ケタケタケタケタ…
ズン…ズン…ズン…
ゆっくりと2人の方向へと歩みを進める亡骸達。
天「麟!早くやらないと私達がやられるぞ!?」
麟「言われなくても分かってる!」 バッ!!
「「バスターライフル!!」」 パァァ…
ジャキンッ!!
・両腕に所持
「「ヴェスバー!!」」 パァァ…
ジャキ!!
・腰部に装備
「「ファンネル!!」」 ビ・ビ・ビ・ビ!!
・6基のファンネル射出
麟「(ガキンッ!!)エネルギーイン!!」
ブゥ・・ン…
キィィィィィィィン…
麟はバスターライフルを連結させ、バスターライフル、ヴェスバー、ファンネル6基、全ての武器にエネルギーを充填し始めた。この3つを同時に使い、迫り来る亡骸達を全て殲滅しようというのだ。
ズン…ズン…ズン…
亡骸達はもうすぐそこまで迫り始めている。
キィィィィィィィン…
天「麟、まだ貯まらないのか!?」
麟「もう少しだ…もう少しで…!」
ピコンッ…!
カッ!!
Full charge
麟「きた…!」
数分程かかったが、ようやくエネルギーが充填された。
天「よぉし、撃てぇっ!!」 ビシッ!!
麟「FIRE!!」
FULL BURST!!
キィィィィィィィン…ブァオッ!!!
ドウッ!!!
ケタケタケタケタ…
キィィィィィィィィィィィィン…!!!
ズァウォッ!!!
・飲み込まれる亡骸達
ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…!!
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
天「す、凄い…!」
麟「はぁ…はぁ…はぁ…」 ガクッ…
麟の新技〖フルバースト〗のよって、今まで迫り来ていた亡骸達はものの一瞬で全て殲滅されていた。残っているのは彼が放った一撃の痕と、かすかに残る亡骸達の欠片のみだった。
これだけで、フルバーストという技はとてつもない威力を放つ事が出来る大技だという事は分かるのだが…
天「よし、これで先に進めるな!なあ麟…(チラッ)って!?」
麟「はぁ…はぁ…はぁ…」
その反面、彼自身の体力をごっそり消費してしまう大技という事も判明した。
天「だ、大丈夫か!?」
麟「あ、ああ…(フゥ…)急いで先に進もう…!」 スクッ…
天「で、でも少し休んだ方が…」
麟「今は少しでも速く霊夢を救う事が先決だ…!」
天「わ、分かった…!でも、無理だけはするなよ?」
麟「ああ…!」
フワァァァァ…
亡骸達を彼らは急いで霊夢の元へ向かおうとした瞬間…
『イ・バ・ラ・キ・カ・セ・ン・・・』
麟「(ピク)…ん?」 クルッ
なんとも弱弱しい声が…かすかに聞こえた。
シーンッ…
麟(気のせいか…) クルッ
振り返ると、聞こえたであろう声は聞こえなかったので先へ進もうとすると
『イ・バ・ラ・キ・カ・セ・ン・・・!!』
『イ・バ・ラ・キ・ド・ウ・ジィ・・・ッ!!!』
麟「気のせいじゃない…!」 バッ!
やはり、もう一度その声は聞こえた。今度は強い怨嗟が込められた叫びのような声だった。
シーンッ…
麟「…」
天「麟、どうかしたのか?」
麟「いや…なんでもない」
天「そうか、なら早く行こう!」
麟「ああ…」
ギュアァーン…!!!
一方霊夢は
ガキンッ!!ガキンッ!!ガキィンッ!!
ドガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!
ズザザザァァァァッ…!!
霊「くうっ…!」
ズン…ズン…ズン…!!
華「博麗霊夢の本気はその程度か?」
今まで世話になっていた華扇に一種の情があり、上手く戦えていなかった。
霊(まだ私の中で、あいつを倒したくないという迷いがある…でも、あいつを倒さないと華扇は自由になれない…!)
華「来ないのか?ならば…これで終いにしてやろう!」 ドウッ!! ギャンッ!!!
グオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!
霊「っ…!?」
華「死ね!博麗の巫女!」 グアッ!
霊「くっ…!」
華「はぁ!!」 グォッ!!
霊(バッ!!)
ドゴォッ!!!
パラパラ…
華「…ほう?」
オォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ…!!
霊「華扇…!」
・本気モード
遂に迷いを断ち切った霊夢は、今持てる全ての神力を解放した。
華「それがお前の全力か」
霊「もう迷いはしない…!この一撃で、お前をもう一度封印する!!」 バッ!!
「「神霊〖夢想封印〗!!」」 カッ!!
グオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!
華「…!」
ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!
霊「…ごめん」 ポロ…ポロ…
夢想封印に飲み込まれた華扇を見つめていた霊夢は…悲しみとやるせない感情が混ざり合った謝罪を華扇に向けて、大粒の涙を流しながらそう言い放った…。