に有効な治療法は存在しない(ゴソゴソ)一応、身体が腐らない用の薬を出しておくわ。目が覚める保証は一切無いけれど」 スッ

 

麟「なんだっていい、霊夢が無事ならそれで十分だ」

 

永「…貴方らしいわね、麟(。スクッ)それじゃあ私は帰るわ。お大事に」

 

スタスタ

 

診察を終えた永琳は、その場を後にしようとするが…

 

麟「待ってくれ、永琳さん」

 

永「(ピタッ)何か?」

 

麟はすんでのところで呼び止めて、永琳の足を止めた。そして…

 

 

麟「もし貴女が言ったように…霊的な何かで意識が無くなっているとする、離れてしまっていると言うなら…取り戻せる方法もあるって事なんだろ?」

 

 

霊夢の意識を取り戻す方法があるのか、彼女に問いた。

 

永「…あるとは思うわ?でも彼女本人、別の誰かの意思で目を覚まさないなら…理由を知らない第三者が口を挟むのは野暮だと思うのだけど」

 

魔「おい永琳!麟は霊夢を本当に心配してんだってのに、そんな風に言わなくても良いだろ!?」

 

永「ごめんなさい…でも、私からはそうとしか言えなくてよ?」

 

麟「別に気にしちゃいない…ありがとう永琳さん」

 

永「ええ…力になれなくてごめんなさい」

 

パタン…

 

永琳は静かに謝罪すると、博麗神社を後にした。

 

麟「…」 グッ…

 

魔「んだよ永琳の奴…ていうか、この粉薬をどうやって霊夢に飲ませりゃ良いんだよ…」

 

サーッ

 

あうん

「お湯に溶かして飲ませるとかどうでしょうか?」

 

魔「おっ、その手があったか!」

 

ズサーッ

 

針妙丸

「一応、身体拭き用のお湯も持ってきたよ!」

 

麟「すまないな2人共」

 

魔「麟、ここは私達3人に任せといてお前は少し外の空気でも吸ってこい♪」

 

麟「…頼む」

 

スタスタ…

 

パタン…

 

針「麟…元気無いね」

 

魔「そりゃそうだ…いきなり同居してる奴が前触れも泣く倒れたら、ああにもなるだろ」

 

あ「それにしても…永琳さんが言ってた事って、どういう意味なんでしょうね?」

 

魔「さぁな…私にもさっぱりだぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザッザッザッ…

 

麟「く…くそぉっ…!」 グ…ッ!

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!

 

 

 

グラグラグラ…!

 

魔「うわわわわ!?なんだなんだ!?」

 

針「じ、地震!?」

 

あ「(ガバッ!)霊夢さんだけは守らないと!」

 

 

 

麟「かぁっ…!!!」 ドンッ!!

・やるせない感情を爆発

 

 

 

ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

 

 

 

グラグラグラ…!!

 

魔「(ピクッ…)違う…!こ、この揺れは地震なんかじゃない…麟の力が博麗神社の地面全体を揺らしてるんだ!」

 

針「な、なんだってーっ!?」

 

あ「じ、じゃあこの揺れは…麟さんの力で引き起こされてるものなんですか!?」

 

魔「としか言いようが…!」

 

 

 

 

 

 

 

麟「ぬうぅぅぅぅぅぁぁぁぁぁぁぁぁっ…!!!」 ギャウゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

 

 

 

 

 

ゴロゴロゴロ…

・空模様が悪くなっていく

 

 

 

ポツ…ポツ…ポツ…

 

 

 

ザァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ…!!

・突然の雨

 

 

 

ピシャッ!!

・落雷発生

 

 

 

 

麟「くそっ…!くそっ…!くそっ…!どこのどいつがこんな事を…!!!」 ギャウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「くそったれがぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」」グォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!

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