花見を終えてだいぶ時間が経ち、晩御飯の時間帯になった。
麟「ありゃま、もうこんな時間になったのか」
部屋にぶら下げられていた時計の針は6時過ぎくらいになっていた。
幽「少し早いけどお夕食にしましょうか!妖夢、準備をお願い」
妖「はっ!」 シュッ
相変わらず、命令聞いてから行動に入るまでの動作に無駄が無さすぎる…。咲夜といい勝負になるんじゃないか?なんて、くだらない事を考えながら夕食が出て来るのを待っていた。
幽「麟♪」
麟「ん?」
幽々子さんに呼ばれて振り向いた。
幽「こっち来て?」 チョイチョイ
麟「へーい(スタスタ)で?なんでしょうか?」
幽々子さんのすぐ傍に移動し、座った。
幽「膝枕してあげるわ!」 グイッ!
・腕を引っ張り、麟を寝かせる
麟「うお!?(ドサッ)…いきなり引っ張らないでくださいよ」
いきなり俺は腕を引っ張られ、幽々子さんの膝枕で寝転がっているという場面が出来上がった。
幽「ふふ♪貴方は可愛いわね♪」 ナデナデ
そう言いながら優しく俺の頭を撫でてくれた。
…凄く落ち着く。昔を思い出すくらいに。
麟(懐かしいな…幻想入りしたての頃、紫さんが俺に膝枕をしてくれて、よく寝てたっけな…)
「言っていいかは分からないですけど、いい匂いが幽々子さんからして落ち着きますよ」
こういうのってセクハラ発言になるかなぁ…?
幽「あら、私は特に香水とかはつけてないのよ?」 ナデナデ
麟「んじゃ、何なんでしょうね?へへっ♪」
よかった…特に今の発言は気にしてないみたい。
俺は凄く落ち着く時間を過ごしていた。
誰かに膝枕をしてもらうのなんて久しぶりだったから。
ガラッ
妖「麟さん、幽々子様、食事の用意が…すみません、お邪魔でしたでしょうか?」
あ、妖夢に見られた。はっずかしい!!///
麟「え///いや、あの///」 カタコト
幽「気にしなくていいわよ妖夢。さぁ、夕食にしましょう?麟」
妖「はっ!」
麟「はい…///」
(やっべ、すんごい恥ずかし…。緩みきった顔、見られてないかな?)
俺は自分が、他人に見せてはいけない顔をしてしまったのでは無いかと心配になった。まぁ…誰も気にないよね?
~居間~
机の上には豪華な和食料理が並んでいる。
麟「おお〜!!」 キラキラ
俺はあまりにも美しい光景に目を輝かせていた。洋食も悪くは無いけど、やっぱり和食の方が俺的には好きだったりするな。
幽「さぁ、好きなだけ食べなさい麟♪妖夢も一緒に食べましょ?」
麟「はーい♪」 ストンッ
妖「よろしいのですか?私も一緒に食べても…」
幽「今日は妖夢を色々と振り回してしまったから、それのお礼も兼ねてよ♪遠慮しないで♪」
妖「は、はい!」
幽「それでは…」
その一言で俺と妖夢も手を合わせた。
幽・妖・麟
『いただきます!』
いただきますを言うと、俺は妖夢が作ってくれた料理を食べようとした。
麟「あ〜♪」
幽「ふふふ…」
「「「麟!!食べてはダメよ!!!」」」
ズガァァン!!
バチィンッ!!
麟「うお!?」
急に白玉楼の庭から大声が聞こえたかと思えば、俺が手に持っていた箸を誰かの弾幕が弾き飛ばした。